Category Archives: 学級日誌

コロナの影響か… 2020年9月18日(金)の学級日誌

9月18日(金)
コロナの影響か、雨が降りそうな天気のせいか学習者の出席者が少なくて寂しい夜でした。

その為、私自身も学習する事も出来ず、手持ち無沙汰な時間でした。

今年はずっとこんな感じなのかもしれないですね。

この時間にボランティア同士で何か出来る事なあいかなぁと思っています。

どなたか良いアイデアあればお聞かせ下さい。
(2班 Kさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

「日本語の口」2020年9月11日(金)の学級日誌

9月11日(金)
4~5年前から教室に通っている、若い中国人のご夫婦がいる。教室に来始めたころ、奥さんは日本に来たばかりで、ほとんど日本語がわからなかった。でも今は、やさしい日本語で話せば十分に聞き取れるし、自分が話したいことも大体言えるようになった。彼女を見ると真面目にコツコツ続けることがどれだけ大切か、どれだけ力になるかを実感させられる。

一方、旦那さんは日本語学校で日本語を勉強していたこともあり、最初から意思疎通ができるくらいの日本語はできていた。でも、仕事の関係でここ2年ぐらい教室に来ることができなかった。先週、久しぶりに教室にやってきた彼は、「日本語の口」をだいぶ忘れていた。日本で生活しているので聞き取りは問題ないのだが、口が日本語についていけないようだった。(言語によって隣り合う音や、口、のどの使い方には違いがある。)

今日は中国の観光地について、いろいろ教えてもらった。1週間しか経ってないが、先週よりも明らかに「日本語の口」が戻ってきていた。話したい気持ちに「日本語の口」がだいぶついていけるようになっていた。話したい気持ちがあり、話せるようになれば勉強は楽しくなる。彼のようにある程度のレベルに達していれば、少しくらいのブランクはすぐに取り戻せる。このまま学習を続けて、前のレベルを超えていってほしい。
(1班 Oさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

シカゴ出身のミュージシャン 2020年9月4日(金)の学級日誌

9月4日(金)の学級日誌
9月に入り、朝晩はやっと涼しくなってきたが、日中は相変わらず猛暑が続き、コロナ対策のマスク着用や三密を避けての日常行動など、体調管理が大切ですね。
今夜は2か月ぶりの教室だったが、入室時の検温、手指の消毒などコロナ対策が実施されていて安心しました。担当の方々、ありがとうございます。

今日、担当した学習者はアメリカ・シカゴ出身で20年前に来日、大阪在住の男性ミュージシャンである。彼は、数年前から市内の有名ホテル数か所やレストランでピアノ演奏を行っていたが、コロナ問題により3月頃から三密を避けるためライブや演奏会が一部を残して順次中止になり、大変困惑している、と言っている。

彼の教室での目標は、長年日本に住んでいるのに日本語が良く分からず、今後のビジネスに使えるような日本語を体系的に学びたいとの事。
今の日本語レベルは、ひらかな・カタカナの読み・書きが出来ず、ローマ字表記で読み書きができる状況である。
これからは、日常生活や社会生活でのコミュニケーションに必要な語彙、文型、文法などを、体系的に学習する必要がある。

今夜の学習は、
①持参の日本語教科書の内容確認
②自習ノートに記入された語彙(ローマ字表記-例Hoppeta,Hitai,Ribu,Ago,Yuurei,Imasu,...)の説明
③仮名の清音、濁音の説明と書き順
④品物の数の数え方(細長いもの)
⑤日本語レベル向上のため、外部講習の受講を進め、講習会の内容と申請用紙記入方法を説明
など行った。

残暑はまだまだ厳しい、との予報!加えて大型化する台風シーズン突入!さらに、いまだ収束が見えないコロナ!
皆様、油断無きようお過ごしください。
(4班 Mさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

久しぶりの日本語教室 2020年8月28日(金)の学級日誌

8月28日(金)
数ヶ月ぶりに市岡日本語教室に来ました。学習者の皆さんに会うのは本当に久しぶりでしたが、元気そうな顔を見ることができて嬉しかったです。コロナで家にいることが多いので、日本語で会話をすることが少ないという人もいました。そんな方は週に一回の市岡日本語教室で機会を作って欲しいと思います。私自身も外出の機会は非常に少なくなっていますが、たまにこうやって皆に会うと楽しい時間を過ごすことが出来て日常の小さなことにもありがたみを感じます。またいつか皆で出かけたりできる日々が戻ってくれたらと思います。
(3班 Mさん)


Posted in 学級日誌 | Leave a comment

印鑑はフルネーム 2020年8月21日(金)の学級日誌

8月21日(金)
お盆休み明けのはじめての教室でした。
大阪市は観測史上2番目の暑さを記録!
その暑さのせいか学習者さんはまばらでした。

今日は韓国と台湾出身の2人とお話ができました。2人とも日本語がうまく、日本のこともよく知っているので新しい発見が多いです。

まず、運転免許証の更新がコロナの影響で予約制になったこと。

そして、銀行で新しく口座を開設するために店舗に行ったら合計2時間待ちと言われたこと。インターネットでの開設をすすめられるようです。

銀行の話から、台湾と韓国での印鑑の話を聞きました。どちらの国も印鑑はフルネームのものをハンコ屋さんで作るそうです。

名字だけの印鑑は日本で初めて見た。家族でハンコの使い回しはせず1人1個。宅配便の受け取りで、家族宛のものを自分のハンコで受け取ることには問題はないということでした。

日本では当たり前のことも、お隣の国でさえ全く違うという事実に驚きました。

来週、28日金曜日も日本語教室は開催します!
暑さにもコロナにも負けずに頑張りたいです。
(2班 Sさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

日本語の格助詞:理論と実践 2020年8月7日(金)の学級日誌

8月7日(金)
本年(2020年) 3月に予定されていたボランティア研修が、7・8月に変更して実施されました。(新型コロナウイルス感染症防止のため、2月28日から5月29日まで本会の活動は休止されており、6月の準備期間を経て7月3日に活動再開となった。)
ボランティア研修 第1日は、先週7月31日に開催され、テーマ「日本語ボランティアの心得」でした。本日は、第2日でテーマは「日本語の格助詞:理論と実践」です。
講師は、両日とも「伊賀日本語の会テクニカルアドバイザー 船見和秀 氏」。今回の研修参加者約20人。研修内容については、前回のように別途「まとめ」が作成されると思うので、研修の印象や感想を書くことにしようと思います。

1.今回のテーマは「格助詞」ですので、先ずちょっと復習します。格助詞は、名詞に付いて、その成分(名詞+格助詞) の述語との関係を示します。格助詞は、「が、を、に、で、と、へ、から、より、まで」の9つあって、文の骨格形成上の必要不可欠な要素とされています。

2.助詞を勉強したい希望をもっている学習者さんがいて、その方の弱点として「単語はよく分かっているけれど、文型や例文にもっと親しむことに努力が要ります。」と話し合ったことがありました。本日の研修では、実践面において用例を獲得することが、その決め手になると改めて思いました。

3.前回(第1日)の受講アンケートの感想文にもありましたが、繰り返し学習しないといけないなあ、という感想です。一度勉強したら忘れることなく覚えている人は稀だろうと思います。関心がある分野の知識は、何度も繰返して学び直すことのたいせつさを感じています。
ここ数年、国際学部や文学部で日本語教育に関する科目を一般にも開講しているところで若い学生に混じって科目履修していましたが、できれば継続していきたいと思っています。

来週はお盆休みで、次の活動日(日本語学習の日)は、8月21日です。
(4班 Kさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

日本語ボランティアの心得 2020年7月31日(金)の学級日誌

7月31日(金)
今日、例年よりも10日ほど遅く、ようやく大阪の梅雨が明けました。
でも、夕方ごろ通り雨が降り、安定するまでもう少し時間がかかるのかもしれません。

今日と来週の8月7日は、伊賀日本語の会の船見和秀先生をお招きしてのボランティア研修です。

今日は「日本語ボランティアの心得」について、90分ほど講義を受けました。

ボランティアとして気を付けることについて学んだり、ボランティアとして関わる動機についてお隣さんらと意見共有したり、吉開章さん著「入門・やさしい日本語 外国人と日本語で話そう」よりワセダ式ハサミの法則の一部について学んだりしました。

ボランティアとして気を付けることについてのお話を通じてこれまでの自分を改めて振り返る機会となりました。
ボランティアとしてかかわる動機について、お隣さんとの意見共有、その後数人からの発表が聞け、皆さんのことを少しでも知ることができてよかったです。

次週の研修は「格助詞の教え方」についてです。
今から楽しみです。
(3班 Yさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

メキシコシティに虫取りはない 2020年7月17日(金)の学級日誌

7月17日(金)
今週も雨模様の金曜日。
私は今日もメキシコのSさんと一緒に学習しました。仕事で疲れていても休まず通って来てくださいます。

ここ数週間は、テキストを持って来れなかったので、ボキャブラリーを増やすためにスマホアプリを使ったり、しりとりをする時間を設けた後で会話をしています。
今日は、「つかまえる」という言葉の説明から虫取りの話題になりました。メキシコシティーは都会で、自然がほとんどないので、虫取りという遊びはないとのこと。以前はたくさんいた蟻もコンクリート化でかなり減ったそうです。

今はまだ英語を挟んでの会話もありますが、日本語での言い方をその都度伝えてメモをして・・・そういった形の学習をしています。次からはテキストを使っての学習になります。

1ヶ月ほど学習は休みになりますが、コロナに気をつけてまた元気に集えるようにしたいですね。
(2班 Yさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

語らいと学び 2020年7月10日(金)の学級日誌

7月10日(金)
6月5日からの仮再開、そして7月3日からの正式再開、市岡日本語教室での香港出身の学習者Kさんとの語らいと学びは、私にとってほんとうにうれしく大事なものです。

5月からは、8:30から11:00、港区の保育所でのアルバイトで働き、子どもたちの可愛さを話してくれる、まさに生活力ある女性です。また、今年の1月には、日本語能力試験N2に見事合格しました。

ここに、7月10日の学習内容を紹介いたします。
・「豪雨未明に一気、なだれ込む濁流」の新聞記事(カラー)の文の意味を確認しました。
・先週した擬音語、擬態語の中の「こんもりと」を知る
・ごはんの盛り「世界の米ごはん」の紹介
・森、秋田県男鹿半島の棚田の裏山(7月の米カレンダーより)
・「解く」「盛る」の意味と各々の使用例文
(1班 Gさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

日本語教室再開! 2020年7月3日(金)の学級日誌

7月3日(金)
今日は勉強後に班会議もあり、準備期間を経て、やっと本年度が始まりました。
3週間ぶりの日本語教室でしたが、前回は1階のホールだったので、私にとっては2月以来の2階での教室でした。

今回はベトナムのBさんです。ひとしきり、コロナで大変ですね、という話をしてから勉強に入りました。N3の読解問題をしました。

会話文と説明文の2つの課題がありました。会話文は流れに沿って言葉が省略されたり、文が途中で終わっていたりするからでしょうか、意外と理解に時間がかかりました。一方、説明文の方は、熟語などもたくさん出てくるし難しいと思いましたが、こちらはスムーズにできました。やってみないとわからないものです。

発音も直したいとのこと。「シ」や「ツ」の音を直そうとしましたが、わかりにくかったようです。力不足も感じた日でした。学習者のみなさんに元気をもらいながら、私もがんばりたいと思います。
(4班 Yさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment