10月27日(金)港区民センターの1階和室で「茶道体験」を開催しました。学習者さん達はいつもの日本語教室の喧騒から離れ、初めてのお点前を静かに見たり、動画を撮ったりしていました。
見学が終わったら、お菓子を食べて自分でお茶を点ててみましょう!です。今年のお菓子はハロウィンが近かったのでカボチャの形の顔があるお菓子。食べる前に皆さんに激写されていました。
お菓子が食べ終わったら、さあ始めましょう!
茶筅でシャカシャシャカと手首を使って泡立ててみるのですが、これがなかなか難しい。妙に力が入ったり、茶碗に茶筅を叩きつけてしまったり。泡が少ないと苦味が強いし、やりすぎるとお湯が冷めて泡立たない…苦いお茶を飲んだ方もたくさんいたと思います。それでもいつもと違う部屋での体験学習、楽しんでくれていたと思います。
ここからは準備をしたイベントBと協力者の皆さんのお話。
しっかりしたものを見せたいと、着物を着ている3人は何度も練習してくれたそう。着付けができる元ボランティアさんが駆け付けて来てくれました。お茶碗、茶筅など道具や、それを洗ったり拭いたりするものを、レンタル業者のようにたくさん持って来てくれました。
当日は和室を掃除して掛け軸を掛け、お花を生けてお湯を沸かし茶碗に抹茶を入れる。大阪港にあるお菓子の静月さんが、わざわざ配達してくれたお菓子を取り分ける。2Fの部屋で申込者を呼び込み、人数を調整して連れてくる。
もっともっとたくさんあります。
こんなに大変なんですが、皆さん「今年は茶道体験、できるね!学習者さん、喜ぶといいね!」と4年振りの開催を喜んでくれました。こんな仲間とだから長年続けてこられたんだと実感しました。
イベントは係の人だけではできません。
興味があれば是非声を掛けてくださいね!
(イベントB Oさん)
【茶道体験動画】 ←クリック
毎回、これまでは学習者とボランティアが一緒に「お茶」に参加できていたと思うが、今回、ボランティアは「お茶」の場から排除されて室に入ることができなかった。
学習者との話題にもなるし、担当学習者の写真も撮りたかった。ボランティアだって誰でも茶道をやっている訳ではないから、良い経験になる。
お点前を所望しているのではなく、学習者の体験に立ち合いたかった。閉鎖的な行事にならないようにお願いしたい。
ボランティアは、担当学習者のお茶体験中、学習室で雑談するか他の暇つぶしをするしかない。 以上