Category Archives: 学級日誌

10月24日の学級日誌

10月24日 学級日誌
4班の班長、前田です。4月から半年経ちました。
昨年度は ボランティア 9人だったのが 今は16人を抱える大部屋です。
学習者の人数とバランスがとれず、新しいボランティアの方には、学習者がいなかったり、週ごとに学習者が変わったりなどで困惑させることが多々ありましたが 最近はマンツーマンの状態になりつつあります。
女性が多い我が4班は、5班の方々と 学習者も参加するイベントを行うことが多いのですが、今回は10月11日(土)に一足早いハロウィンパーティーをしました。
4班のパイミン君(インドネシア出身、将来 母国でレストランをやりたい夢をもっています)を中心に 2班のリド君、ナナン君たち 男子3人が厨房を取り仕切り サテー、ナシゴレンなど 見事なインドネシア料理の腕前を見せてくれました。
仮装したボランティア一同 美味しく頂きました。
今回はカンボジアのダラー君と彼の友達、それにボランティアの早川さんの知り合いの中国の方も参加され市岡らしく国際色豊かになりました。
また、以前 4班でボランティアをしていた 海遊館のイルカの飼育、トレーナーの石川さんも仲間4人と共に参加してくれました。カラオケあり、マジックありの楽しいパーティーとなりました。
発起人の久間さん、場所を提供していただいた「3tuekey」さん、ありがとうございました。

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10月17日の学級日誌

今日は2班の班会議が開かれました。いつもはばたばたして簡単な連絡で終わるのですが、この日は班長の指揮のもと整然とさまざまな話題について連絡・意見交換が行われました。今日の会議はよかったと班のメンバーにも好評でした。
11月の遠足の話題、12月の区役所との公開教室、年末のオープンクラスなど、話題も豊富でしたが、しっかりと班員にも伝わりました。今後もこういういい状態を続けていかなければと班員一同納得して終わりました。
(2班 Fさん)

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10月10日の学級日誌

私は今年の7月から正式にボランティアと 私は今年の7月から正式にボランティアとして参加させて頂いています。4月ごろに初めて見学に来た時から半年近く、いつも一緒に学習しているインドネシア人の男の子二人がいます。最近、彼らの日本語が上達しているなと感じることが多く、嬉しく思っています。
今日の教室の最後には、1年9カ月市岡日本語学校に通われていた学習者さんの修了式がありました。最後のスピーチは非常に上手な日本語で、とても努力されてきたんだなと感じました。また、1対1の学習でお世話になった先生に感謝を伝えていたのを聞き、それだけの絆が作られていたのは素晴らしいことだなと思いました。
私もこれから分かりやすく、楽しく、学習者さんと勉強できるように努力します。
(2班 I さん)

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10月3日の学級日誌

8月から市岡日本語教室ボランティアの一員として参加させて頂いています。
私は、過去に海外建設工事に従事した少しの期間を外国で暮らした経験があります。そのとき、その国の方々に仕事の上でも仕事以外でも大変親切にして頂き、お世話になったことがとても楽しい思い出になっています。特に、その国の言葉を習い覚えて僅かでも意志疎通ができるようになったときの喜びは格別でした。
今、こうして市岡日本語教室の一員となり、外国から日本に来られた学習者の皆さんの日本語を習得しようという意欲を間近に感じる充実した日々を送ることが出来ています。その日本語学習のお手伝いが少しでも出来ればと思っております。
若い学習者さんたちは、とても熱心です。台湾、ベトナム、マレーシア、様々な国から日本に来て短い期間で少しでも日本語を取得して母国へ帰りたいという意欲をひしひしと感じます。微力ながら彼らの手助けがしたい。それが、かつて自分が外国で暮らしたときにその国の方々から受けた温情に対する恩返しになるのではないかと思います。
まだまだ手探り状態、若葉マークの新米ボランティアですが、精進したいと思います。
(1班 宮本さん)

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9月26日の学級日誌

5班に所属して、4週間になるインドネシア生まれのソフィアさんは、もう来日して2年になる。年齢は?だが、6歳の息子と4ヶ月になる赤ちゃんがいる。でも彼女の日本語はおぼつかない。ご主人は日本人だというので、自宅では何語で会話しているのかと質問すると、英語とインドネシア語だと言う。息子さんも話せるので、家族間の会話は大丈夫だと言う。しかし最近、息子さんとご主人が日本語で会話するようになり話題に参加出来ない様子。家の中では「日本語は無!!」と言うと、よけいに日本語をしゃべりだす始末。やっと重い腰を上げ、この市岡へ通うことになった。
先ずは、日本語の語彙が不足しているので、イラストから単語の意味と発音、書き取り(ひらがな)からスタートしている。自宅で、勉強していると、6歳のお子さんが、ノートに「二重丸」をつけ「良くできました!」言ってくれるとか・・・これからも頑張れ・・かあさん。
(5班 Sさん)

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9月19日の学級日誌

約一年通ってくれた台湾出身のYさん。帰国のため最後の日本語教室となりました。専門学校では日本語学科でなく観光学科で勉強しており、この一年実習や授業で忙しい中定期的に日本語教室に来るのも大変だったと思います。早めに来て机と椅子を並べるのも手伝ってくれており、とても助かりました。とても優しい子だなぁとしみじみ感じていました。
彼女がいなくなるのはさみしいですが台湾で就職活動を頑張るとのことですので、応援したいと思います。是非大阪で勉強したことを活かして観光に関わる良い職場に就けるよう願います。
また、久しぶりにタイ出身のNさんも来てくれており希望の大学院に合格したと教えてくれ、4班全員で嬉しい気持ちになりました。
学習会の後ささやかな送別会を催そうと思いましたが、予想以上に集まりが良く計17人の大人数で楽しくYさんを送り出せてとても良かったです。
私は仕事が不定期なため日本語教室へ通うのは大変ですが、海外の話を聞いたり、学習者が大阪で頑張っている様子を聞いたりすると楽しくなり疲れがちょっとだけ軽くなります。
(4班 M.Yさん)

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9月12日(金)の学級日誌

蒸し暑かった8月が終わり、教室への行き帰りが半袖のシャツでは肌寒く感じられるようになってきました。9月になり新しい学習生さんの来訪も増えてきています。

最近は台湾の方が本当に多いですね。今日新しく担当させていただいた方も台湾からの留学生でした。4月に来日して半年で簡単な会話は問題なく話せています。また彼女は自分からどんどん話しかけてきますし、この教室以外にも2か所ほど他の日本語教室の参加を考えているようです。日本の自然、文化を貪欲に体験し日本人と会話しようとする姿勢には感心させられます。

自分が学生だった頃異国へ一人で渡り同じように取り組むことができたか?いや、そんなのは自信が無くて、できなかったでしょう。そんな自分だからこそ彼らと接する機会を得ることで逆に彼らからエネルギーを貰える気がします。

帰り際には「話ができて楽しかったです。」「また来ます。」と言ってくれました。

(3班 黒川さん)

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9月5日の学級日誌

五年の長いブランクの後、ボランティアに復帰して3年余り、歳の所為もあり、ベテランだからと言われると、逃げ出したくなります。「これでいいのだろうか、学習者の思いに応えているのだろうか、他の方々はどのように対応していらっしゃるのだろうか」と日本語の知識の無さから来る自問の日々です。何時になったら自問自答になるのやら。学習者の熱心さに触発され、普段何気なく使っている言葉への質問に、頭の中をかき回し、言葉を探し紡ぎ出す。この教室に出会わなければ、こんな作業の楽しさや日本語や表意文字の奥深さに気付かないで人生を終わっていたのではと思うことがよくあります。様々な機会を与えてくれる学習者に感謝しています。

 先日、或る講演会の、タクマラカン沙漠の件で「中国では水が少ないという事で沙漠を使います。」と仰いました。

 数年前、「沙漠」という文字に出会い、それまで砂漠しか使ったことのない私は、気になってはいたのですが、家の辞書では区別をつけることは出来ませんでした。なるほど、なるほど、石が少なくて砂だから砂漠、水(雨)が少ないから沙漠と我が意を得たり、と、もやもやが晴れていたのですが、学習者(瀋陽市出身)に話すにはどこかで活字で確かめてからと探していると、沙漠の事典の中に、沙漠も砂漠{「沙」は「砂」の本字でいずれも水で砕かれた細かい石粒(スナ)の意}も狭義には砂の沙漠を指し、時に耳にする“水が少ないからサバク”という字義は沙漠にはない。とつれなく記述していました。

 しかし、中国出身の学習者には話題の提供にはなるかなと思っています。表意文字の国なればこその会話ができると楽しみにしています。

 普段は、担当している学習者とのみの会話ですが、七夕などのイベントで他の学習者と接する時、はにかんだり、きらきら輝く学習者の瞳を、笑顔を見る時、自分の力不足も忘れ幸せな気分になります。おたおたしながらも、もう少し続けられたらと思っています。

(2班 松井さん)

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8月29日の学級日誌

今日はあいにくの雨。学習者の出足も悪く、先週とはうってかわってさみしい教室となりました。
それでも夏前から参加してくれていた高校生ボランティア3人が、会員登録をしてくれました。
ひさびさの若い戦力です。今後活動の核に成長していってくれることを期待しています。
先週たくさん来た高校生ボランティアたちも続けてくれたらうれしいのですが。

(2班 F さん)

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8月29日の学級日誌

老後は好きなことができるといいな・・・
では、好きなことは何か・・・
ひとつはすぐに浮かんだ。ガムラン(インドネシアの伝統音楽)。
もうひとつは何か・・・???
資格がいらないに日本語教室ボランティア…これだ!
なんたって、私は文法が大好きだ。

というわけで、2014年の春から市岡日本語教室におじゃましている。
日本語ボランティアは簡単ではなかった。
話し相手になって、記録帳に「雑談」と書けばよいらしい。
でも、なんたって、私は雑談が苦手だ。

幸い、日本語能力試験の勉強をしている人と一緒に勉強できる日が訪れた。
「ことば」は楽しい。
(1班 棚橋慶恵さん)

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