Category Archives: 学級日誌

聴解の模擬試験

今日も聴解の模擬試験がありました。
6班の人たちは大忙しです。
2階のほうも、人手が足りなくて、今週も一人で何人もの学習者を見ている状態でした。

私は最初は一人で3人の中国人学習者を相手していましたが、なかなか大変でした。
それに、学習者同士がついつい中国語で会話してしまうのも問題でした。
学習者同士が横のつながりを作ることはいいことなんですが、日本語の勉強の時間が減るのでもったいないです。

途中からは、ボランティアも増えて、私も1人の相手をするだけでよくなったのですが、最近忙しすぎて疲れがたまっていて、おまけに寝不足で、学習中についつい意識が飛んでしまって、絶不調でした。
まだまだ忙しい状態が続いているので、来週もどうなることやら。

(2班 Fさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

秋の遠足 奈良公園

39_1 (1) 39_2 (1) 39_3 39_4 39_5 39_6 39_7

 今日は、恒例の秋の遠足でした。本日の参加は45名。午前10時過ぎ、みんなでJR奈良駅から歩いて奈良公園をめざします。
猿沢池(さるさわのいけ)のそばにある小さな社(やしろ)、采女神社(うねめじんじゃ)前になぜかサムライ姿の男性がいました。サムライを切るポーズだと有料ですが、並んで撮るのはタダだそう。何人か記念撮影してもらいました。
猿沢池の周りを歩いて、興福寺(こうふくじ)の五重塔(ごじゅうのとう)を見ました。池に塔が映って、とてもきれいです。
その後、奈良県庁の屋上に登りました。奈良がよく見えます。これから行く東大寺の屋根も見えました。
鹿があちこちにいる緑地に座りみんなでお弁当を食べました。イタズラな子鹿が食べ物を狙って寄ってきてびっくり。私たちは大丈夫でしたが、他のお客さんの中には何かを食べられちゃった方もいました。
いよいよ世界遺産の東大寺へ。南大門(なんだいもん)、大仏殿(だいぶつでん)、大仏(だいぶつ)の3つが国宝です。門は大きく、中にある金剛力士像(こんごうりきしぞう)も大きく力が強そうです。でも大仏殿はもっと大きく、大仏はとてもとても大きいものでした。中の柱に一つだけ根元に穴が開いてて、子どもがその穴をくぐり抜けるために大勢並んでいました。
東大寺を見終わって、いったん解散。近鉄奈良駅に帰る人、JR奈良駅に帰る人、もう少し見学を続ける人に分かれました。見学の続きは二月堂(にがつどう)です。お堂は少し高い所にあるので、東大寺がよく見えました。お堂の奥で無料セルフサービスの御茶をいただきちょっと休憩。それから春日大社まで森の道を歩きました。木の葉や苔の香りがします。神社からJR奈良駅まで歩いて帰りました。
ちょっとくたびれましたが、楽しかったです。

(3班 Nさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

聴解試験の模擬テスト

今週から日本語能力試験にむけて、聴解試験の模擬テストが始まりました。
6班の方には大変御世話になります。この模擬試験はあと3週間続きます。
聴解試験に人手をとられることもあって、2階の1班から5班までは、ボランティアが全然足りませんでした。
どの班でも1人のボランティアが2人3人の学習者を担当していました。

私も上級の中国人学習者と中級程度の台湾人学習者を同時にみました。
台湾の方は初対面だったので、なかなか会話もはずみませんでした。
また、上級の方とはいつもは日本人にとっても難しいレベルの歴史書を読んでいるのですが、今回はそれは中止して3人で会話をしました。
中級と上級、中国と台湾ということで、いろいろと気を使うことも多く、疲れた割には中身は薄かったなと反省しています。

この状況が当分続くと思えば、こういうときの対策にも慣れていかなければいけないと感じています。

(2班 Fさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

4級の試験に挑戦する

だんだん寒くなってきた今日この頃・・・。
6班には暖房も寄付していただき、さらに6日からの聴解模擬試験のためのCDラジカセ新品を二台もゲットさせていただき、本当に感謝しています。

私が担当している中国の子は、すごく努力して頑張っていますが、4級も難しいといった感じです。
6日の試験もどうするか聞いてみましたが、やはりレベルが追いついていないので今しているテキストを終えて、さらに次のテキストも終えてから挑戦したいとのことでした。
しかし、班長からもアドバイスを頂き、1回受けてみて自分の実力を知るのもすごくいいことだよ!ということで、4級の試験に挑戦することになりました。結果その子が自信を持てたり、何を勉強するべきかを見つけ出せたらいいなと思っています。

6日から4回に渡って行う試験、6班だけでは回らないので、どうぞみなさんお手伝いよろしくお願いします!!
受験者が遅刻せずに来ることも祈るばかりです笑。
インフルエンザ、かなり流行っていますが、自己管理をしっかりして次回も元気に頑張りましょうね♪

(6班 Nさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

ドイツからの交換留学生&帰国するナリンくん

ナリン♡

ナリン♡

 先々週の金曜日のこと。Oさんと入り口近くの机に向かい合わせで腰掛けた。
その時「どなたかボランティアさん、空いてませんか?」と教務の方が入って来られた。
ふと見るとヨーロッパ系?の高校生。
黒い詰め襟の学生服が不思議に似合ってカワイイ!
 教務の方が再び声をかけていらっしゃる・・・。
思わずOさんに目配せで「いい?」と了解を得て「今日だけでも、お相手させていただきましょうか?」と言ってしまっていた。

「ドイツからの交換留学生で大手前高校1年生Fくん」とメモに記されている。
海外旅行では数回ドイツを訪ねていたので何とかなるかも?と気軽に引き受けたものの、何から始めていいやら内心アタフタ・・・冷や汗も出始める。
「英語、スペイン語はバッチリ。
フランス語は少し。ラテン語も少ーし」と2本指で示す。
アッ!このしぐさ世界共通!と変なコトで感心。
「中国語とのチョイスで日本語を2年間勉強してブレーメンから今年8月に来日。
帰国は来年1月。枚方市内でホームステイ中」ここまで聞き出した時点で私は、もうひっくり返るほど驚き、たじろいでしまう。
高校1年にして、この語学力!昨年の冬にベルリンに行った話をすると眼を輝かせて「おじいさん」「おばあさん」はベルリンに住んでいるとのこと。
東西ベルリンの壁崩壊の2年後から・・と話してくれた。
長男が高校生のOさんも一緒に「ドイツは大学まで学費が無料でいいね~」などと話に加わってもらったものの「音読」の勉強をとの目的が果たせず申し訳ないことになった。

教務の方からホームステイ先の京阪枚方までの帰り道を教えてあげてくださいと言われていたので、いつもとルートを変えて「天満橋」まで送って歩いて家路につく道すがら「来週も来てくれますよに」と祈る思いだった。
そして今週23日、室内にいるFくんを見つけて内心快哉を叫んだ私「今晩は!」「グーテンダーク」
Fくん「?・・・」
「夜はグーテンアーベン デス」
そうよね、やはり私、私日本語だけで通します!! 
家にあったグリム童話の「ブレーメンの音楽隊」の美しい絵本(福音館書店)をプレゼントして、1月に帰国して家族や友達に見せてあげてくださいねと渡し、お後は博学多才のM班長にお任せしてサッカーなど興味深いお話などをして頂いた様子。
☆アフター市岡の食事どき、この教室は「教える」より「連れになる」ことを心がけてください、と夏の講習で西口先生に教えて頂きましたよね~とMさんと確認しあったことでした。
Fくんの短い日本滞在中に、少しでも愉しい思い出作りをしてあげることができればと思う。

(4班 Sさん)

大手前高校からは、毎年交換留学生を受け入れています。楽しい時間を提供してあげてください。
(広報担当)

まもなく帰国するタイ出身のナリンくんのあいさつが、今日はありました。
いつものことながら、寂しいものがあります。
教室での挨拶の後、送別の宴席も設けられた模様。
帰国後も日本とタイの友好のための人であって欲しいと思います。活躍を祈ります。
今日はお気に入りの帽子姿でやってきてくれました。
(広報担当)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

ラジオ大阪の番組のインタビュー

34_1 今日は地元ラジオ大阪の原田年晴アナウンサーが取材に訪れました。予想以上に大勢集まっていたので、驚いておられました。10月から始まった「こちら港区552」という番組の取材です。毎週土曜日2時半からの30分番組です。港区に関係のある話題をつぎつぎ取り上げていかれるそうです。放送日についてはまたお知らせします。
(広報担当)

今日の担当はかれこれ1年間続けているシエラレオネ出身、カナダ人の男性。
勉強をしているとラジオ大阪の番組のインタビューを受けた。
日本に来てどれくらいか、日本がどうして好きかなど一通り質問された後、「教えてもらっている先生はどうですか?」
ちょっとドキドキする間をおいて「やさしい」と優しい答えをだしてくれた。

「ちょっと勉強風景も録らせて下さい。」と言われ、教材を使って設問に答える場面を録ることに…
緊張した彼は、『今日は熱がありますからお風呂に_____ようにしてください。』の穴埋めに、「入る!」と答えてしまった。
いつもなら答えられると思うのに (´・ω・`)

(5班 Yさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

学校の宿題

今日の私の担当は小学3年生のとても元気な男の子でした。
学校の宿題を一緒に解いていくお手伝いをしていたのですが、こうかな?ああかな?と考えているうちに勢いよく答えを出してくる男の子に押されっぱなしであっという間に宿題は終わってしまいました!

改めて日本語は捉え方によってさまざまな意味を持っているという事をこの教室ではつくづく思い知らされます。。。
日常何気なく交わす言葉も学ぶために身に着けようと頑張っている方を目の前にするとやはり、こちらも同じように学んでいる気になり毎週金曜日は朝から気の引き締まる思いです。
いろいろな出身地のお話をすることもとても楽しく本当に素晴らしい機会をいただいたと思って感謝し毎週楽しみにしています。

言葉を交わすということは大事なことですね。いつも市岡ではパワーを貰っています。たくさんの学習者さんと楽しい会話が出来るようになれることを願ってこれからもよろしくお願いします!

(4班Tさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

日本語スピーチ大会

 

スピーチ大会

スピーチ大会

 港区主催の日本語スピーチ大会が弁天町のOCR200で開かれました。
市岡日本語教室の代表として7名が出場しました。
弁天町の教室の代表で出た方も含めると市岡からは合計8名が発表しました。
それぞれ、日本での体験や母国との文化の違いなどについて、楽しく話してくれました。

大勢の観客のみなさんがつめかけてくださり、市岡からも多くのボランティアが応援にかけつけてくれました。
この模様はケーブルテレビでも紹介されます。

(広報担当)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

日本語能力検定試験の2級の対策

 今日は本来の学習者さん<アメリカ出身の男性>が来られたので一緒に学習しました。
学習内容は、日本語能力検定試験の2級の対策をしました。
教材は、彼が持ってきてくれたテキストを使いました。

2級の問題は日本人である私にとってもむずかしいもので、これは私も予習なしで教えるのは無理だな… 次回は予習してこよ!と思いました。
普段何気なく、ほとんど考えずに使えている日本語ですが、ちょっと見る角度をかえてみると、「どうしてそういうんだろう。」「不思議だ。」「難しい。」と感じることができます。
毎回ですが、すごく勉強になります!!

(2班 Kさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

聴解練習

 秋の訪れと共に学習者の人数も増えている様子で嬉しいです。
このところ、1班はボランティアの数が少なくて、今週は3人のインドネシアの研修生と学習しました。
幸い、彼らは同じ会社の仲間で、12月の検定試験も揃って3級を受験しますので学習内容も同じことから、3人を受け持っても思ったよりは大変ではなかったです。

聴解練習として、テープの代わりに私が問題を読みました。
3人に聞き取れるように普通のスピードでハッキリと、そして会話文は少し感情も込めて読みましたが、最後の方では声が枯れそうでした。
彼らの熱心な学習態度を見ながら、3人共が合格出来る様に心から祈りたいと思いました。

10月3日にスピーチ大会が開かれるとのこと・・・。何度か一緒に学習したことがある、インドネシアのバクティ君が1班から出場することになりました。
近畿車輛で新幹線等の製造に携わっている彼は、趣味も多彩で どんなスピーチをしてくれるのか楽しみです。
新しく入ったボランティアの、Oさんが一生懸命に彼のスピーチ原稿を見てくれています。
Oさんにとって初めての担当学習者で、彼女も必死で頑張っています。

他の班から出場される学習者のみなさんも、緊張しながらもスピーチ大会を楽しんでくださいね。

(1班 Iさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment