Category Archives: 学級日誌

久しぶりの日本語教室 2020年8月28日(金)の学級日誌

8月28日(金)
数ヶ月ぶりに市岡日本語教室に来ました。学習者の皆さんに会うのは本当に久しぶりでしたが、元気そうな顔を見ることができて嬉しかったです。コロナで家にいることが多いので、日本語で会話をすることが少ないという人もいました。そんな方は週に一回の市岡日本語教室で機会を作って欲しいと思います。私自身も外出の機会は非常に少なくなっていますが、たまにこうやって皆に会うと楽しい時間を過ごすことが出来て日常の小さなことにもありがたみを感じます。またいつか皆で出かけたりできる日々が戻ってくれたらと思います。
(3班 Mさん)


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印鑑はフルネーム 2020年8月21日(金)の学級日誌

8月21日(金)
お盆休み明けのはじめての教室でした。
大阪市は観測史上2番目の暑さを記録!
その暑さのせいか学習者さんはまばらでした。

今日は韓国と台湾出身の2人とお話ができました。2人とも日本語がうまく、日本のこともよく知っているので新しい発見が多いです。

まず、運転免許証の更新がコロナの影響で予約制になったこと。

そして、銀行で新しく口座を開設するために店舗に行ったら合計2時間待ちと言われたこと。インターネットでの開設をすすめられるようです。

銀行の話から、台湾と韓国での印鑑の話を聞きました。どちらの国も印鑑はフルネームのものをハンコ屋さんで作るそうです。

名字だけの印鑑は日本で初めて見た。家族でハンコの使い回しはせず1人1個。宅配便の受け取りで、家族宛のものを自分のハンコで受け取ることには問題はないということでした。

日本では当たり前のことも、お隣の国でさえ全く違うという事実に驚きました。

来週、28日金曜日も日本語教室は開催します!
暑さにもコロナにも負けずに頑張りたいです。
(2班 Sさん)

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日本語の格助詞:理論と実践 2020年8月7日(金)の学級日誌

8月7日(金)
本年(2020年) 3月に予定されていたボランティア研修が、7・8月に変更して実施されました。(新型コロナウイルス感染症防止のため、2月28日から5月29日まで本会の活動は休止されており、6月の準備期間を経て7月3日に活動再開となった。)
ボランティア研修 第1日は、先週7月31日に開催され、テーマ「日本語ボランティアの心得」でした。本日は、第2日でテーマは「日本語の格助詞:理論と実践」です。
講師は、両日とも「伊賀日本語の会テクニカルアドバイザー 船見和秀 氏」。今回の研修参加者約20人。研修内容については、前回のように別途「まとめ」が作成されると思うので、研修の印象や感想を書くことにしようと思います。

1.今回のテーマは「格助詞」ですので、先ずちょっと復習します。格助詞は、名詞に付いて、その成分(名詞+格助詞) の述語との関係を示します。格助詞は、「が、を、に、で、と、へ、から、より、まで」の9つあって、文の骨格形成上の必要不可欠な要素とされています。

2.助詞を勉強したい希望をもっている学習者さんがいて、その方の弱点として「単語はよく分かっているけれど、文型や例文にもっと親しむことに努力が要ります。」と話し合ったことがありました。本日の研修では、実践面において用例を獲得することが、その決め手になると改めて思いました。

3.前回(第1日)の受講アンケートの感想文にもありましたが、繰り返し学習しないといけないなあ、という感想です。一度勉強したら忘れることなく覚えている人は稀だろうと思います。関心がある分野の知識は、何度も繰返して学び直すことのたいせつさを感じています。
ここ数年、国際学部や文学部で日本語教育に関する科目を一般にも開講しているところで若い学生に混じって科目履修していましたが、できれば継続していきたいと思っています。

来週はお盆休みで、次の活動日(日本語学習の日)は、8月21日です。
(4班 Kさん)

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日本語ボランティアの心得 2020年7月31日(金)の学級日誌

7月31日(金)
今日、例年よりも10日ほど遅く、ようやく大阪の梅雨が明けました。
でも、夕方ごろ通り雨が降り、安定するまでもう少し時間がかかるのかもしれません。

今日と来週の8月7日は、伊賀日本語の会の船見和秀先生をお招きしてのボランティア研修です。

今日は「日本語ボランティアの心得」について、90分ほど講義を受けました。

ボランティアとして気を付けることについて学んだり、ボランティアとして関わる動機についてお隣さんらと意見共有したり、吉開章さん著「入門・やさしい日本語 外国人と日本語で話そう」よりワセダ式ハサミの法則の一部について学んだりしました。

ボランティアとして気を付けることについてのお話を通じてこれまでの自分を改めて振り返る機会となりました。
ボランティアとしてかかわる動機について、お隣さんとの意見共有、その後数人からの発表が聞け、皆さんのことを少しでも知ることができてよかったです。

次週の研修は「格助詞の教え方」についてです。
今から楽しみです。
(3班 Yさん)

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メキシコシティに虫取りはない 2020年7月17日(金)の学級日誌

7月17日(金)
今週も雨模様の金曜日。
私は今日もメキシコのSさんと一緒に学習しました。仕事で疲れていても休まず通って来てくださいます。

ここ数週間は、テキストを持って来れなかったので、ボキャブラリーを増やすためにスマホアプリを使ったり、しりとりをする時間を設けた後で会話をしています。
今日は、「つかまえる」という言葉の説明から虫取りの話題になりました。メキシコシティーは都会で、自然がほとんどないので、虫取りという遊びはないとのこと。以前はたくさんいた蟻もコンクリート化でかなり減ったそうです。

今はまだ英語を挟んでの会話もありますが、日本語での言い方をその都度伝えてメモをして・・・そういった形の学習をしています。次からはテキストを使っての学習になります。

1ヶ月ほど学習は休みになりますが、コロナに気をつけてまた元気に集えるようにしたいですね。
(2班 Yさん)

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語らいと学び 2020年7月10日(金)の学級日誌

7月10日(金)
6月5日からの仮再開、そして7月3日からの正式再開、市岡日本語教室での香港出身の学習者Kさんとの語らいと学びは、私にとってほんとうにうれしく大事なものです。

5月からは、8:30から11:00、港区の保育所でのアルバイトで働き、子どもたちの可愛さを話してくれる、まさに生活力ある女性です。また、今年の1月には、日本語能力試験N2に見事合格しました。

ここに、7月10日の学習内容を紹介いたします。
・「豪雨未明に一気、なだれ込む濁流」の新聞記事(カラー)の文の意味を確認しました。
・先週した擬音語、擬態語の中の「こんもりと」を知る
・ごはんの盛り「世界の米ごはん」の紹介
・森、秋田県男鹿半島の棚田の裏山(7月の米カレンダーより)
・「解く」「盛る」の意味と各々の使用例文
(1班 Gさん)

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日本語教室再開! 2020年7月3日(金)の学級日誌

7月3日(金)
今日は勉強後に班会議もあり、準備期間を経て、やっと本年度が始まりました。
3週間ぶりの日本語教室でしたが、前回は1階のホールだったので、私にとっては2月以来の2階での教室でした。

今回はベトナムのBさんです。ひとしきり、コロナで大変ですね、という話をしてから勉強に入りました。N3の読解問題をしました。

会話文と説明文の2つの課題がありました。会話文は流れに沿って言葉が省略されたり、文が途中で終わっていたりするからでしょうか、意外と理解に時間がかかりました。一方、説明文の方は、熟語などもたくさん出てくるし難しいと思いましたが、こちらはスムーズにできました。やってみないとわからないものです。

発音も直したいとのこと。「シ」や「ツ」の音を直そうとしましたが、わかりにくかったようです。力不足も感じた日でした。学習者のみなさんに元気をもらいながら、私もがんばりたいと思います。
(4班 Yさん)

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日本語教室再開準備(続続続報)とオンライン教室 2020年6月26日(金)の学級日誌

6月26日(金)
・2月28日~5月29日 日本語教室休み
・6月5日~6月26日 日本語教室再開準備
本日6/26で準備期間は終了し来週7/3から市岡日本語教室は再開します。コロナ対策として受付で検温と手指消毒、教室は換気に努めソーシャルディスタンスを確保しています。

さて今日はベトナムのKさんとN2レベルの読解をやりました。N2レベルになると漢字も多いし言い回しも難しいです。「花屋の美しい観賞用の花に比べて野に生える雑草には価値がないのでしょうか?」そんなこと聞かれても日本人でも返答に困りますよね。N2はそんなレベルですがKさんはがんばって勉強を続けています。

また先週はミャンマーのMさんが日本でクレジットカードを作る話になり、例えば申込書に名前を漢字と仮名で書けとありますが外国人はどう書くのか?これはネットで調べるとパスポートにあるアルファベット表記で書くとあります。次に住所で郵便番号を求められますがミャンマーには郵便番号がなくて、これは何ですか?となります。日本語も難しですが日本で生活すると分からないことだらけです。でもMさんは次々とハードルを越えていき頼もしいです。

もうひとつ6/24水曜日に1班でテストしているZOOMオンライン日本語教室に参加させていただきました。金曜日に来れない方、コロナが不安な方にはネット環境があれば自宅でも出先でも参加できるので今後の日本語教室のオプションとして面白いです。下に写真があるので雰囲気を感じてください。

密を避けるために教室では以前に比べて参加できる人数が少なくなりますが今後も工夫改善しながら進めていきますのでよろしくお願いします。
(3班 Tさん)

※今回は2階の教室です。1階の写真は先週の学級日誌を見てください。


※ZOOMオンライン日本語教室

 

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日本語教室再開準備(続続報)2020年6月19日(金)の学級日誌

6月19日(金)
今週の日本語教室も1階のホールで開催することができました。教室の前では検温と手指の消毒をしています。ホールは広々としているので安心感があります。

今日はネパールからの学習者さんと漢字の勉強をしました。いつも無意識に書いている漢字の書き順をいざ教えるとなると…立ち止まることばかりでした。
その後、ネパール料理について聞きました。
カレーに入れるスパイスについて、粉(パウダー)なのか、まるごと(ホール)なのか聞いていた時、うまく伝わらないので英語で書いてみました。
「powder hole」
書きながら、hole…穴、なぜ穴なんだろうと思いながら。不思議と伝わりました。
教室が終わって気づきました。スパイスのホールは全体を意味する「whole」であると。「A Whole New World」のwholeであると。

日本語を教えるつもりで参加していますが、自分が勉強になることが多い日本語教室です。学習者さんの理解力に感謝しています。
(2班 Sさん)

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日本語教室再開準備(続報)2020年6月12日(金)の学級日誌

6月12日(金)
先週に引き続いて、日本語教室が開催されました。今回は、いつもの2階松竹の間ではな
く、1階ホールで開催することができました。広々とした場所ですので、ソーシャルディ
スタンス(社会的距離)をしっかり取ることができて安心です。
久しぶりに会った学習者と話しをして、介護の学校を卒業して就職し新しい職場で働いて
いる、と嬉しい報告を聞くことができました。密接をできるだけ避けなくてはいけない状
況ですが、こんな嬉しい報告は、顔を見ながら直に聞くと嬉しさ倍増です。
人と人の関係で『距離を取る』という言葉は、少し寂しい感じがしますが、密接すること
が危険であるかも知れない状況でも、ここまで近づくと考えると心が温かくなる気がしま
す。
社会的距離2mという距離は、片方だけが手を伸ばしても届きませんが、両方から手を伸
ばせば、しっかりと届きます。
(1班 Mさん)

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