東京オリンピックとコロナ 2021年7月30日(金)の学級日誌

7月30日(金)
 今日は令和3年(2021年)7月30日。去る23日に始まった「東京オリンピック2020」第8日目でした。日本の金メダルは17個となり、これまでに経験したことのない最多のメダル数となって大きな盛り上がりをみせています。一方では、第5派ともされる新型コロナ感染者数の急増があり、昨日、初めて全国で1万人を超えました。そして、来週にも大阪を含む4府県に、またもや緊急事態宣言が発出される手続きが進行しています。このような世情の中で、本日の「市岡日本語教室」は催されたところです。

 日本語教室の活動場所である港区民センター会議室に置かれたテーブルを、使用前にボランティアが消毒したうえで、テーブル上に透明で厚手の仕切り板を立て、来場者には検温、手指消毒を励行してもらいマスクの完全着用で学習支援に取り組んでいます。

 参加者の状況は、学習者が全体で10人ほど、学習支援ボランティアは20人ぐらいだったと思う。本日の日誌担当である4班の状況は、学習者1名でボランティアが5名でした。本日唯一の学習者であった女性Rさんは、とても日本語学習に熱心な方で昨年12月にN2に合格し、今年の12月にN1合格を目指して準備しているところです。これまでに日本語学校で学んだことがなく、全て独学とのことです。N1受験についても、昼に働いて週に一度の市岡日本語教室に出席し、自宅学習を重ねて備えたいとの意志を示しているところです。ところが来週から緊急事態宣言が始まれば、港区民センターは、また休館となることが予想され、地域での日本語学習は休止となってしまいます。

 東京では7月12日から緊急事態宣言下にありますが、感染者数は減少せずむしろ増加しており「緊急事態宣言」の効果は疑問視されています。(東京の感染者数:7月12日宣言時502人→7月30日3,300人)それでも他には打つ手がないのでしょう。

 このような状況であり、7月30日の市岡日本語教室では学習の最後に本会の代表から次のようなコメントがありました。「8月中の活動は困難なこともあるので、休止する場合がありますが、状況は変わり得るので市岡日本語教室のホームページやLINEでの連絡に注意してください。」とのことでした。今しばらくは耐え忍ぶ時間が続くようです。同時によく言われることですが「コロナ後の活動」について、予めの検討も求められているのでしょうね。
(4班 Kさん)

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