ボランティア研修会(2) 8月3日の学級日誌

8月3日(金)
先週に引き続きボランティア研修会に出席しました。先週は、班ごとに日頃の学習についての話し合いを行い、今週は、各班の内容を発表し、教室全体で共有しました。
学習者に継続して来てもらうためにはどうしたらよいのか、ということが共通した最大の課題であるように思えました。そのためには、会話のきっかけとなるような話題を準備しておくことも必要ではないか、例えば、学習者母国についての情報を予め持っておくなど。
また会話をする際のボランティア側の姿勢について、笑顔を絶やさず、相手の話を根気よく聞く聞き役に徹する、特に初回学習者に対しては、まず不安を取り除いてあげる。
市岡日本語教室とは、どのような場所であるのか、ということについて考えてみました。
外国人が日本で生活するための手助けをする場所ではないかと思います。初めて日本に来て、よく分らない言葉(日本語)が飛び交う中で生活するのは不安なものだと思います。そんな外国人が不安を解消するために、まず少なくとも日本語が分るようになりたい、日本人の言っていることが聞ける、日本語で書いているものが読める、さらに自分が思っていることを言える、伝えたいことが書ける、それができるようになりたいと思い、市岡日本語教室にやって来ているのであれば、その手助けができる場所でなければならないと思います。これはひとりひとりの努力だけでできることではないと思います。市岡日本語教室全体で共有した目的意識を持って取り組んで行かなくてはできないことだと思います。そのためにも今回のような研修会は大変有効だと思います。
学習者が、ボランティアとの相互信頼関係を築くことができ、安心して毎週来られる、来たいと思うような市岡日本語教室にしていきたいと思います。
(1班 宮本さん)

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