Category Archives: 学級日誌

例年のとおり模擬テストを行います

先週初めて来た学習者さんのほとんどが今週も見えましたので、二階は満席になりました。
ボランティアさんは一人で二人、三人の学習者を担当した方が何人もいました。
新規、復帰、どちらも大歓迎でボランティアさん募集との事です。
どうかよろしくお願いします!

こんな感じですので、見学のつもりでいらした方にも即実践していただいてます。
基本的には、普段どおりのおしゃべりを、ただ、ゆっくりめに、なるべくやさしくしていただければ、まずは大丈夫です。
あまり気構える必要はありません。
わからない時は気楽に近くの先輩を頼ってください。
先輩ボランティアの皆さんにはお忙しいでしょうが、できるだけ見学の方や、新米ボランティアさんにも目を配ってあげてください。

学習者さんが来る前に様子を聞いてみるだけでも、悩みがほぐれるかもしれません。
学習準備に早めに来てくださってる方、決まったメンバーになっているかもしれません。
私もなかなかお手伝いできてなくて申し訳ありません。
いつも本当にありがとうございます!
最後の椅子や机を片付けてくれるみなさん、ありがとうございます。
トイレも退出前に点検、清掃しています。
手伝える方はそちらもどうかお願いします。

12月の日本語能力試験に向けて、市岡日本語教室でも例年のとおり模擬テストを行います、模擬テストは11月第一金曜日からです。
模擬テストの申し込みを受け付けてますので、希望者さんがわかれば早めに申し込み用紙に氏名記入をお願いします。
模擬テストですが、当日に申込んでも受講はできません!
早めに希望を聞いて記名するよう、よろしくお願いします。
日誌なのにまるで連絡帳で、すみません。
一回一回を大切に、学習者さんともなるべく連絡をとれるようにしながら、楽しい金曜日にしましょう。
ではみなさん、お元気で。また来週~!

(3班 Nさん)

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ボランティアが足りません。

市岡に戻ってきて2回目の金曜日です。
6時半に教室に着くと、もうすでに教室の前で待っている外国人の一団が。
新しく来られたタイの人たちのグループでした。
それ以外にも、続々と新しい学習者がやってきて、1階の受付はてんてこまいでした。
もちろん、2階も席が足りなくなる大盛況で、学習者であふれていました。
ボランティアは、全く足りなくて、一人で何人もの学習者を担当したり、学習者同士でグループでおしゃべりをしていたりと、人であふれかえっていました。

私はふだんはあまり学習者を担当することはないのですが、今日は先日知り合ったばかりの中国の女性が訪ねてきてくれたので、久々に学習を担当しました。
とはいえ、途中で何度も席を立ち、いろいろな方たちとの連絡や相談が・・・。
なかなか落ち着いて学習には専念できません。

来月早々には日本語のスピーチ大会が、さらに、再来月には遠足もあります。
あわただしい2学期が始まりました。
ボランティアが足りません。
休んでおられるボランティアのみなさん、
ぜひ来てください。
また、以前来られていて、今はやめておられるボランティアのみなさん、またお手伝いください。
新しいボランティアも大歓迎です。
お友達を引き込んでください。
多分、今週も大賑わいでしょう。
みなさん、休まずに来てください!!!

(広報担当)

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2学期が始まりました。

ようやく2学期が始まりました。
私も学習パートナーのOさんも区民センターでの特別授業へはフル出席しましたが、夏休みなので欠席の方も多く、なんとなくさみしいなー 
なんて二人で話していました。
やはり、慣れた空間でいつもの顔ぶれが揃うとうれしいものです。
おまけに新しい学習者の方もこられました。

ようこそ!!
6班の教室は空調設備が整っていないので学習者の皆さんには不便をかけていますが、広報担当の方の声掛けのおかげで扇風機を寄贈いただき、さっそく重宝いたしました。
ありがとうございました。
(調子に乗って)冬にむけて、暖房器具(電気)のほうも、どなたか、よろしくお願いいたします。
ところで、今までは教室の窓からいつも生徒たちがクラブ活動を終え帰り仕度をしている光景を目にし、おぉ青春諸君!なんて浸っていましたが、残念ながら来週からはそれも叶わないようです。
インフルエンザ感染防止のため、生徒が完全下校した午後6時半以降でないと私たちは校内に入れないとのこと。やむを得ませんね。教室でも感染拡大防止に努めないと、と気を引き締めつつ帰路に着いた次第です。

(6班 Kさん)

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送別のひととき

于くん

于くん

 いつものことだが少し遅れて教室に入ってくると、私たちの班のみんなに「こんばんは!」と声をかけ誰とでも気軽に話をしてくれた于くん。
その爽やかさと明るい品性は育ちの良さからなんだろうなとも感じていた于くん。
その彼が府立大学での10ヶ月の研究を終えて中国に帰国する。
市岡最後の日となった28日の区民センターの自由学習のあと、行きつけの中華料理屋さんで、ささやかな送別のひとときを持った。
北京の大学でも経営学を専攻し、一時休学をしてきたので、復学して研究に勤しむという于くん。
日本語の発音が滑らかなのは、初めて日本語の学習をしたときに「音声学」から学んだからとのこと。
なるほどと皆が納得。
お店にあった彼の実家の青島(チンタオ)のカラー写真を見て美しい町並みに歓声が上がった!
「まず僕の家のある北京に来てください。それから青島にご案内します。両親の郷里には皆さんが泊まれるほど大きい家がありますから・・・」

!本当にみんなで押し掛けて行くかもね。元気で頑張ってください。そしてまた、市岡にも帰って来てくださいね。

(4班 Sさん)

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1ヶ月ぶりの学習再開です。

1ヶ月ぶりの学習再開です。
メール配信のミスもあって、ボランティアの中にもこの日の開催を知らなかった方もおられたようです。
学習者も、夏休みで帰国中の方や旅行中の方もおられるのか、集まりが悪かったです。
少人数の中、みなさん久しぶりの再会に、話がはずんでいました。
ボランティア同士の会話もはずみ、ボランティア同士でも新しい出会いが生まれていました。
では、また来週お会いしましょう。

(広報担当)

まだ夏休み気分なのか学習者か少なくボランティアが余っている状態でした!
でも皆さん楽しく学習者と学習され良い雰囲気の中で学習がすすんでいるように感じました!
(5班 Kさん)

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「ハートフル・コミュニケーション~プロの聞き手の対話術」

竹之内先生

竹之内先生

竹之内先生[/caption] 今日の研修テーマは「ハートフル・コミュニケーション~プロの聞き手の対話術」。講師・竹之内先生はさすがプロのラジオパーソナリティ、見るからに明るく、人柄の良さそうな柔らかい雰囲気の女性でした。なるほど、良い聞き手たるもの、まずは第一印象が大切ということですね。言葉や習慣の異なる方とお会いする時には、特に重要な部分かも知れません。
そして挨拶。最初の挨拶は、ドレミ音階の「ラ」の高さで発声すると印象が良いとのこと。これは普段、まったく意識していませんでしたが確かに効果がありそうです。ちなみに朝、子供を送り出す時もラの音で「いってらっしゃい」と声をかけると、子供もその勢いで元気に出掛けることができるそうです。また、普段の会話は「ミ」の高さが安心感を、「ソ」が前向きな気持ちを伝えてくれるということで、なんだか科学的で興味深いお話。音痴の私にどこまでできるかは分かりませんが、早速試してみたいと思います。
もうひとつ真似したいのが、「相手の国にちなんだ物を身につけていく」ということ。竹之内先生はお相手の出身国の特産品アクセサリーを身につけたり、それが難しい場合は国旗カラーをコーディネイトに取り入れたりされているそうで。これって、美智子皇后やダイアナ元英国皇太子妃も実践なさっていたと聞いたことがあります。やっぱり、人の心に入っていくにはそれなりの心遣いが必要ですね。今日は学習者さんの国の言葉で挨拶してみよう!と思いつつ、毎回「こんにちは」とつい日本語が出てしまう私はちょっと反省でした…。
日本語を教える前に、まず学習者さんにとって魅力的な話し相手であるか。自分を振り返る良い機会になりました。暑い中お越しいただいた竹之内先生、また準備してくださった班長Sさん始め教室の方々、ありがとうございました。

(5班 Aさん)

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港区民まつり

22_1 大阪プール近くにある八幡屋公園で“港区民まつり”が催されました。もう35回目だそうで、地元では恒例の夏のイベントです。港区や福祉団体のブース、隣ではワラジを編む体験コーナーがありました。ステージでは子供のヒップホップダンス、エイサー踊りなど。最後は盆踊り大会で賑やかでした。

市岡国際教育協会もここ数年、レギュラーで参加しています。
学習者さんもスリランカやモンゴルの民族衣装を着て参加してくれました。
私もクルタ(ネパールやパキスタンの衣装)を着て市岡をPRしました。
今年も平松市長が来てくれました。内モンゴル人で日本の高校に通っている子が、市長に「社会のテストで”市長の名前を書け”という問題があり、平松市長の名前を書けて96点取れました!」と報告したら、これからも頑張ってねと声を掛けて貰っていました。ちょっとした触れ合いですね。

皆でチラシを配っていると、ベトナムの方が二人いらっしゃったので、是非、日本語教室に来てくれる様、お誘いしました。夏休みが終わったら、来てくれるといいな~!
草の根運動的ですが、私達の活動を必要な方に一人でも多く知って欲しいですね。暑い中、参加して下さった皆さん、有難うございました。

(イベント係 Oさん)

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恒例のボランティア研修会 大阪大学留学生センター教授西口光一先生

夏休み恒例のボランティア研修会を開催しました。講師は大阪大学留学生センター教授の西口光一先生。5年ぶりか6年ぶりに来ていただきました。出席者から立派な感想をいただきました。掲載します。

目からうろこー7月31日「市民による日本語習得支援」研修会に参加して

「日本語教えるボランティアに行きませんか?」と誘われて、(英語をちょっと勉強しているし・・日本語教えるのも勉強になるかも)気軽に「行きます」といってから3ヶ月余。「4回は見学者ですよ」といわれたのに、3回目にはインドネシアの人が「敬語を教えて欲しい」と言っていると1枚のプリントを渡され、4回目には「祇園祭へ行ったから、祇園祭りのことを教えて」という中国の人を担当することに。隣のボランティアさんを見ると「は」と「が」の違いを説明されていて、「そうか、なるほど」と私が感心し、反対側では「祇園祭とは・・・」といろいろと説明もされていて、「私には無理!」「教えるより、日本語や日本文化を勉強しないと!」と思っていた矢先に、初めての研修を受けることになりました。
大阪大学西口光一先生は、開口一番「日本語を教えるのはやめなさい!日本語を教えようとすると文法や発声がつきまとう(いやそうな顔で)」とおっしゃいました。プロの日本語教師は正しい文法や発声と同時に日本語をたくさん話す環境も準備します。が、アマチュアのボランティアは「おしゃべり」すればいい。
自然習得する機会を与えるだけでよい。それこそが、日本語習得支援です。といわれました。
そのためには
1 辛抱強く外国人の話を聞くこと 下手な日本語を1時間以上も聞いてくれる人はボランティア以外にありません。そして、ときどきわかりにくいところは聞き返してください。
2 うまく表現できないときには、道を教えるが如く、「それはこのように言ったらいい」と日本語を教えてあげてください。
3 外国人の日本語のレベルに合わせて、面白がる話をしてください。
話のねたは「日本語 おしゃべりのたね」(西口光一監修、沢田幸子他著)をご参考に。
要は外国人の「連れ」になることです。 
西口先生ありがとうございました。ちょっとボランティアをかじっただけで外国人から「先生」と呼ばれ、「先生」らしくしなくっちゃと思った私にとっては、目からうろこ。これからは「連れ」を目指します。「連れ」になら、わたしも何とかなれるかもしれません。

日本語支援のための参考書
「日本語 おしゃべりのたね」西口光一監修、沢田幸子他著(スリーエーネットワーク)
「にほんご 宝船」春原憲一郎著(アスク)
「例文で学ぶ漢字と言葉(3級編)-イーさんと日本の友だち」

(5班 Mさん)

さすが!という感じの講義でした。長年の経験と実績からくる自信ある講義に「へぇ~!」と思わず感嘆をもらしてしまいました。特に「らりるれろ」が言えない学習者の対処法、母音を小さく発音する事で聞き取りやすくなる事などは目からうろこって感じです。SHOW&TELLは市岡のイベントでも使えそうだと思いました。試行錯誤し、学習者の気持ちになって一生懸命やってこられた西口先生ならでこその講義だったと思います。受講できてちょっと得した気分。年々研修会がレベルアップし尚且つ楽しいものとなっていっていますね。段取りをしていただいている方々に感謝です!ありがとうございます。
(Kさん)

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アメリカ出身の留学生

今私が担当している学習者さんは、アメリカ出身の男性で留学生として日本に来られたかたです。

漢字と敬語が苦手と聞いたので、それらを中心に、一緒に学習しています。
実を言うと私は敬語がとっても苦手で、教えて欲しいと言われた時は半泣きでしたが、勉強する良い機会なぁと思い、学習者さんと一緒に勉強しています。

また、最近学習者さんが学校や、テレビで聴いた日本語で意味がわからないものを質問してくださるので、その意味を説明したり、普段どのように使うか例題を作ったりしています。
しかし意味がわからないものや、例題が思い浮かばないこともあるので、その時は私の宿題として次の週に説明しています。
今日も質問を持って来てくれました♪

彼はとっても勉強家で、私はボランティアを始めた頃「宿題は出しても学習者さん、やってこないよ~」と言われたのですが、ちゃんと彼はやってきてくれてて、嬉しさを感じています。
しかし喜ぶだけでなく、私もしっかり勉強しないと! 日本語教師になったつもりで…
これからも頑張りたいと思います!

(2班 Kさん)

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7月20日(月) 文楽鑑賞に参加して

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国立文楽劇場10:00集合。受講生9名、ボランティア39名、総勢48名。

10:10より 文楽の解説
解説は人形遣いの桐竹紋臣さん。実際に使われている文楽人形を使っての解説に、参加者興味津々の様子。人形を収納する際は、首(カシラ)、胴、手などバラバラに分けて保管し、演目の都度一番いいパターンで組み合わせていくことや、女性の人形には足がないことなど知らないことだらけでした。
解説の最後には受講生を中心に、参加者も人形を触らせてもらい、実際に手足を動かしたり、人形の重さを体験したりしました。人形とのツーショットなど記念の写真もたくさん撮られたようです。

11:00より 文楽鑑賞
市岡の席は前から3列から6列で大夫(たゆう)と三味線(しゃみせん)の前にあたり、迫力ある大夫の語りと三味線を味わうことが出来ました。
最初の演目は「五条橋」
有名な牛若丸と武蔵坊弁慶の五条橋での逸話を文楽にしたもので、人形の闘いぶりは迫力があり、文楽の面白さを味わえたと思います。
次に「文楽へのご案内」
人形の説明は我々が鑑賞前に解説してもらったのとほぼ同じ内容。ただし「親子劇場」と銘打ったとおり、体験は子供たちです。6名が舞台の上に上がり人形を使って斬り合いを熱演、観客の笑いを誘いました。
2番目の演目は「化競丑満鐘(ばけくらべうしみつのかね)」
化物国の話で狸・河童・雪女・かまいたち・かわうそ・ろくろなど妖怪が出てくる舞台でしたが、日本の民俗に慣れていない外国の人には、少し理解しにくい部分があったのではないかと思います。また忠義のため狸の女房の雪女が自害するなど、現在の我々ですら理解しにくい部分があり、難しかったのではないかと思いました。

13:20より 楽屋・舞台裏見学
文楽の舞台が思っていた以上に広いのに驚き、奈落の上に立ってその深さが15mとの説明に驚き、後の演目に出る人形の姿に感嘆し、稽古する三味線に耳をすませ、楽しいひと時を過ごしました。

今回の文楽鑑賞は、理解しにくい面はあったものの、受講生の人たちも楽しめたと思いますし、それ以上にボランティアが楽しめた一日だったと思います。
私達ボランティアももっと日本の文化や古典芸能に関心を持つべきだと痛感しました。
(3班 K.A.さん)

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