Category Archives: 学級日誌

若山牧水の短歌のひとつを聞かれました

私にとって、今年で3年目の日本語教室になります。
それでも4月が来るたび、新鮮な気持ちになります。
受付の手伝いを少ししていると、新規の学習者が次々に来たりして新学期を感じさせます。
私の担当の学習者は最初からずっと同じ人ですが、この春から新しい環境での生活をはじめました。
それに合わせて、というわけではないですが、市岡での学習も今までとは違うアプローチの仕方でできればいいなと思っています。
ずっと同じことばかりでもお互いつまらないだろうし、日本語も随分上達しているのでそれに合わせていろんな勉強の仕方があるんじゃないかと考えています。
若山牧水の短歌のひとつを誰かに教えてもらったらしく、ことばの意味や解釈を聞かれましたが、「ん~、これはちょっとわからんな~」と答えるのが精一杯でした。 
(1班Aさん)
   
再来週は勉強していって説明してあげてくださいね。  (広報担当)

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教室は席もいっぱいで大盛況でした

今日は新学期2回目とあり、新しく来られた学習者さんもたくさんいて、教室は席もいっぱいで大盛況でした。
私の班も今日から新しく3人の中国の方が入ってこられて、簡単な自己紹介や日本語と中国語の意味の違いなどを話していました。

私は今日は担当がいなかったのであちこちに乱入して、中国人の9歳の女の子には、(少し勉強がいやそうだったので)イラストでアンパンマンやピカチュウ、キティちゃんを書くと喜んでもらえました。
インドネシアの男性の学習者さんとは、日本の曲で何を知っているかというのが話題になり彼にうる覚えの部分の歌詞を歌ってもらって、次に私が続きと曲名を答えるという「ドレミファドン」のような授業になりました。

来週もまだまだ人数も多くて教室は一杯だと思いますが、学習者さんもボランティアも皆さんまじめに来週も来てください。   

(3班Sさん)

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異郷で困難に立ち向かっている人たちの心の支えになれたのかと思う

今年度第1回目の日本語教室が開催されました。

新学期の始まりです。私たち1班は当番で受付などの仕事でなかなか学習にはいれませんでした。
私の学習者は待ちきれず、1階に催促をしに降りてきました。
市岡での学習を楽しみにしてもらってると感じましたが、当番の時はこういうこともあるのでうまくボランティア同士でカバーしあわなければならないと思います。

私の学習者は小学生から中学生になりました。
来た時よりも背も10センチ以上のび、明るくなり、そして何よりも日本語の成長ぶりには驚かせられます。
以前言葉の壁や国の違いによる自己表現などで、いじめなどにあったなどとは思えないほど明るい笑顔をみせてくれてます。
彼女の父親が先日、彼女の精神状態を考えると国に帰ろうかと思っていた-と言うのを聞いて、市岡にきてくれてよかったなぁーと改めて思い、このような場所の大切さと意義を感じました。
学習者が私にいろいろ気づかせてくれます。

1班の新ボランティアの方は大変みなさん熱心で、私が入った頃とくらべたら雲泥の差!?受付もしっかりやって、すぐに学習者がついた人もとても楽しそうに勉強をしていました。
熱心に一生懸命する事が楽しさにつながるのだと、新ボランティアの人をみてて、またまた勉強になりました。

今学期もばたばたと始まりましたが、いろんな問題はみんなで考え乗り越えていけるようにがんばりたいと思います。  (1班Kさん)

Kさんの学習者とは私も少なからず話をしますが、今日お母さんとお父さんから挨拶され、その後、Kさんから、お父さんの話を聞くと涙が出そうになりました。
異郷で困難に立ち向かっている人たちの、少しでも心の支えになれたのかと思うと、Kさんの尽力には頭が下がります。
今後ともこういう出会いを大切にしていきたいですね。  
(広報担当)

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第5回 日本と私

講師  HAND IN HAND ORGANIZATION フィリピン代表
  オスティ ウエイド

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ワンワールドフェスティバル

2月5日(土) 6日(日)
上本町の国際交流センターで開催されたワンワールドフェスティバルで広報活動(ビラまき)等を行いました。

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今年度最後の日本語教室

今年度第34回目、最後の日本語教室が開かれました。

8時までは普通どおりの学習。
8時からは、会館の2階で修了証の授与式。
また、3月で帰国される学習者さんたちの挨拶もありました。  

(広報担当)

今学期最後の日なった。
出席証明書を半数出席者に手渡す。
締めくくりの日ではあったが人数は少し少ないように思える。
日本語学校を卒業後の進路は大学、専門学校などさまざまだが、日本語習得の後、日本に残り専門分野への学校に進む学習者が意外に多いのに驚いた。
外国人の勉強意欲への貪欲さがこれからの自国の発展につながっていくのだと感じる。私も日本語を教えると言う行為だけではなく、そういった人たちに触発されいろんな意味で成長していきたい。
今学期最後に出会った学習者は父親と一緒に貿易の仕事をしている香港人だった。
彼は5ヶ国語ほどを19歳の若さで話すことができる。うらやましい‥日本語もほとんど理解しており、今回は友人を市岡に紹介したついでで来たようだったが、大阪弁を教えてほしいーと言っていた。
「ぼちぼち」「べっぴんさん」などの言葉の意味をとても興味深く感じたらしく喜んでいた。
外国人が「最近どう?」「ぼちぼち」なんて会話してたら、ちょっとびっくりですね。4月からの新学期も楽しく市岡ライフを過ごしたいです♪  
 (1班Kさん)

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3月に帰国する学習者も多く、どの班からも別れを惜しむ声が

今年度第33回目の教室が開かれました。

3学期はわずか4回だけの教室です。
次回で今年度は最後になりますが、3月に帰国する学習者も多く、どの班からも別れを惜しむ声が聞こえてきます。
次週はいよいよ今年度最後の教室。

その後は、ボランティア養成講座になります。
併行して日本語教室を行うと週2回になるので無理な話ですが、ここでの2ヶ月近いお休みは淋しいですね。 

 (4班Fさん) 

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今年度も残すところあと3回。

私の学習者は、この春から専門学校に行くことが決まって、たくさんの日本人の学生に囲まれて受ける日本語での授業に「たいへんになりそうだ」ともらしていました。
そんな思いがあったからかどうか、今日は、文章を読むからおかしなところがあったら言って欲しいということでした。

これまでは、自分の意思が通じることを優先して、言葉のイントネーションについては細かく指摘してこなかったし、彼の言葉に聞きなれてくると、意味がわかるから別に構わないと思い込んでしまっていたところもありました。
しかし改めてイントネーションだけに注意して聞いているとやっぱり不自然なところがいくつも出てきて、それが彼のクセになっていることに気づいて、もっと早く指摘してあげていればよかったなーと反省をしました。  
(1班Aさん)

今年度32回目の教室が開かれました。
今年度も残すところあと3回。
3月末には帰国予定の学習者も大勢います。
別れの季節が近づいてきました。
出会いが多くて嬉しい日本語教室ですが、別れも辛い日本語教室です。
新たな出会いを期待し、また、別れ行く人たちとの再会を祈念してやみません。
学習者の出席者数は60人あまりでした。  
(4班Fさん)

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学校では教えない何かを教えてあげれれば

新学期のはじまりです。

7時過ぎ。人数はいつもより少なめ。
そのうち少しずつ人数が集まったけど、やはりいつもより少なめ。
それでも久しぶりの市岡なので、私自身は楽しかった。

今日は漢字の宿題をする。
学習者自身、漢字が弱いと感じてる。
モンゴル人で中国語もできるのだが、漢字は読み方も書き方も意味も違うものが多くて、欧米の人達と同様に漢字が弱い。
又、学習者が作った文章をよんだけれど、自分の発音通りに書いているらしく、余計な濁点がついたり、小さな”つ”がついたりで‥日本語の発音も別におかしくなかったし、意味もよく聞き取れていたのでその様な文章を書くのがちょっと意外だった。
今年は日本語検定1級を受けようかと言っているので私も気張ってやらないと‥和気あいあいだけではなく、レベルの高いものをめざして、自分自身もがんばれるーそんな場になるようにしたいです。
-かと言って学校のような雰囲気はいやなので、教えてあげるのは日本語だけでなく、日本の良さ、日本人の本音、日本の歴史、学校では教えない何かを教えてあげれればーと考えています。   

(1班Kさん)

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2学期最後の日 オープンクラス

今日は2学期最後の日でオープンクラスでした。
まず、じゃんけんをして勝った人の後ろに負けた人が繋がるゲームをしました。
次にジェスチャーゲームをしたり歌をうたったりして楽しみました。
今日で市岡に来るのが最後で、帰国される方が数名いらしたので、あいさつをされました。
あいさつを聞いて悲しくなりましたが、市岡への感謝の言葉も多く、ボランティアをつづけてよかったと改めて思いました。
皆さんの母国でのご活躍を期待しています。  
(5班Yさん)

来年早々に4班のリスランさん(インドネシア)が帰国されます。
IMMJAPANで来日され、3年間研修生として働いてこられました。
帰国後の活躍を期待したいと思います。
一方、この日は、3月に台湾に帰国された葉さんが久しぶりに日本に遊びに来て、市岡にも出席してくれました。
懐かしいみんなとの再会を楽しんでいました。
別れは寂しいですが、こうしてまた会えるときの喜びもひとしおです。
帰国される皆さんのますますのご活躍を祈りたいと思います。そして、また会える日を楽しみにしたいと思います。
  (4班Fさん)

今年最後の日本語教室でした。恒例のオープンクラスが開かれ、じゃんけんゲームとジェスチャーゲームを楽しみました。
最後はハーモニーバンドの伴奏でみんなで「お正月」の歌を歌いました。
終了後は感謝の気持ちをこめて、全員で会館の大掃除をして締めくくりました。
1ヶ月近い冬休みを前に、去る年を惜しみながら4週後の再会を約して、夜の街へ消えていったグループも多かったようです。 
 (広報担当)

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