Category Archives: 学級日誌

ボランティア研修の1日目

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ボランティア研修の1日目。各グループに分かれ、
「学習者が1、2回来ただけでその後来なくなるのはなぜか? またそれを防ぐにはどうしたらよいか?」
などについて、学習者を交えてディスカッションを行いました。
いろんな意見が出ましたが、まず学習者の希望を聞くこと。日本語がほとんどわからない学習者にはこちらから具体的な勉強方法を提案したり、グループ学習をしてみては、という意見がありました。また、日本語がほとんどわからない状態のときは、とても「怖い」という学習者の意見が印象的でした。慣れない最初のうちは、学習方法の工夫についてはもちろんですが、それよりも安心感と信頼感を与えることが必要に思いました。
(1班Aさん)

  当日の写真集が有ります。眺めるだけでもお楽しみ下さい。(管理者)

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楽しい教室にするにはどうしたらよいか? 話し合い

本日の議題は、楽しい教室にするにはどうしたらよいか?
私はA班で話し合いました。
出てきた内容を箇条書きにすると、
  ・ゲームをしながら勉強する。
  ・ビデオをみながら勉強する。
  ・課外授業をする。
  ・能、狂言などの日本の文化を年に数回でいいので見る機会をつくる。
  ・いろんなブースを作り、(たとえば漢字の練習ブース、新聞を読もうブースなど)
   担当者の休んでる学習者の相手をする。――これは私の意見ですが。
   別に担当者が休みでなくても、担当者と一緒にブースに行って勉強もできるような仕組みであればと思います。
いろんな意見がでました。他の班も同じような感じの意見だったと思います。
学習者が受身だけでなく、積極的になれるような勉強方法があれば、ためしていきたいと個人的に思います。
(1班Kさん)

  今日は終了後、たまたま居酒屋へついていくことになりました。
  そのとき、在日アジア系の方がおられました。
  日本語はかなりのもので、日検も特1級と言った感じでした。

  初対面でしたが、いい話をさせていただきました。
  将来、こんなことをしたいという話も出てきましたが、そのときお金が必要だと言う話になり、我々も貧乏です、と言う話に。
「健康だと金持ち、病気だと貧乏の心理」と言うことを言っていました。
  一つ利いた表現を頂きました。色々な意味に解釈できると思いますが、私にとっては「両者は隔てられた世界の者であり、お互いのことがなかなか理解しにくい」と言う意味に感じられました。
  皆さんはどんな解釈をされるでしょう?
(管理者)

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ワンワールドフェスティバル

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2月4日、5日上本町の国際交流センターでワンワールドフェスティバルが行われ、市岡日本語教室からも、丸山班長のフェアトレードコーヒーのお店を中心に参加しました。
  2日間とも時おり小雪の舞う寒い天候でしたが、それにもめげずに、多くのボランティアや学習者が参加しました。コーヒーの売れ行きもよく、また、日本語ボランティアの募集活動も積極的に行われました。
  しかし、市岡日本語教室が表に出ていないので、来年からは学習者さんたちに協力してもらって、世界の料理(例えば韓国のチヂミや中華の点心など)を提供できるような屋台にしたほうがいいのではという声もありました。来年も頑張りましょう。
(広報F)

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オープンクラス

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今年度最後の教室が開かれました。最後は恒例のオープンクラスです。今回は元中国放送アナウンサーの皇さんたちの司会でビンゴ大会となりました。終了後には何人かの学習者さんたちへのインタビューが行われました。
  和やかな中にも少し寂しい最終日でした。また、4月にお会いしましょう。
(広報F)

  今日は今年度最後の日なのでオープンクラスでビンゴゲームをしました。私は台湾人のSさんと隣同士に座り、Sさんにビンゴゲームの「リーチ」や「ビンゴ」の意味を教えてあげました。最初は二人ともマルをつけられる数字がなかなか出ずじれったい思いだったのですが、途中からあれよあれよという間にリーチ、そしてビンゴになり二人とも景品をゲットすることができました。その後、この春で帰国される学習者の方や、就職や進学される学習者の方の挨拶がありました。そしてあっという間に時間が過ぎ、オープンクラスの後、私の班では、香港人のAさんの送別会をしました。Aさんの帰国後の話や、他のボランティアメンバーのこれからの話をしました。中国へ行き初めて日本語教師としてチャレンジする人がいたり、ロンドンに一人旅に行く人がいたり、みんなそれぞれ夢や目標に向かって頑張っていることを知り、励まされるような気持ちになりました。それに、学習者の方から「市岡に来て楽しかった、良かった」という感謝の言葉を聞くと、来年も頑張ろうと思いました。これからも色々な国からたくさんの方が市岡に来られると思いますが、また良い出会いがありますよ(文字化け)
(4班Sさん)

  日本語ボランティアがしんどくなったため、教務へ移りました。
  今後、学習のようすの写真を時々撮影したいと思います。微力ながら活動は続けていきたいと思います。今後ともよろしく。
(管理者)

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インドネシアのニラちゃん レポートの課題が夏目漱石「三四郎」

今日は私はインドネシアのニラちゃんが担当でした。
彼女が通う女子大のレポートの課題が夏目漱石「三四郎」で、漢字が難しいのはもちろん文章もタオル」が「西洋手拭」と書かれていたりと留学生には難解すぎるので、国文学科出身の私が手伝うことになりました。
先週に本を貸してもらって5日で読んで、1~13までの章を章ごとに私なりにまとめてきてそれをもとに「三四郎」の相関図をアニメにして解説していきました。
主人公「三四郎」は「ドラえもん」に三四郎の片想いの相手「美禰子」は「キティちゃん」にし、13章まで説明するのはとても時間が少なかったですが彼女も一生懸命理解しようと努めてくれて、時間をめい一杯使って何とか終了しました。
  終了後は班の数人と今年の春で帰国する学習者のためのお別れパーティの場所を探しに弁天町付近を散策しました。
(今回も参加は20名くらいになるので、お店を探すのが難しいですね。)
教室も次回で最後なので、もう会えなくなる人もいると思うとちょっぴり淋しい気持ちになりました。
(3班Sさん)

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日本のケーキは「華やか」

今日はいつもの学習者が休みなので、他の学習者を担当しました。

とはいえ、以前から知っている人なので、緊張することもなく自然に話ができました。
台湾出身の彼は、日本に来る前はケーキを作っていたそうです。
そこで、台湾のケーキと日本のケーキの違いを聞いてみると、日本のケーキは「華やか」なんだそうです。
へぇー、そうなのー、と単純に感心してしまいました。
現在、日本語学校に通って3ヶ月ほどの彼ですが、日本人と話をする機会は、この市岡の教室だけだと言ってました。
そういう人、意外と多いように聞きます。
それだけに、貴重な時間を無駄にしないよう、工夫ができればと思います。
(1班Aさん)

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タイとベトナムの旅行の話

 今日は3学期初めての学習日でしたが、たくさんの学習者が忘れずに来てくれました。
私の担当している学習者さんは10日に旅行から帰ってくると聞いていたので、疲れて休むのでは?と思っていたのですが、疲れも見せず元気に来ていました。

会話はやはり旅行の話が中心になりました。
タイとベトナムに行っていたそうで、友達の家に泊まっていたこと、タイ料理教室に行ったこと、大晦日にパーティをしたけどその夜に食事にあたって(?)気分が悪くなったこと、ベトナムにはひとりで行ったことなど、いろんな話を聞きました。
旅行が長かったので日本語を忘れたと言っていましたが、聞いていた限りではそんなに忘れてはいないと思いました。
ひらがなも前よりスラスラと書けるようになっていたので、このままがんばってほしいと思います。
3学期は短いので、春休みに日本語を忘れないように、もっともっとたくさん会話をしていきたいです。

(4班Yさん)

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天保山商店会餅つき大会

天保山商店会餅つき大会参加報告。

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  この日はとても寒く、暖房などない屋外での餅つきなので心配していましたが、 13人参加していただきました。商店会の餅つきなので、とりあえずどんどん餅を作っていく!ということで、異文化交流などという流暢なことは言っている暇はなく、作業は進みました。私も全ての人にずっと付き添うという訳にもいかなかったのですが、学習者さん達は皆、商店会の方々に色々教えていただきながら、見よう見まねでやっていました。ある人は日本人より上手に餅を丸めることが出来るようになっていました。餅つきの方も皆一度は体験してもらいました。見た目よりも大変で息があがります。当日男性の欠席者が多く、男性の参加者は、当てにしていた商店会の人達にどんどんすすめられ、翌日筋肉痛になっただろうな~というくらいについてました。ちなみに私も筋肉痛になりました・・・。服が白く汚れるのにも構わず、皆頑張ってくれました。
「餅つきは初めて?おいしい?」と聞くと、「面白い!すごくおいしい!」と返事が返ってきました。本当に良かったです。
  寒いなか最後まで手伝ってくれたボランティアの皆さん、暖かく受け入れてくださった商店会の皆さんに感謝します!

(イベント・Oさん)

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オープンクラス

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 今年最後の日本語教室はオープンクラスでした。
ふだんはあまり話さない別の班の人たちとも、班を超えて交流しました。ハーモニーバンドの演奏の下、名刺交換ゲームから始まりました。その後は、その名刺を使って抽選会。そして、インドネシアからの留学生ニラさんの民族舞踊もありました。最後には全員で「お正月」を合唱して終わりました。
  また来年も日本語教室でお会いしましょう。
(広報F)

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  今年の最後のオープンクラスでした。いつもは勉強することに熱中していて、同じ班の人とさえ落ち着いて話ができる時間が短いのですが、オープンクラスでは違う班の人達とも色々な話ができました。名刺を交換するゲームでは、たくさんの名刺を集めようと頑張っている人が多かったですね! 私は、あまりたくさんの人と交換できませんでしたが、担当している台湾のSさんは15枚ほど集まりました。インドネシアの踊りは音楽も軽快な感じで楽しく、衣装も鮮やかで、手や足の動きも独特な踊りでした。外国の舞踊を直接見る機会はめったにないので、貴重な経験です。いつもの授業の中では、日本の歌を聞ける機会もあまりないと思うので、学習者の方々にとっても貴重な機会だったと思います。
  1月2月は、学習者さんの進学や就職等の良い知らせがたくさん聞けることを楽しみにしています。皆様、今年一年お疲れ様でした。
  (4班Sさん)

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港南中学「多文化交流会」

37_1港区の港南中学で行われた「多文化交流会」に学習者10名が参加しました。
この催しは港南中学校1年生の総合的な学習の時間を利用して行われました。
この会に先立って、生徒さんたちが日本語教室を訪れていたことはみなさんもご記憶のことと思います。

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  一行は2つのグループに別れ、一方はスリランカのサンディアさんと協会理事の講演、もう一方は9人の学習者のブースを生徒たちが順番に回りながら交流をするというものでした。
こちらには、ネパールのラムさん、スリランカのケーラさん、台湾の林さん、董さん、孫さん、中国内モンゴルのウルゲンさん、タイのパリチャートさん、韓国の趙さん、李さんが参加しました。

  民族衣装で参加してくださった方、楽器演奏を聞かせてくださった方、地図や写真などいろいろな小道具を用意してくださった方、さまざまでしたが、生徒さんたちは大変喜んでくれ、短い時間でしたが、成功裏に終わりました。また、参加した学習者さんたちも、子どもたちとの交流を楽しんでいました。
  これからも、このような地域との連携を大切にしていきたいものです。
(広報F)

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