Category Archives: 学級日誌

1 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 105

疑問関心ノート 2021年12月24日(金)の学級日誌

12月24日(金)
それこそ一日中、認知症の高齢者施設で介護士として働き続けているKさんとの学習は、わたくしにとって大きなよろこびであり、大切なものです。

明らかに彼女はかわってきたのです。11月19日の学習記録簿には、積極的に他班の学習者さんに声をかけ、関わりを求め、交流の輪をひろげていく大事さを話すKさんに「生きる姿勢の成長」を感じました。と記されています。

そして更に意義あることは、彼女の疑問、関心をきっちり記録しているノートの存在なのです。大事な学習の基として活用させてもらっています。
例1. 新進気鋭のデザイナー、写真家、蜷川美花さんのこと
例2. 恋とか愛で心が動く人間は、ある意味強いし、すごい
例3.大阪弁、オノマトペ、擬音語、擬態語、助動詞の学習
(1班 Gさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

覚えた語彙を使えるように 2021年12月17日(金)の学級日誌

12月17日(金)
今日も先週に引き続き、N2合格を目指す学習者さんと勉強しました。今は語彙を習得中です。
いま使っているテキストには英語訳が載っているので、彼には理解しやすいようで飲み込みがとても早いです。とはいえ、仕事や子育てに忙しい中、渡してあるプリントの予習をしてこられるのには感服します。試験合格のための勉強でもありますが、覚えた語彙を日常的に使えるようにサポートできたらいいなと思います。

ところで、弁天町駅から市岡日本語教室のある港区民センターへ行く途中、強風に吹かれるスポットがありますね。(ビル風です)
先週はそこで冷たい風に吹かれ、本格的に冬が来たなとしみじみ感じました。みなさん、風にも風邪にも負けないよう暖かくして寒い冬を乗り越えましょう。
(4班 Tさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

ボランティアが少ない 2021年12月10日(金)の学級日誌

12月10日(金)
日も短くなり、すっかり暗くなりました。黄色の絨毯の道を日本語教室へ、今日もオンタイムならず午後7時すぎてしまいました。いつものように検温とアルコール消毒を済ませ3班に行くと、ボランティアはTさんだけ、Hさんは準備だけして急用ができ帰ったそうです。ベトナムのKさんが待ってました。彼は転職を考えていてその面接の練習です。来週の水曜日に、ズームで面接だそうです。合格してほしいです。

7時35分ミャンマーのMさんが来ました。彼は仕事のためいつもこの時刻です。KさんはTさんに交代してもらい、Mさんに「どうだった。N2の試験」と聞くと「うまくいきました。」との事、今日からN1の問題集をするそうで、コピーをしてN1問題集を、説明しながらやりました。なかなか理解が速く熱心です。水曜日はズームに参加して勉強してるそうです。N2の合格を祈ってます。

一人の学習者はネパールの男性です。ボランティアが足りなくて教務のMさんが、助っ人でした。

来年こそボランティアの皆さん戻ってきて下さ〜い。
(3班 Mさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

モンゴルの学習者さん+遠足 2021年12月3日(金)の学級日誌

12月3日(金)
学習者さんの参加がだんたん増えてきました。少しずつ活気が戻ってきているように感じてとても嬉しいです。
今日はモンゴルから来た学習者さんと勉強しました。この学習者さんは、母国語のモンゴル語はもちろん、ロシア語、英語も得意です。尊敬しかありません。私が日本語しか話せないのでそこが残念です。日本語はまだこれからですが、あっという間に覚えてしまいそうだなと思います。

11月28日(日)市岡日本語教室の遠足がありました。26名の参加者と晴天に恵まれて無事開催することができました。紅葉がきれいでとても楽しい遠足になったと思います。ありがとうございました。
(2班 Sさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

小学3年生とお勉強 2021年11月26日(金)の学級日誌

11月26日(金)
今日は、お母さんと一緒に来る、小学3年生の男の子とお勉強しました。
最初は「漢字ドリル」お手本の漢字表を見ながら、2字熟語の問題に答えを書きます。
その中で「がくどう」という問題では、漢字表に「童」しかありません、でもちゃんと「学童」と書きました。
また、送り仮名も大丈夫「代える」「悪い」と正しく書けました。
よくできました!
つぎは「算数ドリル(分数)」です。
目盛りのあるビーカーの絵に、目盛りのところに横線が引いてあって、〇/〇に答えを書きます。
同じ絵に〇/〇と問題があり、答えのところに横線を引きます。
これもよくできました!
ドリルの後は「トリックアート」の本を一緒に見ました。
円がグルグル回ったり、平行な垂直線が曲がって見えたり、水面がユラユラ揺れたり、水平なブロックが横に揺れたりする不思議な絵です。
何が書いてあるのかよく分からない模様をじっと見ていると、模様の隙間や、模様の陰影の中に動物が見えてきます。
これは小学3年生の圧勝でした。
この男の子が初めてお母さんと一緒に来たときは幼稚園児でした。今は小学3年生になりました。
お母さんの仕事の都合もあるのか、長く中断していましたが、先週からまた来てくれています。
孫の成長を見るようで、とても楽しみです。
(1班・Mさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

土木関係の検定 11月19日(金)の学級日誌

11月19日(金)
去年の12月から1年近くのブランクのあと、やっと先週から参加させていただいています。

19日の日本語教室も学習者さんは少なかったです。4班は3人でした。その中の1人ははじめて来た方でした。N2に加えて、土木関係の検定も受けたいという意欲的な人です。検定の問題を読んで理解できるけど、答えを漢字で書くのが難しいそうです。これから少しでもお手伝いできるとうれしいです。

学習者さん一人ひとりのニーズに合わせられるようにならないといけないと、いっそう強く感じた日でした。
(4班 Yさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

新規入国再開 2021年11月12日(金)の学級日誌

11月12日(金)
今日はいつもの区民センターではなく、きんりんセンサーだったためか学習者さんが少なくちょっとさみしく感じました。
ボランティアは久しぶりに会う人もいて、顔を見るとホッとします。

留学生や技能実習生は今月8日から新規入国再開の対象になりました。また賑やかな日本語教室になることを祈ります。
その時には今以上に新型コロナウイルスの感染が落ち着き、安心して教室に通える日々になると良いですね!
(3班 Yさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

最近の2班の状況は… 2021年11月5日(金)の学級日誌

11月5日(金)
最近の2班の状況は…

ネパール、モンゴル、中国から来てくれた学習者さんと勉強をしています。学習者さんはあまり多くないですが、その分1対1でしっかり勉強ができている状態です。

新しい発見はモンゴル語とロシア語はほとんど同じ文字を使っているということ。

日本語は覚える文字が多すぎるというのは学習者さんに共通する悩みのようです。教える側ですが共感してしまいます。

来週の日本語教室はいつもの区民センターではなく、港近隣センターです。

さてさて、やっとプロ野球のクライマックスシリーズがはじまります。

日本シリーズで関西ダービーが実現する可能性があるので楽しみです。
(2班 Sさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

疑問•関心が学習の中軸 2021年10月29日(金)の学級日誌

10月29日(金)
10月1日・8日・15日・22日と、対面学習ですすめています。
毎回「元気に会えた!」というおもいは変わりません。
職場、仕事が変わった故のしんどさは厳しいですが、今まで以上に力添えしなければと決意しています。(認知症の高齢者施設での介護研修に励み努めている)
10月15日には、うれしい出会いがありました。ボランティア見学者の方と共に、楽しく活発なコミュニケーションの連続でした。何と生き生きしている学習者Kさん。
多岐にわたった話しの中味で良かったです。(Kさんのノートにメモされている疑問、関心は学習の中軸になっています。)
(1班・Gさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment

特殊拍はやはり難しい 2021年10月22日(金)の学級日誌

10月22日(金)
初めて市岡日本語教室に来た台湾出身の女性を担当しました。日本で子育てもし、いくつもの仕事をしてきて、もう何十年も日本で暮らしてきたとても早口の女性です。

話すことにあまり不自由は感じないが文字が苦手だと言います。
「漢字はええねん。平仮名とカタカナがわかれへん。」

まず自己紹介する中に出てきた言葉を書いてもらいました。
「私の出身は」さらっと漢字で書くが平仮名ではどこに促音が入るかわからないようでした。手をたたいて「しゅっしん」とやってみたが、何拍か数を数えてもらってもどこに促音が入るのかが聞き取りにくいようです。「まさか、ここ?」などとほとんどあてずっぽう。言えているのに不思議なものだと思いました。

拗音を仮名にするのもまだまだ課題です。
(近所のお年寄りたちと最近よくやっているらしい)ゲートボールの濁点、半濁点は「ケードポール」になりました。

メールを打つことは漢字が候補に出てきてあまり不自由を感じないらしく「勉強にならない」とおっしゃます。メールでも、ある程度正しい仮名を打たないと適切な言葉に変換がされないんじゃないかなあ。

毎週通ってくるように言っていたので、次の教室では、生活に密着したようなイラストがある教材を使ってみようかなどと考えます。話している単語が文字に変換できるようになってくれるといいと思います。
(4班 Yさん)

Posted in 学級日誌 | Leave a comment