Category Archives: 学級日誌

ボランティア80名、学習者63名

2学期5回目の教室が開かれました。
今月からは毎月1回目の教室の後に理事会が開催されることになりました。
本日の出席者は、ボランティア80名、学習者63名でした。 
(広報担当)

今月は当番だった。
すっかり忘れていた私は見学者の友人と待ち合わせしていつもの時間に行くと、教室はすっかり勉強モードにはいっていた。
教室が分かれているせいか、多いのか少ないのかあまりわからなかった。
学習者が休みだったので、受付を手伝っていると7時半をまわっていたにもかかわら>ず、中国人の女性1名とスリランカ人の姉兄弟3人が入校希望でやってきた。
スリランカ人3人は終了後「めっちゃ、楽しかった」と言って帰っていった。
なんだか嬉しかったなぁ。
中国人の女性のほうは8月に来たばかりで、ほとんど日本語がしゃべれず、教科書もなくご主人との会話も筆記だということだった。
中国語を少し習っているので今回は私が担当させてもらった。
市岡の教科書を借りて、ひとつづつ単語から勉強していった。
中国人のための教科書だったので助かった。
一からというのは本当に大変だと感じる。
高度な技術も必要だと思うので自分の班のボランティアの教え方、技術といったものも、もう少し班長がわかる必要もあるなぁと思う。
ただ、コーディネーターの方たちも当日の仕事が忙しすぎて、そこまで手が回らないと言うのが現状だ。

先週はインフォメーションをさせてもらった。
新しい体制になってはじめてインフォーメーションをとった。
何も資料もなくとまどう。
せめて、飲食禁止、教室は貸してもらっているのできれいに使う、など最低限学習者に言わなくてはいけないことを把握してから、インフォメーションがとれればーと思う。 
 (1班Kさん)

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台湾で発行されている日本語に関する雑誌を音読

今日の出席はボランティア78名、学習者70名でした。
半期制をとっている日本語学校では、ちょうど学期の境目にあたり、9月で卒業、修了という方も多いようです。
10月からは、また新しい生徒さんが入学されます。
市岡にも新しい方が入ってこられることでしょう。
というようなことで、休暇中の学生さんも多く、前回および今回の学習者は少し少なめでした。 
  (広報担当)

今学期から私の担当する学習者は台湾人の女の子です。 
なかなか積極的で使いたい教材等も自ら毎回持ってきてくれます。
今、メインにやってるのは台湾で発行されている日本語に関する雑誌の音読です。
関西人の私のイントネーションで大丈夫か?と多少不安もありますが、熱心に聞き入ってくれてます。
彼女は将来「日英通訳者」になりたいらしく、アメリカNYで仕事をしていた経験もあり英語も堪能です。
母国語の中国語以外の語学で通訳になりたいなんてビックリじゃないですか??
今度の検定試験に向けて一緒に頑張って行こうねといいながら毎週頑張ってます。  
 (Oさん)

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日本語検定の問題を解くのは簡単でも説明するのが難しい

今日は2学期3回目の授業でした。
班ごとに教室が別れてから全体の様子がわかりにくくなりましたが5班に関して言えば、毎回熱心に来られてるボランティアさんも多く、生徒さんも定着された方が多いと思います。
私の担当の生徒さんは日本語検定2級を受ける予定だそうです。
彼女は「私にとっては少し高い目標だけど頑張ってみる」と、とても前向き。
だから、私も一緒に頑張ろう!と思いつつ、少し不安な部分もあります。
日本語検定の問題を解くのは、日本人の私にとってはとても簡単なのですが、説明するのが難しい・・・。
他の人に聞いたり後で自分で調べたり、という方法もあるのですが、例えば、ボランティアの人向けに勉強会を開いたり、HPに質問を受け付けるコーナーがあればいいのになあ、と思うことがあります。

今日は結局、長崎やナポリの話をして終わりました。
「文法よりも会話中心の勉強がしたい」という彼女の希望があったので、いままでは雑談などで終わる日も多かったのですが日本語検定という目標ができたのでのんきに雑談をする時間はなくなりそうです。
あと3ヶ月ですね。
みんなで合格目指して頑張りましょう!  
(5班Sさん)

教え方の質問や、日本語の文法等に関する質問も、掲示板に書き込んでみてください。反応があると思いますよ。 
 (広報担当)

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学習者本人が持ってきた文法の練習帳にそってページを進めていきました。

2学期2回目の教室が開かれました。
学習者81名、ボランティア79名で、今回も学習者の方がボランティアの出席を上回りました。
ボランティアの中には学習者を担当しない裏方もいますので、1人のボランティアが複数の学習者を担当するケースもありました。
ボランティアのみなさん、できるだけ休まないで下さい。
また、興味のあるお友達を見学にお誘いください。 
 (広報担当)

会館の1階は確かに窮屈感が否めない。
まして、今週から新しい学習者が加わって、なおいっそう・・・。他の教室はどんな感じでしょう? 
でもこのごちゃごちゃして騒々しい感じには活気が感じられてそんなに悪い雰囲気ではありません。

今日の学習内容は、学習者本人が持ってきた文法の練習帳にそって、ページを進めていきました。
文法事項の中には、実際の会話ではあまり使わないような硬い(または古い)言い回しも出てきます。
でも、学習者いわく日本語能力試験には出るらしく、「こんなことは普通は言わないから覚えなくてもいいよ」と下手には言えないというところに矛盾と難しさを感じます。
(日本語能力試験については詳しく調べてないのでよくわかりませんが・・・ご存知の方はご教示ください)

2学期から連絡事項が紙で回ってくるようになり、確実でわかりやすくなったと思います。
学習方法を含め、いろんな問題があるとは思いますが、皆さんで協力し合ってより良き解決策・方法を考えていけたらいいですね。  
(1班Aさん)

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小学生の学習者

2学期最初の教室が開かれました。

会館の2階の会議室が使えなくなったため(反省!)、あちこちに分かれての教室となりました。
少し寂しい印象がありましたが、人数的にはボランティア76名、学習者80名の出席でした。ボランティアの人数が不足気味です。
できるだけご出席ください。 
 (広報担当)

部屋は想像以上に狭かった。
身から出た錆とはいえ、奥の席に入ると身動きがとれない。
そんな中で今回も初日からたくさんのボランティア、学習者が集まった。
私は小学生と一緒に勉強しているが、何を目標に勉強をすればいいのか迷っている。
彼女は、日常会話は多分その辺の留学生よりうまい。
学校にも普通に行ってるので、日に日にうまくなっていく。
下手をすると、私の知らない若者言葉(?)なんかでてきたりして‥  
それでも彼女は休まずに来る。勉強をしにくる-というより、話がしたいのかなぁと思う。
だから、余計にどんな勉強をすればいいか、困る。
何か楽しい時間の過ごし方あったら、アドバイスくださぁい!
他のボランティアの皆さんがどんな勉強方法をしているか-知りたい方はたくさんいると思うので、このページにもっといろんなボランティアの人の学級日誌があればいいな-と思います。
今は当番の様に一人ずつ書いて載せているけど、何人もの人がその日の勉強した内容をのせてくれれば、きっと役に立つ。
せっかく同じ事をしているのに、横のつながりがあまりないので、せめて何をどういう風にしているのか、その情報だけでも共有できればーと思います。 
  (1班Kさん)

Kさんのご意見、ごもっともです。
みなさん、どんどんメールで投稿して下さい。何人分でも掲載します。  
(広報担当)

小学生の学習者についての私見。
自分の母語が確立される前に外国語(日本語)で生活する環境に移ってきた子どもの場合、日常会話はうまくなるけれど、思考に使う言語能力で伸び悩むケースが多いようです。
私が本業の方で関わっている学生も日常会話は全く問題ないのですが、バイリンガルでありながら、母語の新聞も日本語の新聞も読めないという現実です。
例えば、「首相」という言葉は聞けば理解しますが、漢字では読めません。
小学生の彼女は多分トリリンガル(3ヶ国語を話す)ですが、そういうあたりの能力はどうなんでしょう。
論理的な文章を読ませるとか、そういう訓練もいいかもしれません。
ご参考まで。  
(広報担当)

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参加者全員で名刺交換やクイズ

今日は1学期の最終日ということで、普段の学習ではなく、参加者全員で名刺交換やクイズをして過ごしました。
このようにいつもの班以外の人と交流する機会はあまりありません。
せっかくいろんな国からたくさんの方々が参加しているのに一言も言葉を交わすこともないのはもったいないと感じます。
1学期はあっという間に終わりました。
2学期からは日本語能力試験対策の勉強を本格化する学習者もたくさんいるでしょう。
たった週一回ではありますが短い時間を大切に過ごせるよう工夫できればと思います。 
  (1班Aさん)

1学期の日本語教室が終わりました。
今年度から、メインの会場が会館に変わりました。
不適切な使用状況や後始末の不足で管理者に迷惑をかけてしまうこともありましたが、今後もこの会場で教室を続けていけるように、皆さんもご協力ください。

今年度は昨年度にも増して大盛況でした。
平均して学習者が80人程度、ボランティアは100人前後の日が続いています。
新規ボランティアを募集しませんでしたので、毎回ボランティアが不足気味でした。
学習者が増えることは喜ばしいことですが、就学生(日本語学校の生徒さん)の割合が高くなりすぎているような気もします。
生活のために日本語を必要とする人たちを手助けするという面がないがしろにされないように気をつけていく必要があると感じます。

受付や当番制度については、会員から不満の声も上がり、見直しのための議論も行われました。
2学期以降、よりスムーズに運営できるといいのですが。
学習者を担当できないとつまらないというのは当然の意見ですが、学習者を持たず、裏方の仕事だけをしているボランティアも大勢いるということを忘れずに、みんなで協力していきましょう。

2学期は9月3日から始まります。
それまで、皆さん楽しい夏休みをお過ごし下さい。  
(広報担当)

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市岡日本語教室 七夕

16_17月2日、市岡日本語教室で、少し早めの七夕をしました。
ボランティアさん、学習者さん、みんな一緒に笹の飾り付けをしました。
短冊にお願いを書いたり、折り紙で飾りを作ったりと、楽しい時間をすごしました。
楽しみ方はみんないろいろで、短冊に書くお願いを一生懸命考えている人、はさみやのりを使って、きれいな七夕飾りを作っている人、折り紙に夢中の人・・・など、班を越え、おしゃべりしながら、いつもとは違った交流の時間でした。
16_2最後には、ハワイへ帰国される学習者・ケリーさんによる、フラダンスの披露!!
今まで夢中だった七夕飾りの手が止まり、教室中、みんなが見とれてしまいました。すてきな七夕のプレゼントでした!
そして、もちろん七夕の歌も歌いました。来年の七夕も晴れるといいですね!みなさんの願いが叶いますように・・・。   
(イベント係5班Mさん)

ガムの事件(?)があってすぐの授業は七夕。
一年間の中で一番教室にゴミがでる催しとは・・・・。私もいつもより少し早めに行って教室中の床にシート を敷くのを手伝う。敷き詰めたはずなのに、よれたシートの隙間に木工用ののりが・・・・。やはり事の重大さの感じ方には人によって大きな温度差があるように感じる。
多分私を含め市岡の内情がはっきりわかってないのだと思う。
善意で借りているという事などもう少しアピールする必要もあるし、新しい学習者、ボランティアに
   1.飲食禁止
   2.ガム禁止
   3.後片付けの義務 
など明確な責任を記した用紙を配布したりしたほうがいいのかもしれない。

少し緊張した中七夕が始まった。
いつもの様に班で分かれなかった。
イベントのある時は今日のように班で分かれないほうが、気分も変わっていい。
趣向をこらしながら思い思いの折り紙を折ったり、飾りを見本をみながら作ったり、毎年行っているがなかなかよいイベントになったと思う。
折り紙の折り方を知っている学習者が,他の学習者に教えてあげたりして、これからはボランティアのみではなく、学習者も主体となって何かやっていけたらなぁーと思う。
フラダンスの披露まであり、はじまりの緊張感も溶けなごやかな雰囲気で終れた事が嬉しかった。いつもの様に飲み物はでなかったが、全く問題なし。
来週で今学期が最後になるが、秋には又新たに気持ちをひきしめ楽しく、全てのボランティアが積極的にいろんな事に首をつっこんでやっていけるように!
七夕に願いを託しました。   
(1班Kさん)

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日本にいる外国人の問題について講演

市岡高校の2年生(約320人)を対象に、人権教育の特活の時間に、日本語教室の紹介と、日本にいる外国人の問題について、講演を行いました。
協会からは、薮井、札葉の両理事が話をしました。
また、学習者を代表して、スリランカのサンディアさん、中国内モンゴルのサイハンチムグさん、台湾の柯さんの3人が、母国のことや日本の印象などを話しました。
サンディアさんとサイハンさんはきれいな民族衣装に身を包んでの講演でした。サイハンさんの美しい歌声の披露もありました。

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アメリカ人のA君とのレッスン最終日

今日で4月から担当していたアメリカ人のA君とのレッスン最終日でした。 
この4月からボランティアをし始めてからずっと同じ生徒さんだったので何とも寂しい気持ちで一杯です。
この3ヶ月は試験対策問題や過去問題などをやってきたのですが、今日が最後だったので今までの感想などを話したりしてました。
彼は母国に帰って大学に通うらしいのですが、これからも日本語を勉強して検定も受けると話してくれたのでわずか3ヶ月ですがお手伝いできてよかったと思いました。 
来月からのどんな国のどんな生徒さんに当たるのか楽しみです。  
(Oさん)

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日本人の名前について

本年度11回目の教室が開かれました。

名札とインフォメーションカードの管理を班単位で行うという受付の新方式の試行が始まりました。
受付がスムーズに行われ、当番の負担が減るようになればいいのですが。  
(広報担当)
  
私は昨年の秋から市岡のボランティアを始め、イタリア人の女の子の担当になりました。
彼女はイタリアの大学で日本語を勉強したそうなので、市岡では一緒に本を読んだり、フリートークが中心です。

今日は、日本人の名前について話をしました。
彼女は、親が自分の子に「悪魔」という名前をつけようとした「悪魔ちゃん事件」のことも本で読んだことがあるらしく、日本人の名前のつけ方にとても興味を持っていました。
最近では、女の子に「~子」という名前が少なくなってきていることや、男女それぞれの名前によく使われる漢字(例えば「美」は女の子にはよく使われるが男の子にはあまり使われない、など)について話をしたり、逆にイタリア人の名前のつけ方を教えてもらったりしました。
その後、一階に展示してあるモニュメントを見て今日のクラスは終わりましたが、彼女は今月末からイタリアに一時帰ることになっていて、私たちにとっては今日が一学期最後のクラスなのでした。
市岡に来てから、お互いほとんど休むことがなかったのでしばらく寂しくなりますが、九月から、また一緒に日本のことを勉強する日が楽しみです。 
 (5班Sさん)

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