Category Archives: 学級日誌

2004年度 第1回目の日本語教室

今年度(2004年度)第1回目の日本語教室が開かれました。

今年度から、主会場を市岡100周年記念会館に移してのスタートです。
ボランティアの出席者97名(理事含む)。学習者63名(男36名女27名)でした。出席者の国籍はアメリカ5名、イギリス1名、イタリア2名、カナダ1名、インドネシア14名、韓国2名、タイ1名、台湾20名、中国6名、ベトナム1名、オーストラリア1名、フランス1名、ニュージーランド1名、ポーランド1名、フィリピン1名、スリランカ2名、ネパール1名、日本2名、18カ国でした。新年度の開会にあたり、市岡高校の教頭先生より、ご挨拶をいただきました。なお、当日は電話の移転手続きの不備で、ご迷惑をおかけしました。  (広報担当)

4月9日第一日目。
新しい教室で新学期が始まった。
初めての教室で初めて来た学習者などもいて、受付はごったがえしていた。1班の学習者の出席率はあまりよくなかったが、3月に帰った学習者と一緒に台湾に行ったボランティアの写真の披露があって、勉強というより久しぶりに会ってワイワイガヤガヤといったなごやかな雰囲気だった。
  
連絡も無く欠席されると少し落ち込む。勉強方法に問題があったのか。楽しくなかったのか。
学習者の時間の都合や諸事情ではなく、こちらの不備ばかりを考えてしまう。私自身日本語を教えると言う事のむずかしさや、ボランティアである-という甘えもあり勉強不足だと実感していた。
もう少し教え方のマニュアルがあればーと思う。
人によって違うといわれるが、骨組みが少しあれば肉付けもしやすい。
ボランティアの講義の時にもう少し、実際の教え方の授業のようなものでもあれば違ってくるのかもしれない。

全体の人数は少なくはなかったが、学習者はそれほどでもなかったように感じる。何か考えていかなければ-   (1班Kさん)

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オープンクラス

今日は今年度最後の授業で、オープンクラスでした。
まず、今年度の出席証明書が生徒さんに渡されました。受け取った生徒さん達はとても喜んでいました。
次に、今回で国に帰られる生徒さん達から、お別れのメッセージがありました。皆それぞれに「市岡に来たおかげで日本語がしゃべれるようになりました」とか、「市岡で皆が親切にしてくれたおかげでとても楽しかったです」など、感謝の声がたくさん聞かれ、聞いている私達も感動しました。また、12月に行われた日本語検定に合格した人の名前が黒板にかかれ、合格した人にインタビューがありました。合格された生徒さんはそれぞれうれしそうでした。私の担当の生徒さんは次回日本語検定を受ける予定なので、年度末に晴れやかな顔が見れるように手助けできればと思いました。去年4月に初めて市岡に来た時は、私と同じく初心者の方が多くて、いろいろとまどったことも多かったのですが、1年間いろいろな人に助けられ、担当の学習者も決まり、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。来年度も皆さんと楽しく勉強できるようがんばりたいと思います。  (5班 Yさん)

   いつものオープンクラスとは少し違った感じではじまった。とりたてての催し物はなく、いつの間にか始まっていたーという感じだった。私はこのオープンクラスは何となくいごご地が良かった。別れを惜しむ人のカメラでの記念撮影、話し足りないことを埋めるように続くおしゃべり、ざわざわした雰囲気だったが、これはこれでとてもよかった。ディプロマを渡す-というアイデアも良かったのだと思う。それだけで他は何もしなくても、学習者同士でそれぞれにオープンクラスらしい過ごし方になっていた。  (1班Kさん)
   この日はイベント係の方で紙芝居を計画していました。ところが、参加証の交付、検定合格者の発表等が入ってきて、予定が狂ってしまいました。せっかく準備してくださったみなさん、ごめんなさい。次回にとっておきましょう。日本語検定の合格者紹介については、不合格になった学習者への配慮が足りないのではないかという指摘もありました。いろいろと考えなければならないことが見えてきたオープンクラスになりました。   (広報担当)

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まさに一期一会

教室全体に学年末特有の、どこか寂しげで落ち着かない、それでいていつもより開放的な雰囲気が漂っていました。
この1年間のいろんな思い出や新しい季節への期待と不安が交差し、学習者にとってもボランティアにとってもこれまでの教室とはすこし違う時間が過ぎて行ったような気がします。
そこここで聞こえてくる帰国報告の声に、多くは一生に二度と会わないかもしれない彼らを思うとまさに一期一会。
私自身、昨年の4月には、果たしてどれだけ続けられるだろうという気持ちを抱えながらこの教室に参加しましたがあれから早や1年、飽きずに続けてこられたのも、1年間ほぼ休まずに出席してくれた担当の学習者さんによるところが大きく、これもとてもよい出会いであったと思いながら1年間を振り返ってみたりするのでした。  

 (1班Aさん)

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そろそろ帰国する学習者が増えてくる。

そろそろ帰国する学習者が増えてくる。
学習者と仲良くなれたボランティアはその国へ行く約束をしたり、一緒に遊ぶ約束をしたりして別れを惜しむ。
日本語の勉強の相手だけでなく、友達としてこれからも付き合っていけるとボランティアとしてはこれほど嬉しいことはない。
来期はボランティアを増やさない分、現在の人数を減らさずみんなでがんばっていきましょう♪ 
2年目となると余裕もできるのでイベントもどんどん積極的に参加してもらうと、尚やりがいがでてくると思う。 
 (1班Kさん)

タイからの留学生リンさんは今日が最後の教室でした。
2月の初めには帰国されます。
15歳の彼女はまたたく間に日本語がうまくなり、AFSの日本語のスピーチコンテストでも、賞を貰ったそうです。
昨年の9月には磯村市長(当時)の前で日本語で市政に提言を行いました。
タイに帰っても、持ち前の明るさとパワーで活躍してもらいたいものです。
またいつかどこかで会えたらいいな。 
 (4班Fさん)

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熱心な生徒さんとボランティアの人達で教室はいっぱい

寒い日だったにもかかわらず、今日も熱心な生徒さんとボランティアの人達で教室はいっぱいになりました。
私が担当しているベトナムの方も「寒い寒い!」と言いながらずっとコートを着て日本語の練習をしていましたが、寒さにもくじけず毎回通ってくれるのでとてもうれしいです。
彼は、前は漢字はほとんど音読みしかできなかったのですが、訓読みもできるようになってきました。
いつも日本語の練習問題をやっているのですが、何回も同じ言葉がでてくるので覚えやすいようです。
どんどん日本語が上手になってくるので、教え方をもっと工夫しないとと焦りだした今日この頃です。  
 (5班Yさん)

中国人の学習者が多数お休み。
多分旧正月をお祝いしているのだろう。
いつも来る学習者が来なかったり、ずーっと休んでた学習者が来たりで、私もいつもと違った学習ができておもしろかった。
同じ学習者ばかりもいいが、たまには班内だけでもいいから担当者をかえてやるのもひとつの方法だと思う。
学習者もいろんな日本語が聞けていいのでは?  
(1班Kさん)

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日本の正月の風習について聞かれました

今日は日本の正月の風習について聞かれました。
初詣、おせち料理、雑煮、松の内、凧上げ、独楽回し、羽根つき・・・。
学習者が持ってきた「日本文化解説本」に載ってました。
しかしここ数年、自分自身伝統的な日本の正月を過ごさなくなりました。
子供の遊びをしなくなったもちろんですが、年賀状も出さないしおせちも食べない。
年始回りどころか親戚の家にいくことさえ少なくなりました。
だから聞かれてもなかなかうまく答えられなくて
。正月に限らず、自分の国のことって知ってるようで知らないことがたくさんあり、むしろ外国人のほうが知っていたりすることが。 
  (1班Aさん)

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2004年初の教室。

おめでとうの挨拶が行き交う。
晴れやかな気分!
年の初めにふさわしく、新しい学習者も10名近く増えて活気に満ちている。
ぼくがインフォメーション・カードのための聴き取りをした人だけでも、イタリア、香港、インドネシアと、いろんな国や地域からいろんな目的で大阪に来た人々。
日本語のリスニング能力も学習目標もみんな大きく異なっている。
学習者の期待に応えるためにはボランティアのぼくらの日本語指導能力を高めなければならない、そして、少しでも日本にいい印象を持ってもらいたいと、身がひきしまる思いのする新春の教室だった。
今年もよろしくお願いします。  

 (2班Nさん) 

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オープンクラス

2学期の最後は恒例のオープンクラス。歌や楽器の演奏で楽しみました。
ビンゴゲームの賞品には、珍しい押し絵の色紙が提供されました。

今年最後の市岡ボランティア。
机の上にはたくさんのお菓子と飲み物。学習者達の歌や演奏を聞いて、普段の知られざるプライベートを覗けた気がしました。ビンゴゲームもわかりやすく、商品が足りなくなるほどの好評だったように見えました。先週末に試験を受けた、学習者の姿が見えなかったのが少し寂しい気がしましたが、新年には結果はどうであれ明るい笑顔で再開できることだと信じていたいです。  (7班 I さん)
   オープンクラスはいつもの様に盛況だった。今学期は昨年と比べると人数的には多かったような気がする。内容的には-と言われると・・・・変わりなく、といったところか。台湾留学生の歌、モンゴル人のモンゴルの歌、ネパール人の笛(?)、インドネシア人の歌。そして、ビンゴゲームと充実した内容で、イベント係りの方々に感謝。日本人のかくし芸はなかったが、大変日本風な押し絵の寄付があったので、よかった。イベント係りは毎回のオープンクラスの内容に随分と苦労をしている。この学級日誌を読まれている方(多くはないと思うが)何か案があればメールや、班長さんに直接話されるかしてみてはいかがでしょうか?日本語を教えるだけではなく、いろんな事に首をつっこむと、もっとボランティアが楽しくなるかも・・・
   日曜日、 あの歌を歌ったインドネシアの男性2人が参加している、LOVE INDONESIAに行ってきた。なかなか本格的なストーリー性のあるダンスを披露してくれた。今度は是非市岡でもやってもらいたい。
   とにかく今年は一応盛況の内に終わった。1:1の授業のせいか同じ班でも何をしてるのか、どんな人がいるのかあまりわからない。来学期は新しいボランティアを募集しないということなので今の班の仲間同士相談しあいながら、班編成という特色や利点を生かした学習ができればーと願う。  (1班Kさん)

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事務室の手伝い

先週風邪を引いて休んでしまったので、2週間ぶりの市岡。
今日はぼくの担当する学習者が欠席だったので事務室の手伝いをした。
事務局メンバーはみな忙しそうだった。
縁の下の力持ちの仕事は大変のようだ。
学習者がいて、援助者がいるだけではこの活動はなりたたないことを改めて感じた。
来週で2003年の教室は終了。
慌しく過ごしているとぴんと来ないけど、今年もあとわずか
。みなさん風邪など引かれませんよう!! 
 (2班 Nさん)

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日本の良さにも気づかされます

今日もたくさんの学習者が参加しました。
2学期から入った学習者もすっかり慣れ、リラックスして日本語学習に取り組んでいるようです。
今日は、担当しているベトナム人の学習者とたまたま紅葉の話になりました。
彼は去年、日本に来て初めて京都に紅葉を見に行ったそうです。
とてもきれいだったので本当に感動したそうです。
ベトナムは1年中暖かいので紅葉を見られないそうです。
日本では毎年見れる紅葉も、外国では見られない場所もあるんですね。考えてみれば当然のことですが、日本に居ると当たり前になってしまって、日本の良さも忘れてしまいがちになるのかもしれません。
学習者と話をしていると、よく文化の違いを感じますが、日本の良さにも気づかされます。
そういう面でもボランティアは楽しいと思います。  
 (5班Yさん)

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