Category Archives: 学級日誌

七夕まつり 7月7日(金)の学級日誌

7月7日(金) 七夕まつり

今年も市岡日本語教室に関わるたくさんの方々の力を結集して創り上げた、すばらしい七夕イベントとなりました。
司会者のやさしさが、いつも会場全体を包み込んでいて、プログラムどおり進んでいきました。七夕伝説よりナウマンゾウの登場あり、五名の学習者さんによる「うしかいさんとたなばたさん」の紙芝居の朗読あり、そして、似合いの浴衣を涼しげに着こなしたベトナム、インドネシアの若者たちは、ギター伴奏にあわせて高らかに、うたい、おどって、解放感、溢れるものでした。さらにみんなが、心おどらせ見入る中、軽妙なる手さばき で、ずっと魅了してくれたマジックショウの凄さ!!さいごは「隆勢会」の見事なバチさばきによる三味線の演奏ありと、とても多彩な中味で、みんな、こころゆくまでたのしみました。
来年も、もっと学習者さんの活躍できる場を増やして、新たなる星のまつりを生み出したいとおもいました。
(5班 五味さん)

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七夕まつりの集合写真

七夕まつりの集合写真です。1枚2メガくらいあります。
重いですが、お気に入りの1枚を選んでダウンロードしてください。

写真の上で左クリックすると画像が拡大されます。
右クリックして「名前をつけて画像を保存」を選ぶと自分のパソコンにダウンロードできます。

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私が、最近思う事  6月30日(金)の学級日誌

6月30日(金) 私が、最近思う事
 紫陽花の花が美しく感じられる季節です。市岡日本語教室にボランテイアとして仲間入りをさせて頂いて、早四年目になろうとしています。その間、神戸にある外務省管轄JICAに訪問して、世界の人達にお会いしたり、月に二から三回は海外産業人材育成協会のHAIDAに行き海外から研修に来ている世界の方々とお会いして一緒に勉強しています。
 いつ、どこに行っても市岡に学びにいらっしゃる受講生の方々と同じく皆さん学びに対しての真剣な姿勢と笑顔に感動する日々です。
 生徒さん達にいつも伺ってる事があります。
 日本に来て困った事は何ですか?・・・日本語は大変むづかしい。
 日本の長所は? 交通の便が良い。春夏秋冬のある事。治安が良い。生水が飲める。
 短所は? 本音で言わない。資源が少ない。政治に無関心。
 母の日のプレゼントの話では、オーストラリアでは、菊の花。韓国は、お金。タイは、水色の洋服だそうです。日本では、カーネーションの花ですね。
それぞれ、国や地域によって言葉や国籍、民族、文化価値観等も異なりますが、互いにその違いを認め尊重し合い平等な関係を築きながら同じ地域社会を作り共に生きて行く事が大事だと常に気づかされています。
これからは海外の方はどこに行っても多くなっています。多文化社会共生社会の時代についていかなくては・・・と思う今日この頃です。
(4班 Kさん) 

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小学校の算数 6月23日(金)の学級日誌

6月23日(金)
今日は中華小学校で教鞭をとられている若い先生達3人がうちの班にやってきてくれました。
私が担当した方はスポーツマンの溌剌とした台湾人女性です。すでにN2を取得し日常会話も上手に話されていました。
しかし小学校の授業は中国語で、中には日本語しかできない生徒もいるため授業中の説明に苦労しているとのことでした。
そこで算数の教科書に載っている記号や図の説明が今日の学習課題になりました。
この記号「÷」は何といいますか?→「わる」です。「×」?→「かける」。「+」「-」「=」・・・
式の記号の名称から始まり、△や□の図形では、二等辺三角形や直角三角の呼び方から説明の仕方を学習しました。さらに分数、公倍数、公約数について等など・・・
小5の算数の教書を見たのははるか〇十年前。次々飛び出す質問に古い記憶を辿る私の脳はフル回転でしたが、いい刺激を受けとても楽しい時間を過ごせました。
(3班 小木野さん)

中華学校は大国町にある台湾系の民族学校。小学校と中学校があります。生徒さんは台湾系の方も中国系の方も両方おられます。

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ベネズエラからの学習者 6月16日(金)の学級日誌

6月16日(金)
今週はたまたま別の班にヘルプに呼ばれました。ベネズエラから来ているエリオさんという若い男性で、大変意欲的な学習者さんでした。語学に長けていて数カ国語を使いこなせるとの事でした。まだ日本語は初心者という事で英語を使っての学習でしたが、ポイントをついた質問でテンポのいい学習時間でした。学習の後半に少しプライベートについてもお話してくれて、楽しかったです。
また、お二人の見学者の方も積極的に参加して下さいました。
(2班 神原ひとみさん)

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日本語の難しさ

ベトナムから研修生として来日している学習者と今年の4月から日本語を勉強し始めてはや2か月が経とうとしています。

先輩に連れられて市岡に来た彼は、毎日会社が配布している冊子に目標を書いて日本語を勉強しているはにかみ屋さんです。毎回、彼の様な海外から日本に研修に来ている人を見て思う事ですが、仕事をした後で日本語の勉強を毎日する、本当に彼らの努力には頭が下がります。

今年に入ってから日本語を勉強し始めたという彼。ひらがな、カタカナはある程度わかるけれど漢字がわからない・・・という自己申告と共に日本語の学習が始まりました。
中華圏の方だと漢字を書くことで何となく意思表示をすることができますが、共通の文字を持たない文化圏の人間との意思疎通は文字がダメなら絵になります。私は市岡でボランティアをすることでなかった絵心が多少改善されたような気がします。

絵を描きながら日本語の勉強を終えたところで、また来週!と終わった次の週。彼はまたやって来ましたが、受付でまごついていました。その理由は、「どこの国から来ましたか?」がわからなかったこと。
日本語では「どこから来た?」が、いろんな言い方で表すことが可能です。それがわからなかった彼。もちろん、その日の日本語学習は「どこから来た?」の他の言い方とその答え方になったのは言うまでもありません・・・。(次の週ではバッチリでした。さすが!)

一つ事柄を表現するにも色々な表現がある日本語。その世界に足を踏み入れたのが最後、しっかりマスターしてもらうしかない、と思う日本語ネイティブと日本語ビギナーの二人三脚はまだ始まったばかりです。

(1班 高橋)

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同じレベルの学習者二人と 6月2日(金)の学級日誌

6月2日(金)
 6月に入り、5班は大きい部屋に移り、にぎやかな中2人の学習者と勉強しました。
 ベトナムのK君は、日本に来て1年半になる研修生。教室へは2回目ですが、勉強熱心で独学でN3を勉強するレベルになっています。
 一方、向かいに座った台湾出身のKさんは、留学生。初めボランティアが不足していたので一人で学校のテストの答え合わせをして復習している様子でした。
ふとテスト用紙に目をやると、見たことのある問題。なんとK君と勉強に使っていた教材と同じ内容。2人にかわるがわる問題を読んでもらいながら一緒に勉強しました。台湾のKさんは既に答えはわかっているのですが、なぜ正しくなかったのかなど一緒に勉強しました。ベトナムのK君は、Kさんの答えをついついカンニングするので「見ないで!」と3人で楽しく勉強することができました。
(5班 Yさん)

 この日の学習者は50人超。最近、ボランティアが不足気味なので、みなさん、早い時間から来てください。よろしくお願いします。
(広報担当)

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大阪弁は早口? 5月26日(金)の学級日誌

5月26日(金)
 ゴールデンウイークも終わり、気温が一気に上がり日中は夏のような暑さですが、教室にも新しい学習者が増え、日中の暑さに負けない位、熱気に包まれています。
 先日、新しい学習者の方から「大阪の人は話すスピードが早くて聞き取りにくい!」と言われ、なるべくゆっくり話そうとしたら、かえって変な日本語になって、学習者さんと笑ってしまいました。
 分かってもらうよう話すのは、案外難しいなあと思いました。
(4班 Kさん)
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『勉強のかいがありますよ、きっと・・・』 5月19日(金)の学級日誌

5月19日(金)
 今日は、熱気を感じるほどたくさんの人が集い、部屋のあちらこちらで楽しそうな声が飛び交っていました。
 私はベトナムから来日中の方と一緒に学習しました。お仕事も忙しく残業も多いようで休み休みですが、疲れていても勉強しようと足を運んでくださる姿勢には頭の下がる思いです。昨年12月の試験でN3に合格、今年の12月にN2受験予定ということで、N2対策テキストを一緒に進めました。2日分4ページ、8つの言葉について説明したり、問題を解いたりしました。
「読みかける」「読み切る」「ありえる/うる」「やり抜く」「努力のかいがあって」「手術のかいもなく」「やりがい」「借金してまで/までして」の8つでしたが、なんとなく意味は理解されていたので、あとはどれだけその言葉に触れる機会があるかですね。
残り30分で例文作りをしましたが、上手に作られていました。
12月まで一緒に頑張りましょう!
(2班 Yさん)

 この日は多数の新規の学習者が来られ、教室はあふれかえり、ボランティアはまったく足りませんでした。ボランティアのみなさんは、学習者を担当できない日もありますが、こんな風に、まったく足りない日もありますので、できるだけ休まずに来てください。例年、5月に学習者がさばききれなくなり、その後、ボランティアが余るという困った現象がおきます。特定のパートナーのいないボランティアは、こういう機会に、ぜひ馬の合う相手を見つけてほしいと思います。
 今年は新規のボランティアの応募が少なく、ボランティアが不足気味です。お友だちやお知り合いで興味のありそうな方をさそってください。よろしくお願いします。(広報担当)
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『新しい仲間が増えました』 4月28日の学級日誌 

4月28日(金)
4月になり市岡日本語教室も新しい年度が始まりました。
新年度を迎えて、1班にも女性のボランティアさんが新たに参加して下さり、大変心強いです。さらに、学習者さんも増えました。カンボジアの女性、台湾の男性、さらに香港の男性、まさに千客万来です。そんな状況で、この日はボランティアが不足気味、3班に応援をお願いして何とか凌ぐことができました。助かりました。
このカンボジアの女性は、以前に私が担当していたカンボジア男性の奥さまです。その男性は、技能研修生として3年間忙しく働きながら市岡日本語教室に頑張って通いました。一昨年の暮れに研修期間を終えカンボジアに帰国したのですが、帰国直前に受験したN3能力検定試験に見事合格、嬉しい成果を持って帰国しました。
そして帰国後に結婚、身に付けた日本語能力を生かして、プノンペンで研修生を日本に送り出す機関で仕事をしていましたが、この度以前に研修生として働いていた会社の社員として奥さまを連れて再来日を果たすことができました。そして、奥さまも市岡日本語教室でご主人と同じようにN3能力検定試験を目指して学習を始めてます。担当は、新たに参加した女性ボランティアです。二人で力を合わせて目標を達成して欲しいと思います。
頑張れ! フレーフレー!!!
(1班 Mさん)

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