Category Archives: 学級日誌

椅子ってポジションのことと答える学習者はさすが

とうとう今日は30分遅刻してしまいました。
仕事の都合上またきっとこんな事があるかもしれません。
でも今日はちゃんと代わりのボランティアの方が担当してくださっていて、ホッとしました。
ところで、1級検定のテキストは“ツワモノ”です。
例えば“梢”や“枝”の正確な意味は?“あの人は教授の椅子を狙っている”など。
でも、椅子ってポジションのことと答える学習者はさすがでした。
(I.M.さん)

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自分の趣味を伝えようとする積極的な気持ちが伝わった

今日、一緒に勉強した学習者はインドネシア人の青年でした。
彼は、来日してまだ二ヶ月あまりなので、日本語の学習経験も少ないようでした。
一生懸命覚えたんだろうなあ、と思われる自己紹介から今日の授業が始まりました。
彼はまだ日本語の知識が少ないから、自分の好きなことなら話せると思って趣味は何?と質問しました。
その質問を最初にして正解だった!と思いました。
なんせ、趣味の話で今日の授業が終わるほどでしたから。
彼はとても音楽が好きで、好きな日本のバンドや自身のバンドのことなどをいろいろ話してくれました。
私も彼の好きなバンドを知ってたから、話が盛り上がりました。
ただ音楽の話をするだけでも、数字や形容詞の勉強ができたし良かったと思います。
時折、自分の言いたいことを日本語でどう言うのかわからなくて困っていましたが、絵を書いたり、ジェスチャーで手助けすれば理解しあえました。
とにかく、彼が自分の趣味を伝えようとする積極的な気持ちが伝わったのが嬉しかったです。
(Rioさん)

  今日は学習者が欠席。
そんな待機者が3人、マンツーマンの組に加わりました。
合わせて4人の女性ボランティアに1人の男性学習者、始めは学習者の緊張が伝わってちょっと後ろに下がって見学と決め込みました。
そのうち笑いも取れたのを見はからってどっぷりと仲間入り。
和やかな雰囲気(私の勘違い?ではないと思うけど・・・難しいなぁ~、学習者のプレッシャーにならないようにするのは!)で時間が流れていきました。
今日も、また新しい出逢いがありました。楽しかった!
(I.M.さん)

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ハイレベルな日本語に私たちはタジタジ

びっくりしました・・・
  インドネシアのブラクティさんは日本語に何の不自由もない今年4月に来日の短大生です。
それもそのはず、検定1級を目指して勉強中と言うことです。
予定では試験に向けて勉強のお手伝いをするとしていましたが、ご本人の希望で普段の会話を楽しむことになりました。

学校では留学生だけのクラスのせいもあって日本人と日本語の会話もほとんどないのが彼女の悩みです。
そんな訳で学校のこと、家族のこと、きれいな日本語で時々間違いがあるとその都度直していきました。
例えば助詞の使い方など。
また、こちらも自由に話す中で「辞書の字が小さくてカツカツ見えてる」とか「名前を口うつしで教えて」とか・・・ 
彼女も面白がっていくらでも質問をしてきてくれるものですから通学している校名の白鳳を使って漢和辞典と国語辞典を引き比べたり。
びっくりしたのはもう前に国語辞典で引いていて鳳は大鳥しかなかったって言ってみたり、テレビで“トッパラウ”って言ってけど辞書には載ってなかったなんて言い出したこと。
ハイレベルな日本語に私たちはタジタジでした。
 (I.M.さん)

  今日はインドネシア出身の青年を担当しました。
先週も他のインドネシア人を担当しましたが、彼らはIMMという事業団の研修生です。
普段は金属塗装関係の仕事をしているそうです。
私達は自己紹介から始まり、仕事や休日の過ごし方など、たわいのない話で盛り上がりました。
彼はとても積極的に色々な話をしてくれました。少し間が空いても、私のほうから質問すれば必ずおもしろい返事が返ってくるので、会話するのが楽しかったです。
彼のほうも楽しんでくれてたようで、安心しました。
当初は、本格的に日本語文法などを教えなければならないのか・・・と心配していましたが、実際は会話重視の授業なので、とても気楽な姿勢で取り組むことができます。
何気ない会話の中にも、国の経済情勢や宗教、国民性を知ることができ勉強になります。
今日は、インドネシア語を少し教えてもらいました。
収穫!収穫! 
(Rioさん)

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市岡日本語教室に地球人大集合!

今日、市岡日本語教室の開校式に参加しました。
時間になっても式はなかなか始まらず、私は、入室してくる人々をぼ~っと眺めてました。
日本人・日本人・外国人・日本人・日本人・日本人?・外国人・外国人?・日本人。 
大幅に遅れて、ぞくぞくとやってくる地球人たち。みんなの顔を眺めていたら、一体、誰が日本人か外国人だかわからなくなってきました(笑)

  不安や希望、様々な気持ちでやって来た地球人たちの開校式は多少の混乱と共に始まりました。
席の半数以上を占めたのが、ボランティア。
私の見えた限りでは、学習者はボランティア人数と比べてかなり少なかったと思います。
結局、班分けにかなりの時間をロスしてしまったと思います。あ~・・・もっと段取りよくすればいいのに・・・。

  やっと班分けも落ち着き、私の班には四人の学習者が入りました。
ボランティア十数人に対し、学習者四人。
学習者の一人は全く日本語が話せないので、ボランティア三人がかりで対応していました。
聞こえてくるのは、英語ばかり・・・。
一方、私ともう一人のボランティアが受け持った学習者は、インドネシア人の青年でした。
彼の日本語は、ほぼ完璧だったので進行しやすかったです。
お互いの自己紹介に始まり、たわいのない会話で楽しい時間を過ごせたと思います。
今日出会えた喜びが今後どんどん増えていくと思うと、私は楽しみで仕方がありません。

  では最後に本日のまとめを。
市岡日本語教室に地球人大集合!って感じです。 
 
(Rioさん)

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2002年度  日本語ボランティア養成・研修講座

第1回 2月15日 外国人にとっての「ことば」と日本語習得支援
  講師 大阪大学留学生センター教授
       西口光一
第2回 2月22日 高倉健の「南極のペンギン」を読む
  講師 奈良県 育英西高校 前校長
       栗山正好

第3回 3月 1日 作文 いやー
  講師 奈良県 育英西高校 前校長
       栗山正好
第4回  3月8日(金) 午後7時~8時30分 インドネシア人から見る日本人のボランティア活動
   講師 インドネシア共和国総領事館
         スサナ・ラハルジョ
ボランティアの心得
   講師  COCOK (ボランティア団体)代表 
         麓 真知子
第5回  3月12日(火) 午後7時~8時30分 市岡国際教育協会とはどんなところ
   講師 元大阪府会議員 当協会監事
         河原 寛治
中国遼寧大学・日本語科教師の報告
   講師 淀川工業高校教諭
         吉川 政圀

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