Category Archives: 学級日誌

9班に頼るしかないーと、班長に相談

今日も大盛況でした。
学習者が90人前後出席していたので、ボランティアが足りない状態でした。
終了後、班長会議が開かれました。 (広報担当)

いつもの学習者は休み。
20代の台湾の男性を担当する。
次回2級を受験するということで、その教科書ははっきり言ってむずかしい。
もしかしたら、あまり日本語を上手く話せない日本人より、格好いい日本語が話せてしまうような内容。
こうなってくると9班に頼るしかないーと、班長に相談して聞いてもらう。
今のところボランティア付きでくれば、OKということ。
実際9班の勉強内容があまり知られていないので、オープンクラスででも紹介してもらえればーと思う。
又,はじめの聞き取りの時に、2級受験者であり、ある程度の日本語力があれば、はじめから9班にはいるのはだめなのでしょうか?
又、9班のボランティアは技術がいるのであれば、技術向上のために何かやっているのでしょうか?
全部のボランティアがある程度の水準までいけるように、2月や8月にある講義の時に内容のある話がきければなぁーと感じる。  
(1班Kさん)

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「思うと想う」の違いや「水準と基準」の違いは?

この4月からボランティアに参加させてもらってます。
一応、日本語教師養成講座を終了してるのですが、中々習った通りにはいかないなぁ…と毎回痛感しています。 
先日は「思うと想う」の違いや「水準と基準」の違いは?などを質問され頭を抱えてしまいました。 
今はまだ電子辞書を手放せませんが、いつかはスラスラと答えれるようになりたいなぁと思う今日この頃です。 
 (7班Oさん)

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「は」と「が」の使い方など助詞の話に

私の担当している学習者は台湾の男性。
ふだんは世間話ばかりで、いわゆる学習はほとんどしていない。
ところが、そばにいた他の学習者の話から、助詞の使い方の話になってきた。
世間話なら、結構話題も豊富で、上手に対応できていると自負していたが、文法の話になるとさっぱり。
「は」と「が」の使い方などは日本語の教授法を習った人なら初歩の初歩なんだろうが、全く答えられない。
基本的な日本語教授法や日本語文法の学習の必要性を痛感した。
少し心を入れ替えて、きっちりした勉強もしていかなくてはと決意した。(しただけだけど)   
(4班Fさん)

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世間話を楽しむ学習者さんと様々な学習を楽しんでいる

今年度はいって、一ヶ月目。
初回にくらべてボランティアさんも学習者さんも落ち着いた様子。
一対一で勉強を教えるボランティアさん。
世間話を楽しむ学習者さんと様々な学習を楽しんでいるように見えました。 
 (7班Ⅰさん)

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インドネシア人のA君と会社や故郷の家族の話

今日はGWに入ったこともあり、ボランティア、学習者さんとも出席者は少なかったように思います。
それでも今日入学の学習者さんも何人かいらっしゃって教室内は活気がありました。
私の担当のインドネシア人のA君はお仕事のため8時ごろにやってきたので、今日は問題はせずに会話をしました。
彼の会社の話や故郷の家族の話など知っている日本語で一生懸命話してくれました。新しい日本語としては「サバをよむ」と「両手に花」は初めて知った言葉らしく、説明するのに四苦八苦でしたが「サバ~」は年齢と体重で、「両手に~」は他の女性に来ていただいて状況を作って解説すると理解してくれました。

私の属する4班は今日まで当番で、一年で一番忙しい4月に当たっててんてこ舞いでした。
でも他の班の方々にリードして頂いて、何とか無事終了できてよかったです。来月からの当番の方もがんばってください。  
(4班Sさん)

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「白い巨塔」の小説を読み進めていきたい

今年度第3回目の今日も大盛況でした。
毎回受け付け方法が変わる状況が続いていますが、そのうち何とかなるでしょう。
さて、今回の出席者数は学習者78名、ボランティア94名でした。
受付や教務、総務、班長等、学習者を担当しないボランティアも多いですから、ボランティアの数としては目一杯というところです。皆さん休まずに参加して下さい。 
(広報担当)

夕方あたりから急に冷え込んできて、季節が少し後戻りしたようです。
しかし教室の中はいつものとおり熱気でいっぱいです。 昨年度に引き続き、同じ学習者を担当しています。
一年間やってきてお互いに慣れてきたところもあるので教室での学習方法を少し変えてみてはと考えていました。そのことを彼に話してみると、ちょうど「白い巨塔」の小説を持ってきていて、この本を読み進めていきたいということでした。
医療現場の話ですので、専門用語がたくさんでてきて、少し難しいのではないかと思いましたが、本人としては大体の文脈は理解できるので、あとは語彙を増やすようにしたいとのことでした。
実家の仕事の関係で一時帰国したりと忙しいようなのですが、週1回の短い時間の中で、少しでも役に立てればと思います。  
(1班Aさん)

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今年度2回目の日本語教室

今年度2回目の日本語教室です。
場所が変わったせいで、相変わらず混乱しています。
受付を通った学習者は67名。同じくボランティアは90名でした。
この混乱下ですから、受付を済ませていない学習者も多々あると思われます。実際の出席者はもう少し多そうです。  (広報担当)

今年度2回目の日本語ボランティアの日でした。
今日は少し緊張していました。

実は先週の第1回目、前年度担当していたベトナムの生徒さんが転勤で東京に行ってしまったことを知り、お別れのあいさつも出来なかったことにショックを受けていたのですが、そんなこともつかの間、どんどん新しい生徒さんが入ってきたので、急遽イタリアの生徒さんを担当することになったのです。
今度の方とはうまくやっていけるだろうか?何をどう教えたらいいのだろうか?と心配だったのですが、自分で日本語教材を持ってきていたので、教えやすかったです。
彼女が持ってきたのは赤い靴をはいた少女の話です。
物語の少女が、「~だわ。」というしゃべり方をするので、「『わ』はどういう意味ですか?」とつっこまれて答えるのに苦労しましたが、彼女はとても熱心で勉強意欲満々なので、教えるのは大変かもしれないけど、がんばろうと思いました。先週に続いて今回もたくさんの新しい生徒さんが来てくれました。少しでも多くの皆さんが継続して来てくれるよう、どんどんコミュニケーションをとっていきたいですね。  

(5班Yさん)

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2004年度 第1回目の日本語教室

今年度(2004年度)第1回目の日本語教室が開かれました。

今年度から、主会場を市岡100周年記念会館に移してのスタートです。
ボランティアの出席者97名(理事含む)。学習者63名(男36名女27名)でした。出席者の国籍はアメリカ5名、イギリス1名、イタリア2名、カナダ1名、インドネシア14名、韓国2名、タイ1名、台湾20名、中国6名、ベトナム1名、オーストラリア1名、フランス1名、ニュージーランド1名、ポーランド1名、フィリピン1名、スリランカ2名、ネパール1名、日本2名、18カ国でした。新年度の開会にあたり、市岡高校の教頭先生より、ご挨拶をいただきました。なお、当日は電話の移転手続きの不備で、ご迷惑をおかけしました。  (広報担当)

4月9日第一日目。
新しい教室で新学期が始まった。
初めての教室で初めて来た学習者などもいて、受付はごったがえしていた。1班の学習者の出席率はあまりよくなかったが、3月に帰った学習者と一緒に台湾に行ったボランティアの写真の披露があって、勉強というより久しぶりに会ってワイワイガヤガヤといったなごやかな雰囲気だった。
  
連絡も無く欠席されると少し落ち込む。勉強方法に問題があったのか。楽しくなかったのか。
学習者の時間の都合や諸事情ではなく、こちらの不備ばかりを考えてしまう。私自身日本語を教えると言う事のむずかしさや、ボランティアである-という甘えもあり勉強不足だと実感していた。
もう少し教え方のマニュアルがあればーと思う。
人によって違うといわれるが、骨組みが少しあれば肉付けもしやすい。
ボランティアの講義の時にもう少し、実際の教え方の授業のようなものでもあれば違ってくるのかもしれない。

全体の人数は少なくはなかったが、学習者はそれほどでもなかったように感じる。何か考えていかなければ-   (1班Kさん)

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オープンクラス

今日は今年度最後の授業で、オープンクラスでした。
まず、今年度の出席証明書が生徒さんに渡されました。受け取った生徒さん達はとても喜んでいました。
次に、今回で国に帰られる生徒さん達から、お別れのメッセージがありました。皆それぞれに「市岡に来たおかげで日本語がしゃべれるようになりました」とか、「市岡で皆が親切にしてくれたおかげでとても楽しかったです」など、感謝の声がたくさん聞かれ、聞いている私達も感動しました。また、12月に行われた日本語検定に合格した人の名前が黒板にかかれ、合格した人にインタビューがありました。合格された生徒さんはそれぞれうれしそうでした。私の担当の生徒さんは次回日本語検定を受ける予定なので、年度末に晴れやかな顔が見れるように手助けできればと思いました。去年4月に初めて市岡に来た時は、私と同じく初心者の方が多くて、いろいろとまどったことも多かったのですが、1年間いろいろな人に助けられ、担当の学習者も決まり、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。来年度も皆さんと楽しく勉強できるようがんばりたいと思います。  (5班 Yさん)

   いつものオープンクラスとは少し違った感じではじまった。とりたてての催し物はなく、いつの間にか始まっていたーという感じだった。私はこのオープンクラスは何となくいごご地が良かった。別れを惜しむ人のカメラでの記念撮影、話し足りないことを埋めるように続くおしゃべり、ざわざわした雰囲気だったが、これはこれでとてもよかった。ディプロマを渡す-というアイデアも良かったのだと思う。それだけで他は何もしなくても、学習者同士でそれぞれにオープンクラスらしい過ごし方になっていた。  (1班Kさん)
   この日はイベント係の方で紙芝居を計画していました。ところが、参加証の交付、検定合格者の発表等が入ってきて、予定が狂ってしまいました。せっかく準備してくださったみなさん、ごめんなさい。次回にとっておきましょう。日本語検定の合格者紹介については、不合格になった学習者への配慮が足りないのではないかという指摘もありました。いろいろと考えなければならないことが見えてきたオープンクラスになりました。   (広報担当)

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まさに一期一会

教室全体に学年末特有の、どこか寂しげで落ち着かない、それでいていつもより開放的な雰囲気が漂っていました。
この1年間のいろんな思い出や新しい季節への期待と不安が交差し、学習者にとってもボランティアにとってもこれまでの教室とはすこし違う時間が過ぎて行ったような気がします。
そこここで聞こえてくる帰国報告の声に、多くは一生に二度と会わないかもしれない彼らを思うとまさに一期一会。
私自身、昨年の4月には、果たしてどれだけ続けられるだろうという気持ちを抱えながらこの教室に参加しましたがあれから早や1年、飽きずに続けてこられたのも、1年間ほぼ休まずに出席してくれた担当の学習者さんによるところが大きく、これもとてもよい出会いであったと思いながら1年間を振り返ってみたりするのでした。  

 (1班Aさん)

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