よりよい学習のために(夏期研修まとめ)

1.学習者の定着をはかるために
・学習者が一人でいる場合、できるだけ、空いているボランティアが声掛けをする、絶対に一人にさせない。
・「聞き手」に徹する。学習者に話せるようにしむけて「聞いてもらえる」印象を持たせる。ボランティアが話す量を減らして、できるだけ学習者に話してもらう。
・相手が喜んでいないときは繰り返し、しつこくしない。
 ・「来週は~~~を教えてね」等声かけをし、覚えておいて先週の復習もかねる。
 ・導入会話は、国や両親の話、食べ物の話題で、学習者の希望を聞き取っておく。
 ・全くの初学者に関しては、最初は媒介語のできる人があたる。
 ・初級学習者はできるだけ同じボランティアが対応する。

2.教え方の工夫
・初心者には絵やイラストが多い教材、視覚教材を使う。「にほんごこんにちは」のイラストなどは初心者に使える。      http://osakademanabu.com/about/nihongonokyouzai
・文字を覚えるのが苦手な人には、まず、音から教える。生活に必要な語彙から教える。
・撥音、促音は 手をリズムをとって教える。
・質問の回答がわからない場合は、翌週にきちんと対応する。
 ・母国の地図を用意しておく。
・NHKのnews web easyのサイトを利用。https://www3.nhk.or.jp/news/easy/
・おすすめ教材 「新完全マスター 語彙 日本語能力試験」 スリーネットワーク
http://www.3anet.co.jp/ja/1259/
・能力試験対策に不安があるときは、学習者と一緒に徹底して問題集をやる。

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