Category Archives: 学級日誌

オープンクラス

2学期の最後は恒例のオープンクラス。歌や楽器の演奏で楽しみました。
ビンゴゲームの賞品には、珍しい押し絵の色紙が提供されました。

今年最後の市岡ボランティア。
机の上にはたくさんのお菓子と飲み物。学習者達の歌や演奏を聞いて、普段の知られざるプライベートを覗けた気がしました。ビンゴゲームもわかりやすく、商品が足りなくなるほどの好評だったように見えました。先週末に試験を受けた、学習者の姿が見えなかったのが少し寂しい気がしましたが、新年には結果はどうであれ明るい笑顔で再開できることだと信じていたいです。  (7班 I さん)
   オープンクラスはいつもの様に盛況だった。今学期は昨年と比べると人数的には多かったような気がする。内容的には-と言われると・・・・変わりなく、といったところか。台湾留学生の歌、モンゴル人のモンゴルの歌、ネパール人の笛(?)、インドネシア人の歌。そして、ビンゴゲームと充実した内容で、イベント係りの方々に感謝。日本人のかくし芸はなかったが、大変日本風な押し絵の寄付があったので、よかった。イベント係りは毎回のオープンクラスの内容に随分と苦労をしている。この学級日誌を読まれている方(多くはないと思うが)何か案があればメールや、班長さんに直接話されるかしてみてはいかがでしょうか?日本語を教えるだけではなく、いろんな事に首をつっこむと、もっとボランティアが楽しくなるかも・・・
   日曜日、 あの歌を歌ったインドネシアの男性2人が参加している、LOVE INDONESIAに行ってきた。なかなか本格的なストーリー性のあるダンスを披露してくれた。今度は是非市岡でもやってもらいたい。
   とにかく今年は一応盛況の内に終わった。1:1の授業のせいか同じ班でも何をしてるのか、どんな人がいるのかあまりわからない。来学期は新しいボランティアを募集しないということなので今の班の仲間同士相談しあいながら、班編成という特色や利点を生かした学習ができればーと願う。  (1班Kさん)

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事務室の手伝い

先週風邪を引いて休んでしまったので、2週間ぶりの市岡。
今日はぼくの担当する学習者が欠席だったので事務室の手伝いをした。
事務局メンバーはみな忙しそうだった。
縁の下の力持ちの仕事は大変のようだ。
学習者がいて、援助者がいるだけではこの活動はなりたたないことを改めて感じた。
来週で2003年の教室は終了。
慌しく過ごしているとぴんと来ないけど、今年もあとわずか
。みなさん風邪など引かれませんよう!! 
 (2班 Nさん)

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日本の良さにも気づかされます

今日もたくさんの学習者が参加しました。
2学期から入った学習者もすっかり慣れ、リラックスして日本語学習に取り組んでいるようです。
今日は、担当しているベトナム人の学習者とたまたま紅葉の話になりました。
彼は去年、日本に来て初めて京都に紅葉を見に行ったそうです。
とてもきれいだったので本当に感動したそうです。
ベトナムは1年中暖かいので紅葉を見られないそうです。
日本では毎年見れる紅葉も、外国では見られない場所もあるんですね。考えてみれば当然のことですが、日本に居ると当たり前になってしまって、日本の良さも忘れてしまいがちになるのかもしれません。
学習者と話をしていると、よく文化の違いを感じますが、日本の良さにも気づかされます。
そういう面でもボランティアは楽しいと思います。  
 (5班Yさん)

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市岡小学校の総合学習

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市岡小学校の4年生と6年生を対象とした総合学習の時間に、当協会の学習者4名が、講師として出席し、各国の紹介を中心とした講演を行いました。

大阪市立市岡小学校の4年生と6年生を対象とした総合学習の時間に、当協会の学習者4名が、講師として出席し、各国の紹介を中心とした講演を行いました。中国内モンゴルのサイハンチムグさん、スリランカの畚野サンディアさん、台湾の戴鳳珍、呉月娟さんが参加しました。子どもたちは熱心に聞き入り、サイハンチムグさんの美しい歌声や、サンディアさんの巧みな語りに魅了され、最後は台湾の踊りで盛り上がりました。  〈広報担当)

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学習者とボランティアの数が同数

ふと見回してみると、今日の私たちの班は学習者とボランティアの数が同数で8組のペアができていました。
こんなことは珍しく、たいがいボランティアの方が余っていたりするものです。
といって、全員がいつもの学習者というわけではなく、相手がいないもの同士でペアを組んでいるところもあります。
私も先週は、いつもの相手ではなく初めての学習者でした。
そんな場合、お互いに不安な面があるのですが、学習者にとってはいろんな日本人の言葉を聞くよいチャンスではないかと思ったりもしました。
そういう意味で、普段の一対一の学習以外にもいろんな人と交流できる機会が増えればいいと思いました。
   (1班Aさん)

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意味がわかるということで通り過ぎてしまう

10歳の子供の成長は私が考えているより早く、普通の会話はほとんど理解している。
ただあやしい助詞の使い方や単語は何となく意味がわかるということで通り過ぎてしまう。
次週からは問題集をしようと考えている。
彼女なら的確な文章を話せるようになるだろうと思っている。
ボランティアとは言っても、学習者のニーズによってはきちんとした授業ができればいい。
マンネリ化して私自身もつまらなくなってきている。
言葉を覚えるのは単語を覚えるのではなく、自分自身の表現の仕方を覚えるのだから、私の教え方ひとつでその人の個性にかかわってくるのだと感じている。 
  (1班Kさん)

先日、日本語教育のプロの方とお話しているときに、早く日本語を覚えてすらすら話せるようになった人の中には、いつまでたっても文法が間違ったままで、そのまま定着してしまう人がいるという話をお伺いしました。
なめらかに日本語を話しておられると、こちらが間違いに気づいても、指摘しにくくて、本人は間違いに気づかないままで定着してしまうそうです。
この教室では、間違いを指摘していくことも、場合によっては大切かもしれません。
  (広報担当)

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いろいろ見学させてもらいました

私が担当している学習者の方はお休みだったので、聴解のクラスや、同じ班の学習者が何を勉強しているかなど、いろいろ見学させてもらいました。
皆それぞれ勉強の目的が違うので、学習内容が全く違っていて面白かったです。
私の学習者は、来年日本語検定を受ける予定なので、毎回検定用の練習問題をやっていますが、会話をしたいとひたすら会話し続ける学習者や、大学で学んでいることを日本語で論文にするため難しい言葉を勉強している学習者などがいました。
目的は違っていても皆とても熱心です。
教える私達ももっとがんばらなくてはと思いました。 
 (5班Yさん)

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FOOD & ENTERTAINMENT FESTIVAL

31_1大阪国際学校(YMCA INTERNATIONAL SCHOOL)のFOOD & ENTERTAINMENT FESTIVALに参加しました。
天保山まつりの時と同じく、ミニ外国語講座と市岡国際教育協会ハーモニーバンドでの参加でした。ミニ外国語講座はインドネシア語、ネパール語、中国語を市岡国際教育協会が担当し、ドイツ語は日独文化センター、英語はYMCAが担当しました。音楽関係のステージと接近していたため、良好な状態での講座が開けませんでしたが、参加者たちはネイティブスピーカーたちから、本物の外国語を熱心に、かつ、楽しく学習していました。バンドの方は、いつものメンバーに、今回は台湾から黄さんたちが加わり、日本語と中国語で「花」を熱唄。
中国内モンゴルからはサイハンさん姉妹が美しいハーモニーを聞かせてくれました。内蒙古の楽器、馬頭琴の演奏もありました。 
 (広報担当)

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受付を通った学習者は68名でした。

日本シリーズが気になりながら、学習者の生き生きした顔が心に浮かぶと自然に足が市岡へ向かう。
僕の担当する学習者は、先週の「日本語検定模擬試験」でリスニングの点数の悪かったのが、かなりショックのようだった。
彼にとっては読み取りと比べて聞き取りの方がむずかしいみたい。
漢字に抵抗感のない中国語圏の人だからかな? 今日は彼自身も聞き取りの力を高めようとかなり気合が入ってきた。
ぼくもこれまでのやり方について大いに反省。

2003年度も後半に入り、学習者の数も安定してきたようだ。
その分、みんな益々意欲的。
こっちもガンバラナクッチャー!  
涼しいのを通り越して朝夕は肌寒くなってきた。
皆さん、風邪をひかれませんよう! 
 (2班Nさん)

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10歳のモンゴルの女の子

市岡に到着したら人が少ないのでぴっくりした。が、
私が早く着きすぎたのに気づき安心。
やっぱり人数は多いほうがいい。
新しい学習者も増えているが、ずーっと来てた学習者がこなくなる時期でもあるようで、少し寂しい。

本日の担当は10歳のモンゴルの女の子。
はきはきと話し、一生懸命さが伝わってくる。
ものおじのしない子できっと日本語はすぐ上達するだろう。
教科書で勉強するのだが、本を通しての日本語はわかっているようだが、実際の会話になると、少し混乱するようだ。
私の英語とよくにているので気持ちはわかる。
どんな状態のときにその言葉が必要なのか、こればかりはたくさん話して聞いてやってみる-という日常の繰り返しなのだと思う。
日本人の友達をたくさん作ることが必須だ。でも、現状はむつかしい。一生懸命話してもニュアンスの違いはうめるのには時間が掛かる。
日本語の使い方はあってても言い方によってはきつく聞こえたりして、誤解をまねくこともあるだろう。
留学生には同じ立場の同じ国の友達がたくさんいる。
そんな友達のいない10歳の彼女のストレスはどれほどだろうーと考えると何をしてあげればいいか、悩む。
  (1班 Kさん)

Kさんは以前も中学生の面倒をみてくださいました。
今度も小学生の世話をして頂いて頭が下がります。
親の都合で日本にやってきた子どもたち。冷たい日本の社会。
そういうものにもまれながら、子どもたちはおとなになっていきます。
せめて、市岡にいる間だけでも、安らぎを感じてくれていたら嬉しいのですが。  
(広報担当)

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