Category Archives: 学級日誌

ジャスコのイエローレシート

8_1恒例のジャスコのイエローレシートの回収活動を行いました。
いつもより1時間遅い7時からの活動でしたが、7名の参加がありました。
昨年の活動でジャスコからいただいた寄付で、折りたたみ椅子、コピー用紙、CDラジカセ等を購入しました。
来月からは、今までどおり、午後6時からの予定です。お近くの方のご協力をよろしくお願いします。

(広報担当)

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作文のお手伝い

ケニー君

ケニー君

市岡では、個別の学習者について、それぞれカルテのようなものが有り、ボランティアが当日の学習者のプロフィール・学習履歴等を確認したうえで、各学習者はその日の担当ボランティアと臨機応変に学べるようになっています。
今日の学習者は、ベトナム出身の20代男性、Bさんです。
私も、できるだけ、学習者のリクエストに合わせようと思っていますので、今日はBさんの希望により、作文のお手伝いをすることになりました。
漢字圏の出身ではないBさんですが、下書きの文章は、よく漢字も書けている力作です。聞けば、大阪市内で企業の研修生として働きながら勉強をし、なおかつ、ベトナムの家族へ仕送りまでしているとのこと。
作文の添削をしながら思ったのですが、おそらくBさんは、今を決して苦労とは思わず目標を持って前向きに生きているのだろうと、私には感じられました。Bさんには、将来はベトナムでパソコン教室を開いて、日本なみにパソコンを普及させる夢があるそうです。
日本人の私にとって、本当に頭が下がる思いでいっぱいになる、好青年でした。
このように、市岡ではボランティアも学習者からいろいろ自分の知らない世界を学べて共に得るところが多く、私は、日本以外のアジアの方々からは、経済発展と引換に日本人が置いてきてしまった何か、を教えてもらえることが多いと感じています。
(1班Iさん)

一年間母子で学習していたケニー君が帰国することになりました。中学生で日本へ留学したケニー君、楽しい日々を送ってくれたでしょうか
母国でしっかり勉強して、大きくなったら、また戻ってきてください。待ってますよ。
(広報担当)

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発音が聞き取りづらい

市岡歴8ヶ月の私には、お顔に見覚えはあるけれどまともに言葉を交わしたことはない、という学習者さんやボランティアがまだ大勢います。
先週担当したベトナム出身のCさんも、そんな一人。新しい出会いにわくわくしながらCさんとの会話がスタートしました。

一年半前に来日したCさん、こちらの言っていることはほとんど理解しておられる様子。
学習履歴には、漢字も少し習得している旨の記述があります。
日常会話には不自由しないレベルなのかと思いきや、職場で日本人と会話する際には筆談を用いるとのこと。なぜ…?

少しシャイなCさんとまずは仲良くなり、楽しんでもらおう。
そう考えてしりとり遊びを始めると、筆談の理由がすぐに分かりました。
ベトナム語話者の日本語に馴染みのない私には、彼の発音がとても聞き取りづらいのです。
職場の方もきっとそうなのでしょう。
特に「つ」の音はベトナム人にとって大変難しい、とご本人も認識しておられました。
苦手な「つ」や「ず」を含む言葉の発音練習を促しましたが、あまり気乗りしない様子。
無理強いせず、出てきた単語の意味確認や作文ごっこを織り交ぜながらしりとり遊びを続けました。
すると、今度は私のほうに問題が。単語がすんなりとは出てこないのです。
Cさんにとって易し過ぎず、難しすぎない言葉…などと考えているとなかなか思いつかず、待ちかねた彼にヒントを出されてしまう、ということが何度かありました。
仮にも教える立場として情けない話ですが、Cさんが楽しそうに見えたので今回のところは良しとしましょう。
(うまくいかなかったことに落ち込むのではなく、次に生かせばよい。この8ヶ月で学んだことです。)
自分の中で語彙をレベル別に整理してみること、学習者が楽しめるような発音練習方法を探すこと。今回もボランティアとしての課題をもらい、収穫の多い教室となりました。
Cさんに感謝です。

(5班Aさん)

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ボランティアを始めて3年目

ボランティアを始めて3年目がスタートしました。
今日は今年の4月に日本に来たvとです。
ボランティアよりも学習者のほうが多かったようで(1対1の学習を希望しているのに申し訳ないな、と思いつつ)。
できるだけ2人に平等に話してもらえるように気をつけたつもりですが、やっぱり難しいですね。
どうしてもよく話す人のほうを向いてしまいます。
でも最後に、楽しかった、役に立った、と一言、簡単な言葉でストレートに感想を伝えていただいてとてもうれしかったです。
知識が少なくて説明しても納得してもらえないこともあって、私も日本のことをもっともっと勉強しなくてはいけませんね。今年もがんばります。

(4班 Tさん)

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不況の影響

新学期がはじまって二週目の今日も教室は出会いのにぎわいと別れのさみしさが交錯していました。
継続の学習者にとっても、仲間の姿を見かけなくなったかと思えば、となりの席の初対面の人と自己紹介をしあったり、新しい“先生”に替わった人もいて、皆どことなく落ち着かない様子でした。
昨秋来の不況は来日中の人たちにも確実に影響をおよぼしていており、研修生として勤めてきたB君も勤務先の事情により急きょ早期帰国を余儀なくされました。
寂しい上に、申し訳ないという思いが湧き上がります(せっかく日本を選んでくれたのに・・・といったやるせない思いです)。
彼の前途が明るいものであることを願わずにはいられません。
不況といえば、飛行機の燃料代も母国に一時帰国しようとする人たちには切実な問題で、少し前の話ですが、私の学習パートナーのOさんは新年を母国で家族と過ごすのをあきらめました。
今年一年、心の痛むことが皆に起きないよう願うのみです・・・・・・
教室では、単に日本語学習のお手伝いをさせてもらえる喜びに加えて実にさまざまな体験や勉強をさせてもらっているなぁというのが 市岡ボランティア3年生となった私の実感です。

(6班 Kさん)

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これから一年間よろしくお願いします!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 新しい方も以前からの方もこんにちわ! 
本日から新年度開始。これから一年間よろしくお願いします!

学習時間は毎週金曜午後七時から八時半です。
この準備のために毎回教務や当番班や有志のボランティアさんが五時や六時から会場に来てくださってます。
準備内容は二階の机や椅子を並べたり、トイレのお掃除、靴箱や踏み板やシートの設置、看板出し、プリント準備、登録済み学習者さんや見学者さんの受付、
インフォメーションと呼ばれる新規学習者登録受付などいろいろあるそうです。
少人数だと大変ですね。
できるだけ早めに来て手伝うおうと思いました。

開始の七時はそうでもなかったのですが、新規見学の方や新規登録学習者が多く、二階はほぼ満席でした。
学習終了後は全員でとりかかり机と椅子は十分もかからずに片付きました。
みなさんありがとうございます! 
次回もよろしくお願いします。
会場としてお借りしている同窓会館は九時閉館です。
靴箱へスリッパを返す時のお願いです。爪先に爪先を重ね、上から一段おきに、爪先を前にして、並べるようにしてください。
(靴箱に片付け例の写真が貼ってあります。)
靴箱は最後、館内へ収納します。
会館を次に利用される方のため整頓して返したいので、ご協力お願いします。
では来週もみなさんお元気で! またお会いするのを楽しみに!

(3班 Nさん)

新学期が始まりました。新規の学習者が20名あまりやってきました。
予想していたほどの混乱もなく、無事に第1回目の教室が終りました。
みなさん、ご協力ありがとうございました。
始まったばかりですが、さみしいお知らせもありました。
3年間、教室に通っていた

インドネシアのガル君

インドネシアのガル君

が、研修を終え、帰国することになりました。国に帰ってからのご活躍をお祈りいたします。
(広報担当)

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恒例の花見

2_1 市岡元町公園で恒例の花見がありました。
最近になってもなかなか気温が上がらなかった割には、桜はきれいに咲いていました。
この公園では同じ時期に「コブシ」の花も見ごろになり、公園はピンク色と白色に染められます。
昼から雨が降り始め、途中からは本降りに…でもたくさんの人が来てくれました!
手作りのおかずやオニギリ、お菓子やお酒を持ち寄り、テーブルはにぎやかでした。
パトリックさんの奥さんは巨大なキャロットケーキを焼いて来てくれました。
おいしかったです!
土曜日なので、最近は仕事や就職活動が忙しくて市岡に来れなかった人達も参加してくれました。
一人の台湾人男性は、やっと就職が決まったと明るい報告をしてくれました。懐かしい上に嬉しくなりました!
普段話せない人ともワイワイ、ガヤガヤと楽しかったですよ!この花見は屋根付きのテントで行うので雨天決行です。来年は皆さんも参加してみて下さい。

(イベント係 Oさん)

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ボランティアミーティング

今日の教室は港区民センターでのボランティアミーティングでした。
私の感じでは今回は例年よりも継続ボランティアが少なく、新ボランティアが多かったように思いました。

今回の学級日誌は新ボランティアの方に語りかける形式で私の感じたことを書きます。
ボランティアミーティングは議論する場でもあるので、今回、冒頭から激しいやり取りが行われたことは、それはそれで意味はあるのですが、継続ボランティアにとっては理解できても、新ボランティアにとっては理解できず「この教室は何と殺伐な雰囲気の教室だ」と思われたのではないかと心配しました。
この教室は決して殺伐とした教室ではなく、居心地の良い、ボランティアと学習者が和気あいあいと学習や会話をしていますので安心してください。
でも、この教室は全員がボランティアで、専従者とか教室から給料をもらっている人はおらず、裏方仕事は皆で協力してやっています。
ですから、外国人の学習者に日本語を教えることだけでなく、一人一人が「日本語教室」と言う団体の何らかの係になって運営にも是非参加してください。
積極的に意見も言ってください。
皆で市岡日本語教室を良い教室にしてゆきましょう。
これは新ボランティアに対してだけでなく継続ボランティアに対しても言えることです。
来週からは学習者に対する授業が始まります。
楽しみながら授業を進めましょう。

(教務 Kさん)

出席者は新規、継続あわせて、60人ほどでした。私の予想よりは出席が多かったです。
(広報担当)

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ボランティア研修の第2回目 ヒューマンアカデミー及川篤先生の講義

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 ボランティア研修の第2回目でした。
前回は祝日と重なり、少し参加者が少なかったのですが、今回は50人あまりの参加者がありました。

  前回に引き続き、ヒューマンアカデミーの及川篤先生に講義していただきました。前回の音声編に続いて、今回は文法編です。私たち日本語話者が学校で習った国語文法と、外国語として日本語を勉強している人たちが習う日本語文法には用語等で相違があるということが分かり、大変ためになりました。私たちが、形容詞、形容動詞として、よく理解できないままに終っていた部分も、日本語文法からの視点では、イ形容詞と、ナ形容詞と区別されます。私たちも、こう習った方が分かりやすかったのでは。
  2回の講演で、正式に教授法を習っていない私たちにも、少しだけ、日本語教師らしい知識が身につきました。
及川先生、ありがとうございました。

(2班 Fさん)

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ヒューマンアカデミー天王寺校講師 及川篤先生の講義

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・・・・・・でも、その前に。19日のテレビ大阪「ボランテア21」のことを少しだけ。
  昨日の午前中は職場に断ってオンエアを家でゆっくり観ることができた。
我が4班のサンデイアさんがFMココロでDJの収録を終えて帰宅した後、お手製スリランカカレーで家族で食事をしている様子など一日密着取材されたテープが短く編集されて放送されていた。
ほかにもマキシさんが「市岡」で日本語を学んでいる楽しさを語っていたり、ボランティアの方々もマイクを向けられて率直な感想を淡々と述べていらっしゃる様子も印象的だった。
そして何より我が(「我が」が重なって恐縮)広報の札葉先生のスタジオ出演! 
(見終わって、すぐ「素敵でした!」と携帯にメールを入れてしまいました)
こういった構成の番組とは知らなかっただけに興味深く観ることが出来た。

この放送を観た方が一人でも多く日本語教室に関心を寄せてくださって「私もボランティアをしてみたい」と思って頂ければ嬉しいことだ。
  しかし大昔のこととはいえ、かつてマスメデァの現場で仕事をしていた身には、いつまで経っても「テレビ」を、一視聴者として愉しめないのは不幸なことだなぁ!といつも思う。
  さて、今日は港区 区民センターでのボランティア研修会。
ヒューマンアカデミー 天王寺校で長年講師をお勤めの 及川篤先生の講義を聴いた。
  一昨年の8月には「日本語初級者に」を伺ったが、今日のテーマは「日本語を教えるための基礎知識」その「音声編」ということで、日ごろ苦心し悩んでもいることなので大変興味深く聴いた。
  私のパートナーのOさんも隣で熱心にメモをとっていた。
2年半も一緒に勉強していて日誌にも毎回のように登場している彼女は私との出会いが初めての、いわゆる正式の日本語だったそうだ。
一方ならぬ猛勉強で昨年、いきなり日本語検定1級試験を受けて合格したことや、教育サポーター、「中国語講師」としても活躍していることはこの日誌でも何度か紹介した。
そんなOさんの目下の悩みは「日本人と同じような発音で話せるようになりたい」ということだ。
通訳を目指す彼女の期待に、どのレベルまで応えて上げられるかは「私」の問題でもあるわけだ。
  来週及川先生パート2の講習を聴いて「新聞」でも書いてみたいと思っている。

(4班 Sさん)

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