Category Archives: 学級日誌

ミャンマーのKさんと🇲🇲 2025年1月10日㈮学級日誌

2025年1月10日㈮
今日はミャンマー出身のKさんとミャンマーの食べ物、服装、名所旧跡などについて話をし、日頃実感する事があまりなかったミャンマーの国情について理解を深める貴重な機会となりました。日本語学習を通して異文化交流できるのはとても楽しいです。Kさんは先に日本で暮らしていたお姉さんに進められ日本に来て働くようになったとの事。将来はミャンマーでレストランを開店したい夢をお持ちです。とても和やかな雰囲気の中で日本語を学んで頂く事ができて良かったです。会話の中で日本語の単語(例:「工事」)をご理解頂くのに結構苦戦し、自らの日本語の意味の伝え方の拙さを認識する機会にもなりました。これから、日本語の伝え方をもっと上手にできるよう工夫努力していきたいと思います。

(3班 Iさん)

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12月の学習状況 2024年12月27日(金)学級日誌

2024年12月27日(金)
12月の27日は、お正月を迎える準備のため教室はお休みです。また1月3日もお正月のためお休みになり、2025年の新年の学習は10日からになります。

新しい2025年は、戦争や争いのない平和な地球になるための第一歩でありたいですね。学習者やボランティアの皆さんにとって、新しい年が希望にあふれていることを願っています。

12月の学習は3回で、延べ学習者は70名(1回平均23.3名)、延べボランティアは101名(一回平均34.3名)でした。急激な寒さによるインフルエンザの流行が、学習者が少なかった要因の一つと考えられます。来る新しい年には、寒さにもインフルエンザにも負けずみんなで頑張って勉強してゆきましょう。

一方 オンラインでの学習は4回で、延べ学習者は9名(1回平均2.3名)延べボランティアは14名(1回平均3.5名)でした。

皆さん 良いお年をお迎えください。

(教務 Aさん)

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お雑煮とお国自慢と 2024年12月20日(金)学級日誌

2024年12月20日(金)
 今日は今年最後の活動日。少し学習した後は「お国自慢」のイベントがありました。

 中国のCさんとの学習。先週末の「料理交流会」に参加されていたので、お雑煮とお餅の話をしました。
 近くに座っている人にもそれぞれのお宅のお雑煮を教えていただきましたが、白味噌におすまし、お餅を焼く/焼かないなどみんな違っていました。おかげで、家庭の数だけパターンがあることを実証したような形になりました。
 また、中国のお餅は米粉に水分を加えて捏ねたものを成型し、蒸して作るそうです。日本みたいに餅つきはしないとのことでした。

 「お国自慢」では、みなさん上手にまとめられた資料をもとに分かりやすく発表されていて楽しませていただきました。2班からもインドネシアのAさんがお料理を紹介してくださいました。いつか行ってみたい場所、食べてみたい料理がどんどん増えていきます。資料の準備や発表の練習、スタッフ側も機材準備、司会やパソコン操作などお疲れ様でした&ありがとうございました。

では、みなさん良いお年をお迎えください。

(2班 Yさん)




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天保山商店会 餅つき大会 2024年12月15日(日)学級日誌

2024年12月15日(日)
あっという間に年末ですね。今年も港区餅つき大会に参戦させていただきました。 台湾でもお餅を食べる風習はありますが、食べ方や食べる時期は日本と異なります。 日本ではお正月に欠かせない食べ物としての存在ですが、台湾では割と日常的に食べています。 また、日本ではきな粉、大根おろしと醤油などをつけて食べますが、台湾ではピーナッツ粉やすりゴマをつけて食べるのが定番です。 初めて大根おろし醤油と一緒に食べた時は衝撃的で、正直に言うと10年以上経った今も慣れませんでした。個人的な感想ですが… 毎年、このように地域のイベントに参加させていただき、外国人である私にも地元ができたように思います。来年は、誘われなくても勝手に行かせていただきます!

(2班 ブルーさん)

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同じ時代を生きる仲間として 2024年12月13日(金)学級日誌

2024年12月13日(金)
 毎週、市岡の教室に向かう私のこのワクワク感は何だろう。この感情の理由は、2024年5月10日に出会った中国・上海出身のSさんとの交流と学びにあります。Sさんとの出会いを通じて、私はボランティアとしての自分が支えられていることを痛感しています。

 Sさんは2023年4月に来日し、日本の介護制度や福祉用具について学ぶため、凄い行動力を持って、さまざまな活動をしています。たとえば、京都、奈良にある神社、寺院を訪ねて歴史や文化に触れたり、全国各地の施設見学や研修会に意欲的に参加しています。熊本、東京、名古屋など、幅広い地域を巡るパワフルな行動力に、私は毎回感嘆しています。また、新たにものごとを学びとろうとする、ひたむきな姿勢に、心からエールを送りたくなります。

 Sさんは、自身の経験や考えを文章にまとめ、毎週私に見せてくれます。たとえば次のような内容です。①電動ベッドの使い方に関する研修の感想、②東京国際福祉機器展に参加しての感想、③介護事業者の倒産増加に関するニュースへの意見、④闇バイトの問題についての考察などです。こうした内容からも、Sさんの真剣な学びが伝わってきます。

 現在、Sさんは福祉用具関連の会社への就職をめざして、就職サイトのエージェント(担当者)との面談を何回か行っています。しかし、大阪での求人は非常に少なく、自動車免許が求められることもハードルになっています。また、日本の就職サイトへの不満や、外国人向けサイトの求人が東京に集中していることなど、さまざまな壁に直面しています。それでも、Sさんは面接練習のため、東京の仕事に関する面接をいくつか受けています。

 面接では、エージェントの話し方が非常に速く、Sさんもつい早口になってしまい、言葉がうまく出なくなってしまうことがあったといいます。また、「褥瘡(じょくそう)」という言葉を話した際、エージェントがこれを知らず、Sさんが「この言葉は「床ずれ」とも呼びます」と説明したところ、ようやく理解してもらえる場面もありました。

 Sさんのひたむきな姿勢に、私は深い感銘を受けています。同じ時代を生きる同士であるという想いをもって、共に学び、高め合える関係でありたいと願っています。

(1班 Gさん)

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11月の学習状況 2024年12月6日(金)学級日誌

2024年12月6日(金)
11月は学習会場の確保ができずに休みになったり、急な会場の変更があったりして、学習者やボランティアの皆さんにはご迷惑をおかけしました。

17日に行った堺への遠足では少し紅葉には早かったですが、世界一の面積を誇る大仙古墳(通称仁徳天皇陵古墳)を市役所の高層階から眺めたりして、楽しいひと時を過ごせたのではないかと思っています。

11月の学習は4日で延べ学習者数は120名(1日平均30名)、延べボランティア数は135名(1日平均34名)でした。11月は会場の変更等で学習の半分が朝潮橋の近隣センターだったので、学習者が少なくなったように思います。

12月は15日の日曜に天保山商店街での餅つき大会に参加しますので、興味のある方は担当ボランティアにご連絡ください。

オンラインでの学習は4日で延べ学習者数は9名(1日平均2.3名)で、内 海外の学習者は4名でした。また延べボランティア数は18名(1日平均4.5名)でした。

(教務 Aさん)

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連声と連濁 2024年11月29日(金)学級日誌

2024年11月29日(金)
中国からの学習者のTです。この度、学級日誌を書かせていただきます。
2022年4月に家族3人で日本に転居しました。同年8月から、妻の勧めで毎週市岡日本語教室に通い始めました。その時から、4班のK先生にご指導いただいており、これまでに2年半が経ちました。

今週の日本語教室では、ずっと悩んでいたことについてK先生にお聞きしました。それは、日本語の文章を読む時に「清音」と「濁音」をよく間違えてしまうことです。言葉が連続するとき音が変化する場合があります。連声や連濁の言葉が出ました。どんなときにそれが起こるのかについて、今後勉強していきたいと思います。外国人である私は、その規則を学びたいです。
K先生は「日本人は文法や文型を意識して話しているのではないから、その時に出た言葉をそのまま覚えた方が良い。」と言いました。
また、外国人にとって枚や本などの単位がつく場合の数の表現も難しいと感じています。
長年日本語を勉強しているのに、これらの読み方は今でもうまく区別できません。小学生の娘の方が私よりもよく理解しています。

自分の目標「日本人のような日本語を話すこと」は、やっぱり簡単なことではないです。
これからも頑張ります。
教室の皆様、よろしくお願い致します。

(4班 Tさん)

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ボランティアのK先生からの一言:
「Tさんは、日本語能力試験を受けないようですが、N1の実力があるのではないかと思うほど日本語ができます。
一週間のできごとや世間で起こった事件などを書いて、金曜日に報告してくれます。時々訂正する個所もありますが、良くできていると感じます。
奥さんと子どもさんの3人で、毎週市岡日本語教室に参加しています。」

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連声【れんじょう】
国語学の用語。おいて,〈ン〉,〈ツ〉の次にくるア・ヤ・ワ行音がマ・ナ・タ行音に変化する場合をいう。たとえば,〈あんおん(安穏)〉が〈あんのん〉,〈せついん(雪隠)〉が〈せっちん〉,〈さんい(三位)〉が〈さんみ〉,〈ぎんあん(銀杏)〉が〈ぎんなん〉など。〈ン〉の音がマ行音に変化するのは,平安時代には漢字音のおわりの〈ン〉にnとmの区別が保たれていたため。こうした音変化は和語の中でも起こり,謡曲や歌舞伎の時代物のことばに現れている。

連濁【れんだく】
2語が複合して1語となる場合,後続語の語頭の清音が濁音化する現象。谷川(たにがわ),信ずる,鉱山(こうざん)など。漢語の場合はカ,サ,タ,ハ行音に韻尾〔n〕〔m〕などが先行すると,それぞれガ,ザ,ダ,バ(またはパ)行音に転ずるのであるが,今日ではこの原理がはたらかなくなっていることもある。日本語において,どんな場合に連濁が起こるかは必ずしも一律にはいいがたく,時代・場所によっても異なることがある。

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秋の遠足🍁 2024年11月22日(金)学級日誌

2024年11月22日(金)
中国からの学習者Sです。去年日本へ来て、現在は留学しています。日本へ来たばかりの時には、あまり話せず、話が通じないことが多くありました。日本語を上達させるために、こちらの日本語教室へ来ました。初めての時は、少し緊張していますが、先生と一緒に様々な話題を話すうちに、緊張感がなくなり、とても楽しいと感じました。参加するほど、たくさんの先生たちと交流し、日本の社会や文化、また、母国のことについて話し合って、これまで知らなかった知識や文化をたくさん教えてくれました。楽しみながら自分の視野が広がり、異文化コミュニケーションの魅力を実感しています。

先週の日曜日に初めて遠足を参加しました。堺市は前に行ったことがなかったので、楽しみにしていました。世界遺産の古墳を訪れ、歴史のことをもっと知りました。さらに、日本庭園で散歩して、少し寒くなるので、一部の紅葉が赤くなってきました。それがとても綺麗だと思い、たくさん写真を撮りました。昼ご飯は広場の芝生でシートを敷いて、みんなと一緒に喋りながら食べました。見た景色や遠足の感想を話し合い、楽しい時間を過ごしました。午後は堺市の博物館や自転車の博物館に行って、様々な歴史の知識を増えました。そして、堺市役所の展望ロビーから町の景色が一目で全て見えて、高いところで古墳を眺めると、また違ったおもしろさを感じました。


今回の遠足は本当に楽しくて、先生たちと話しながら美しい景色を楽しむことができて、素晴らしい体験でした。

(3班 Sさん)

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言葉から異文化を感じる 2024年11月15日(金)学級日誌

2024年11月15日(金)
今日は中国出身の学習者の方と日本文化について話し、とても有意義な時間を過ごした。同じ漢字でも発音が全然違ったり、意味が違ったりすることに改めて気づき、言葉の面白さを実感した。自分も日本語を学び直すいい機会だなと思い、言語に対して興味が湧いた。また中国語から見る日本の文化や言葉の違いを直接聞くことができる貴重な機会だと感じ、自分自身ももっと日本文化を深く学びたいと思った。言葉を通じて異文化を感じられることは、やっぱり面白いなと改めて感じた一日だった。

(2班 Tさん)

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10月の学習状況 2024年11月1日(金)学級日誌

2024年11月1日(金)
10月は茶道の体験会があり、日本文化の一端に触れていただきましたが、11月も17日に堺方面への遠足があり、日本の古代の歴史に触れていただくことができると思っています。

10月の学習は4回で、延べ学習者は201名:(1日あたり50名)延べボランティア数は144名(1日あたり36名)で、毎回いっておりますがボランティアが大幅に不足しています。現在のボランティアの方にはできるだけ予定を調整していただき、参加していただくと共に、知人で興味のある方がおられれば声をかけていただいて、参加していただくような活動も宜しくお願いいたします。

オンラインの状況は、学習回数は5回延べ学習者は15名(1日あたり3名)延べボランティア数は21名(1日あたり4.3名)でした。

(教務 Aさん)

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