Category Archives: 学級日誌

市岡小学校の総合学習

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市岡小学校の4年生と6年生を対象とした総合学習の時間に、当協会の学習者4名が、講師として出席し、各国の紹介を中心とした講演を行いました。

大阪市立市岡小学校の4年生と6年生を対象とした総合学習の時間に、当協会の学習者4名が、講師として出席し、各国の紹介を中心とした講演を行いました。中国内モンゴルのサイハンチムグさん、スリランカの畚野サンディアさん、台湾の戴鳳珍、呉月娟さんが参加しました。子どもたちは熱心に聞き入り、サイハンチムグさんの美しい歌声や、サンディアさんの巧みな語りに魅了され、最後は台湾の踊りで盛り上がりました。  〈広報担当)

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学習者とボランティアの数が同数

ふと見回してみると、今日の私たちの班は学習者とボランティアの数が同数で8組のペアができていました。
こんなことは珍しく、たいがいボランティアの方が余っていたりするものです。
といって、全員がいつもの学習者というわけではなく、相手がいないもの同士でペアを組んでいるところもあります。
私も先週は、いつもの相手ではなく初めての学習者でした。
そんな場合、お互いに不安な面があるのですが、学習者にとってはいろんな日本人の言葉を聞くよいチャンスではないかと思ったりもしました。
そういう意味で、普段の一対一の学習以外にもいろんな人と交流できる機会が増えればいいと思いました。
   (1班Aさん)

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意味がわかるということで通り過ぎてしまう

10歳の子供の成長は私が考えているより早く、普通の会話はほとんど理解している。
ただあやしい助詞の使い方や単語は何となく意味がわかるということで通り過ぎてしまう。
次週からは問題集をしようと考えている。
彼女なら的確な文章を話せるようになるだろうと思っている。
ボランティアとは言っても、学習者のニーズによってはきちんとした授業ができればいい。
マンネリ化して私自身もつまらなくなってきている。
言葉を覚えるのは単語を覚えるのではなく、自分自身の表現の仕方を覚えるのだから、私の教え方ひとつでその人の個性にかかわってくるのだと感じている。 
  (1班Kさん)

先日、日本語教育のプロの方とお話しているときに、早く日本語を覚えてすらすら話せるようになった人の中には、いつまでたっても文法が間違ったままで、そのまま定着してしまう人がいるという話をお伺いしました。
なめらかに日本語を話しておられると、こちらが間違いに気づいても、指摘しにくくて、本人は間違いに気づかないままで定着してしまうそうです。
この教室では、間違いを指摘していくことも、場合によっては大切かもしれません。
  (広報担当)

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いろいろ見学させてもらいました

私が担当している学習者の方はお休みだったので、聴解のクラスや、同じ班の学習者が何を勉強しているかなど、いろいろ見学させてもらいました。
皆それぞれ勉強の目的が違うので、学習内容が全く違っていて面白かったです。
私の学習者は、来年日本語検定を受ける予定なので、毎回検定用の練習問題をやっていますが、会話をしたいとひたすら会話し続ける学習者や、大学で学んでいることを日本語で論文にするため難しい言葉を勉強している学習者などがいました。
目的は違っていても皆とても熱心です。
教える私達ももっとがんばらなくてはと思いました。 
 (5班Yさん)

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FOOD & ENTERTAINMENT FESTIVAL

31_1大阪国際学校(YMCA INTERNATIONAL SCHOOL)のFOOD & ENTERTAINMENT FESTIVALに参加しました。
天保山まつりの時と同じく、ミニ外国語講座と市岡国際教育協会ハーモニーバンドでの参加でした。ミニ外国語講座はインドネシア語、ネパール語、中国語を市岡国際教育協会が担当し、ドイツ語は日独文化センター、英語はYMCAが担当しました。音楽関係のステージと接近していたため、良好な状態での講座が開けませんでしたが、参加者たちはネイティブスピーカーたちから、本物の外国語を熱心に、かつ、楽しく学習していました。バンドの方は、いつものメンバーに、今回は台湾から黄さんたちが加わり、日本語と中国語で「花」を熱唄。
中国内モンゴルからはサイハンさん姉妹が美しいハーモニーを聞かせてくれました。内蒙古の楽器、馬頭琴の演奏もありました。 
 (広報担当)

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受付を通った学習者は68名でした。

日本シリーズが気になりながら、学習者の生き生きした顔が心に浮かぶと自然に足が市岡へ向かう。
僕の担当する学習者は、先週の「日本語検定模擬試験」でリスニングの点数の悪かったのが、かなりショックのようだった。
彼にとっては読み取りと比べて聞き取りの方がむずかしいみたい。
漢字に抵抗感のない中国語圏の人だからかな? 今日は彼自身も聞き取りの力を高めようとかなり気合が入ってきた。
ぼくもこれまでのやり方について大いに反省。

2003年度も後半に入り、学習者の数も安定してきたようだ。
その分、みんな益々意欲的。
こっちもガンバラナクッチャー!  
涼しいのを通り越して朝夕は肌寒くなってきた。
皆さん、風邪をひかれませんよう! 
 (2班Nさん)

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10歳のモンゴルの女の子

市岡に到着したら人が少ないのでぴっくりした。が、
私が早く着きすぎたのに気づき安心。
やっぱり人数は多いほうがいい。
新しい学習者も増えているが、ずーっと来てた学習者がこなくなる時期でもあるようで、少し寂しい。

本日の担当は10歳のモンゴルの女の子。
はきはきと話し、一生懸命さが伝わってくる。
ものおじのしない子できっと日本語はすぐ上達するだろう。
教科書で勉強するのだが、本を通しての日本語はわかっているようだが、実際の会話になると、少し混乱するようだ。
私の英語とよくにているので気持ちはわかる。
どんな状態のときにその言葉が必要なのか、こればかりはたくさん話して聞いてやってみる-という日常の繰り返しなのだと思う。
日本人の友達をたくさん作ることが必須だ。でも、現状はむつかしい。一生懸命話してもニュアンスの違いはうめるのには時間が掛かる。
日本語の使い方はあってても言い方によってはきつく聞こえたりして、誤解をまねくこともあるだろう。
留学生には同じ立場の同じ国の友達がたくさんいる。
そんな友達のいない10歳の彼女のストレスはどれほどだろうーと考えると何をしてあげればいいか、悩む。
  (1班 Kさん)

Kさんは以前も中学生の面倒をみてくださいました。
今度も小学生の世話をして頂いて頭が下がります。
親の都合で日本にやってきた子どもたち。冷たい日本の社会。
そういうものにもまれながら、子どもたちはおとなになっていきます。
せめて、市岡にいる間だけでも、安らぎを感じてくれていたら嬉しいのですが。  
(広報担当)

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人によって取り組み方は様々

一口に日本語を教えると言っても、人によって取り組み方は様々です。
学習者が持参したテキストに沿って説明をする人もいれば、ボランティアが自分で用意した教材を使う人もいます。
私の場合は、基本的に、日常のできごとや身近な話題について筆談を交えながら会話をすることがほとんどです。
会話というより雑談と言ったほうがよいかもしれません。
こんなやり方でほんとに役に立ってるのかどうか、と思うこともあります。
ただ、私としては、(学習者の希望やボランティアの日本語教室に対する考え方はいろいろあると思いますが)知識としての日本語を覚えるということももちろん大切ですが、日本人とコミュニケーションするということが一番大事なんじゃないかと思っています。
12月に日本語能力試験があり、私が担当している学習者も受験します。
来週から受験対策の聴解問題の練習が別室であるとのことですのでそちらのほうに参加する予定です。

  (1班Aさん)

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学習者の出席は70名余りでした

本日は、七班が受け付け担当でした。
段取りがなかなかわからず学習者の名札を探し出すのに一苦労。
新しい学習者はくるし、自分の担当の学習者はくるし、どうしたものかと大慌て。
私の担当の学習者は一級の試験を受けるそうで、これから教えていくのにこれまた大変。
大変な 10 月になりそうです。 
(7班Iさん)

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ベトナムの学習熱心な人

2学期に入り、新しい学習者が増えたような気がします。
私が担当している学習者はベトナムの人で、仕事を終えてすぐ日本語教室に来るとても学習熱心な人です。
前回学習した部分もきちんと復習して来るので、毎回覚える単語が増えていっています。
来年日本語検定を受けたいと希望しているので、これからは漢字の練習が多くなりそうです。
やはり努力家の彼にも漢字は大きな壁のようで、教えるのもこれから大変になりそうですが、がんばって少しでも力になれるようにしたいと思います。 
 (5班Yさん)

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