2023年8月18日(金)
前日の17日(木)はオーク広場の盆踊りがありました。その翌日にもかかわらず大勢の学習者の方々が来てくれました。
今回、ヴェトナム出身のTさんを担当しました。彼は来日4年半で日本語も上手です。漢字の読みをもう少し習いたいのと、スムーズに会話できるようになることが希望だそうです。
先日のボランティア研修で教えて頂いた「つなひろ」を使ってレベル2にある挨拶の仕方を練習しました。まず、ナレーションを読んで頂きイントネーションの違いを確認してもらいました。外国の方はやはり日本語の「う」をどうしても短く言ってしまう傾向があるようです。スムーズに読めるようになった後、それぞれ二人で場面設定をして同僚、上司、部下などロールプレイングをしました。挨拶をした後のちょっとした返事が難しかったようです。例えば、上司に「おはようございます」と言って、上司が「おはよう、今日は涼しいね」と返された時、後を続けるのに戸惑ったようです。「そうですね、台風が逝った後ですから」などの言い方の例を挙げました。
若い頃ヴェトナムの留学生と知り合ったのを思い出しました。皆でお祭りに行ったとき的当て(コルクの弾を空気銃で撃ち動いている的に当てるゲーム)で我々は十発のうち一発ほどしか当たらないのに彼は百発百中、どうしてそんなにうまいのか聞いたら「軍事訓練があったから」という返事でした。当時はまだヴェトナム戦争の余韻があり、「ヴェトナム戦争は厳しいんだ」と思ったことを覚えています。
また、ヴェトナム人、ブラジル人、パキスタン人、私でマージャンを囲んだとき、我々はおにぎりやお菓子を食べたり飲んだりしていましたが、パキスタン人だけ一切口にしませんでした。夕方になってしきりに窓を気にして日が暮れてから食べだしたので、「何で?」と聞いたらラマダンでした。
彼らは今どうしているでしょう。
(4班 Kさん)