日本語の格助詞:理論と実践 2020年8月7日(金)の学級日誌

8月7日(金)
本年(2020年) 3月に予定されていたボランティア研修が、7・8月に変更して実施されました。(新型コロナウイルス感染症防止のため、2月28日から5月29日まで本会の活動は休止されており、6月の準備期間を経て7月3日に活動再開となった。)
ボランティア研修 第1日は、先週7月31日に開催され、テーマ「日本語ボランティアの心得」でした。本日は、第2日でテーマは「日本語の格助詞:理論と実践」です。
講師は、両日とも「伊賀日本語の会テクニカルアドバイザー 船見和秀 氏」。今回の研修参加者約20人。研修内容については、前回のように別途「まとめ」が作成されると思うので、研修の印象や感想を書くことにしようと思います。

1.今回のテーマは「格助詞」ですので、先ずちょっと復習します。格助詞は、名詞に付いて、その成分(名詞+格助詞) の述語との関係を示します。格助詞は、「が、を、に、で、と、へ、から、より、まで」の9つあって、文の骨格形成上の必要不可欠な要素とされています。

2.助詞を勉強したい希望をもっている学習者さんがいて、その方の弱点として「単語はよく分かっているけれど、文型や例文にもっと親しむことに努力が要ります。」と話し合ったことがありました。本日の研修では、実践面において用例を獲得することが、その決め手になると改めて思いました。

3.前回(第1日)の受講アンケートの感想文にもありましたが、繰り返し学習しないといけないなあ、という感想です。一度勉強したら忘れることなく覚えている人は稀だろうと思います。関心がある分野の知識は、何度も繰返して学び直すことのたいせつさを感じています。
ここ数年、国際学部や文学部で日本語教育に関する科目を一般にも開講しているところで若い学生に混じって科目履修していましたが、できれば継続していきたいと思っています。

来週はお盆休みで、次の活動日(日本語学習の日)は、8月21日です。
(4班 Kさん)

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