Category Archives: 学級日誌

七夕まつり 7月3日の学級日誌

7月3日(金)
今年も恒例の第20回七夕まつりが行われました。林さんによると始まったころからずっとやってるとのことなので、今年は20回目の七夕まつりになるはずです。大勢の学習者、ボランティアが参加しました。また、元ボランティアや元学習者もたくさん来てくれました。家族連れで来てくれた方や、近所の子どもさんと一緒に北方も多く、今日は子どもさんの姿が目立ちました。みなとQやMu-Chaに載せてもらったおかげで、近所の方も数組来ていただきました。数えていませんが、総勢は200人近くになったと思います。みなとQ、Mu-Chaの地元情報誌2誌のほか、ケーブルテレビのベイコムさんも取材に来てくれました。
プログラムはここ数年変わりません。ステージではまず5班の五味さんによる七夕伝説の説明。スリランカ出身の学習者イジャリさんとジャナニさんによる民族舞踊。そして隆勢会のみなさんによる民謡の披露。最後は隆勢会の三味線にあわせてたなばたさまを合唱しました。同時にホールでは笹飾り作り。願い事を書いた短冊をつるしました。また、希望した学習者には浴衣体験をしてもらいました。
今年も盛大に大盛況のうちに終わることができました。笹を用意していただいた小浜さん大西さん、会場を準備していただいたみなさん、浴衣の用意や着付けを担当していただいたみなさん、司会の神原さん、PAの手伝いだけに来ていただいた方、浴衣を全部持って帰って洗濯してくれた大城さん、みなさん、本当にありがとうございました。
(広報担当)

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七夕まつり

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健康は心から 6月26日(金)の学級日誌(2)

6月26日(金)
最近は絵本をいっしょに読むことが多かったのですが、金曜日は会報に載せる原稿を学習者のかたにお願いされたので一緒に考えました。
そのあとは 学習者の方が3日間行ったセミナーのお話を聞きました。日本語でのセミナーですが通訳の方がいらっしゃたみたいでたいへん勉強になったそうです。
セミナーの内容は健康セミナーということですが、『人は人を傷つけたことをすぐに忘れてしまうけど、傷つけられた方は覚えている。だから人に傷つけられたことをいつまでも思ったり責めたりするのではなく、相手に自分の思う通りになってほしいと望まずに、自分が変わるように努力することが大切である。』とか『人の為でなく自分のために日々できる身だしなみを整えることが大切。そうすることで自分にも周りにも良い影響が出てくる。』など たくさんのことを教えてくれました。文章にするとなかなか上手に書けませんが、日本語でとてもわかりやすく熱く語ってくれました。その上、それを実行されているそうで 私はとても感動しました。健康は心からといったところでしょうか。
ボランティアとして参加していますが、毎週いろんな話が聞けてとても勉強になるし、楽しい時間です。
(2班 Tさん)

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広報係からのお礼 6月26日(金)の学級日誌

6月26日(金)
原稿が集まったら発行という市岡新聞。新年度4月、1班担当で早速原稿依頼を始める。
この春からの行事、イベントをたどりながらお願いしたところ皆さん快く引き受けてくださったものの毎週金曜日になると催促のお声かけ。
お忙しかったり、お休みが続いたりで気がもめる5月だった。
インドネシア人の学習者で久しぶりにご家族で参加してくださった「お花見」の記事。寒い中扇町公園での「ワン・フェス」。
初めて受けた新しいボランティアさんの「研修会」の記事。台湾出身の学習者さん「九州旅行の思い出」重箱で食べる一蘭ラーメン?美味しそう!!
別府での砂湯、いい体験ができましたね。そして志水さんの「大連便り」。
おかげさまで興味深く多彩な記事や、可愛いイラストで紙面構成ができました。
ご協力ありがとうございました。

そして昨日の金曜日に、刷り上がった新聞をボランテァさんや学習者の方にお配りできました。
続いて20周年の「記念誌」編集に向けてまだまだ気が抜けません。
 それと・・・「学級日誌」も順次よろしくお願いします。
(広報担当  1班 皇 暢子さん)

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『いろは』は言えますか 6月19日(金)の学級日誌

6月19日の学級日誌 『いろは』言えますか

先週、担当の学習者さんから『いろは』ってなんですかと質問されました。
その時は、うろ覚えの知識で説明しましたが、それではいけないと思い、ネットで調べて印刷したもので改めて説明しました。
『いろはにほへと(色は匂へど) ちりぬるを(散りぬるを)... 』と全文を説明したところ、今度は『うゐのおくやま』ってなんですか、という質問です。ネットで調べた説明によると『この無常の、有為転変の迷いの奥山』とあります。『有為』は『無為』の反対でと分かったような分らない説明をしていると、『転変』は分りますと助け舟を出してくれました。同じ言葉が中国語にもあるそうです。しかし以前に色々な『はかる』の学習をしたときに、『便宜を図る』の『便宜』は中国語にもあるので分ると言いましたが、よく聞いてみると中国語の『便宜』は『安い』という意味で、日本語の『便宜』とは意味が違います。同じ漢字を使っていてもお国によって微妙に違いがあるのですね、勉強になります。

そんな感じで毎回、教えたり教えられたり、楽しい時間を過ごさせてもらっています。
先日は、『你好』と『您好』の違いを教えてもらいました。
市岡日本語教室で過ごす時間は、私にとっては仕事で疲れた体・心をリフレッシュ出来るとても大切な週末のひと時になっていますが、学習者さんにとって日本語を学ぶ有意義な時間になっているのか心配です。もっと精進しなければと反省の日々です。
(1班 Mさん)

蛇足の感想(札葉)
ある時、中国人の生徒と話をしているときに、「いろは」の話になって、「何それっ?」と聞かれました。一緒にいた通訳の中国人の先生も聞いたことがないということでした。
「テスト問題の選択肢の記号に「イ」「ロ」「ハ」を使ってあるでしょう?」ときくと、「それは知ってる、でも意味は分からずに記号として写してた」ということでした。
私たちがふだん何の意識もせずに使っていることが、外国人にはわけのわからない障壁になっていることもあるという一例でした。

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学習者に話してもらおう。6月12日の学級日誌

6月12日(金)
今週は、ボランティアが来るまでの短い時間、久しぶりに学習者と勉強しました。
常に班のボランティア仲間には、「できるだけ学習者から話してもらうように会話をしてください。」
と言っていたのもかかわらず、久しぶりの学習のせいか、いざ自分がその場に立ってみると、非常に難しいのを実感しましたし、これから時々学習者の方と一緒に勉強しなければ、実態がわからないということも痛感しました。
ただ ボランティアの皆さんが、常に学習者から話してもらうという意識を持ちながら勉強してゆけば、教え方も段々と身について来るのではないかと思います。
学習者の皆さんが日本のいたるところで、楽しそうに日本語を話している姿を想像し、これからもみんなで勉強してゆきましょう。
(3班 Aさん)

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アフターでえられるもの 6月12日(金)の学級日誌

6月12日(金)5班学級日誌
5班の学習者10名、ボランティア12名、学習者も高出席、嬉しい悲鳴を上げています。学習の方は各自のボランティアにお任せしていますが、現在の所、学習者の方からもクレームは付いていません。学習者の全体を見渡していますが、学習時間の間は、やはり先生と生徒の関係が見られます。当然ですが、もう一歩進んで友達のような気楽さになればと思います。8時30分学習の時間が過ぎると、アフターという楽しみが有ります。そこに学習者を同席して酒が進むと先生から友達になり、日本語を教えたり母国の意外と知らない知識を得られます。私だけかもしれませんがアフターでの日本語教室がお互いに得られることが多いと思います。不謹慎な日記で失礼しました。
(5班 Sさん)

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家族はみんな日本語 6月5日(金)の学級日誌

6月5日(金)
今担当している学習者は、オーストラリア出身のDさん。日本人の奥さんと2人の子供と家族で日本に住み、もう2年ほどの人ですが、なかなか日本語が覚えられない様子です。
日本で暮らしているので彼の子どもは英語も理解するけど、話す言葉はどんどん日本語になってきているらしい。
N5の問題を一緒にやってみるが、聴解はついてこれない様子です。
それでもゆっくり考えて、きっと頭の中で英語に直して反芻してやっと理解しているようです。
自営の他、幼稚園で英語を教えて多忙なDさん。お休みする時は連絡してくれるし、数週間あくと、どれだけ自分が忙しくて大変だったか説明しようとしてくれます。
少しずつ自然な会話ができるよう一生懸命お手伝いしたいと思っています。
(5班 Yさん)

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続けてもらう努力を 5月29日(金)の学級日誌

5月29日(金)
今日も日本語教室は盛況でした。でも、2、3週間前の状況と比べると少し学習者は減少しました。4月下旬から5月中旬にかけては、教室に入りきれないほどの学習者がいましたが、今はそれほどでもありません。噂を聞いて新しい学習者がどっと来る時期にはボランティア不足できちんとした対応ができず、それに満足できなかった学習者が来なくなるという矛盾は毎年起こります。なかなか学習者とボランティアの数が拮抗して、安定した学習ができる状況にはなりにくいようです。
今週の班会議では、班長からその問題に対する対応策の提起がありました。連絡先を交換した学習者には簡単な連絡を入れるというものです。前日や当日に「日本語教室の日ですよ」とか、「お元気ですか」のような簡単なメールや電話を入れることで思い出してもらおうという作戦です。リマインダー作戦ですね。しつこく誘うのではなく、軽くあいさつ程度の連絡を入れてみるというのはいい考えだと思います。
短期のワーホリや、日本語学校の留学生も多いですが、この市岡日本語教室の設立趣旨からいうと、地域の外国人や研修生等、中長期の滞在の方を大切にして、特にその人たちには継続して来てもらえるよう、こちらも努力していく必要があります。リマインダー作戦、みなさんもやってみませんか。
この日は終了後に台湾の学習者の修了式がありました。これからの活躍をお祈りします。
(4班 Fさん)
P1040831

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ボランティア参加から1年 5月22日(金)の学級日誌

5月22日(金)
ボランティアに参加させていただいてから、約一年が過ぎました。
はじめのうちはペアとなる学習者がいませんでしたが、少しずつ毎回いらっしゃる学習者が固定化し、遂に昨年秋頃、私もペアになる方ができました。それまでも異文化に触れ、学習者の方達と日本語を共に語らい、楽しく時間を過ごしていました。しかし、ペアになり関係ができてくると、こんなにも、より豊かな時間になるとは思いもしませんでした。日本語会話を彼女に伝えているはずが、日本人である私が母国語に気付くことも多々ありました。彼女とは多くの思い出も出来ました。
関係が出来ることでの利点は、沢山ありますが、お互い通うのが楽しみになる。”前回”があるので、より語学や文化への理解が深まる等を身を持って感じました。
彼女は帰国してしまいましたが、今も関係は続いています。次の再会を楽しみに、またこれからの学習者との出会いを大切に、今後もこの教室で学んでいこうと思います。
(3班 Oさん)

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