Category Archives: 学級日誌

「全然いい」の用法について

日誌ではないのですが、最近、相次いで 毎日新聞と日経新聞の校閲記者が「全然いい」の用法について書いた記事と本を目にしたので、僕がWikipediaで調べたことも含め紹介します。例えば、テレビで「調子はどうですか?」と聞かれたスポーツ選手が元気よく「全然いいです」と答えるのを聞くと何か違和感がありますよね。全然と来れば、否定語が来るとインプットされているので違和感を感じるのだと思います。1960年の指導要領には「全然は否定語を伴う」と明記されているそうです。ところが「全然」という言葉が中国から入って来た江戸時代には肯定で使用されることがあり、明治時代には夏目漱石も「全面的に」「完全に」の意味で否定を伴わず使っていました。啄木も鴎外もです。中国文学者の高島俊男さんにとっては「全然いい」は普通の用例だそうです。日経の本には、「全然は、本来 否定を伴うべき副詞である」というのを 国語史上の迷信である との説も書いています。1990年代前半に、学生を中心に広まったとされるこの用法。じゃ、どうしたらいいのか?日本人のための『日本語検定○Ⅹ速解問題集(日本語検定委員会著)』では、「全然おいしい」「全然平気だ」は不適切な使い方とみなされ、Ⅹが正解となっているそうです。

(4班 前田さん)

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9月6日(金)学級日誌

皆さんこんにちは わたしは 3班の山口です。ここのところ学習者さんが少ないみたいですね。私の気持ちとしては寂しいきもちです。学習者さん達とたくさん会い、おしゃべりを通じてその人達の国のいいところを知り感激して、気持ちをハッピーにさせてもらえます。学習者さんにも卒業する時、日本はすごくいい人達がいていい思い出しかのこらないまま自分の国に帰っていただきたいです。私の担当していたタイの若い女の子の学習者さんも、帰る時はお互い気持ちが親子みたな幸せな気分で帰国されました。私自身も彼女にいろいろ教えられていたのです。私は体が病気のために左側がマヒして自由に動きません。でも彼女の国タイには一回くらいは行きたいと思う気持ちでいっぱいです。めいわくはかけていますけど、私はこの市岡日本語教室のボランテアに参加出来て幸せです。ボランテアのみなさん、この教室をもっといろんな人達に知らせて外国の人達をよんで一緒に幸せな気持ちになりましょう。

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8月30日(金)学級日誌

台風接近のニュースで天候不順のせいか、まだ夏休みなのか学習者の出席は悪かった。欠席学習者に聞いてみるなり、理由の把握は必要だろう。

先週に続き市岡高2年生男女2人が見学に来てくれた。それぞれボランティアと台湾の学習者の席に参加し熱心に聴いていた。終わって「どうでしたか」と聞くと2人共「楽しかったです」と笑顔で答えてくれた。「いつでも見学に来てくれたらいいですよ」と言うと「はい」と嬉しそうに、返事が返ってきた。

9月からの新学習者が多数来てくれることを期待しています。

(2班 田渕守雄さん)

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8月23日(金) 学級日誌

この日は高校生の体験ボランティアが来てくれました。
市岡高校から4名の高校生とアメリカ人留学生が1名、付き添いの先生が3名。住吉高校から4名、東住吉総合高校から1名の参加でした。
簡単なオリエンテーションの後、学習中のペアにいっしょに入れてもらう形で見学してもらいました。
どの生徒さんも楽しい体験をしてくれたみたいで、よかったです。これを機会に今後も教室に参加してもらえたらうれしいです。

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8月9日(金)学級日誌

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港区民センターで及川先生をお迎えしての副詞についての研修が行われました。擬音、擬態語は我々日本人は何も考えずに、口から言葉が出ていますが、これを学習者に説明する時に何時も苦労をし、絵を見せる学習内容でしたが、今日の研修の冊子の中に良い教材がありこれから使わせてもらおうと思いました。いつも研修会に出席している人数は30人から35人ぐらいでボランティア在籍人数から考えると約1/3位の人数であるが、せっかくの機会を活用して頂けたらと思います。5班はこの日も学習者が参加しに来ました研修が終わった後の飲み会ですが、ここでの日本語の学習が本物の会話勉強だと思っています。早速今日の擬音の実演、食べ物の食べる音の良い学習時間になりました。

(5班 Sさん)

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8月2日(金)学級日誌

 本日は 市民学習センターにて研修会。ただ、今回は初めての試みとして 講師の先生をお招きするのでなく、ボランティア同士の意見交換会という形にしました。総会は木曜日に開催されることもあって、出席される方も少なく、金曜日のこの機会を利用しての交換会です。定刻を少し過ぎて、約30名が出席されたので、司会と記録係をおいて始まりました。最初、会計報告について もっと見やすく分かりやすくして欲しい との意見、及びそれに対する応答がありました。そのあとは、イオンのイエローレシート集めについて討議になりました。何しろ市岡教室の活動資金の一部ということで、活動そのものの是非、会計処理上の問題、教室の 近い将来の資金に関することまで、幅広い意見が出ました。最後に、女性ボランティアの理事・班長会への参加を望む提案がありました。

(4班 Mさん)

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7月19日(金)学級日誌

今日は台湾の学習者王律方さんの六か月の修了証書授与がありました。お礼の言葉で「毎週通いたかったがアルバイトなどで通えなかった。先生方に色んなことを聞けて楽しかった。皆さん休まず通った方がいいですよ」(笑い)

近くの居酒屋で2班中心の送別会を行い日本滞在の1年間の生活や高雄市(一昨年ボランティア仲間と訪問)の話しに花が咲き楽しい時間を過ごせた。王さんにとって更なる思い出になってくれたら幸いです。「台湾に行ったら再会しましょう」と約束した。

(2班 田渕守雄さん)

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7月12日(金)学級日誌

 2週間ぶりの通常の日本語教室となりました。先週は七夕まつりで、ゆっくりと話をできなかったので、今日は2週間分のおしゃべりをしました。その間に、能力試験もありました。学習者のみなさんの結果はいかがだったでしょうか。通知の来るのはまだまだ先。それまで心配ながらも楽しみな日々が続きます。

間もなく、夏休み。私の担当の学習者も国へ帰ると言ってました。みなさんも、いろいろと計画があろうかと思います。私の担当している学習者は夏休みに関係なく、ちょっと時間ができるとしょっちゅう日本の各地に旅行しています。その土産話をたびたび聞かされるので、私も日本のどこかへ行きたくなって、今年の夏は博多に行こうと思っています。

日本語教室の方も夏休みに入ります。8月2日と9日はボランティア研修会で、日本語教室はお休み。16日もお盆休みです。楽しい夏休みをすごしましょう。

(2班 Fさん)

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7月5日(金)七夕まつり

 毎年恒例の七夕まつりが開催されました。日本語教室開設当時から続く行事だそうですから、18回目の七夕まつりになります。

区民センターのホールをお借りして、今のような形になってからは4回目です。今年も民謡団体の隆勢会さんにもお手伝いいただき、楽しい催しになりました。

浴衣を着たり、短冊に願い事を書いて笹飾りを作ったり、学習者もボランティアも楽しい時間を過ごしました。

この模様は、ケーブルテレビのベイコムにも紹介されました。

(2班 Fさん)

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6月28日(金) 学級日誌

 ボランティアを続けているといろんな国の方に出会うことができました。台湾、中国、韓国、タイ、ベトナム、スリランカ、イギリス、モロッコ等々。学習者さんの母国語を少し教えてもらったり。それで、正しく発音できて褒められると嬉しかったり。上手くなりたいと思っていること、一生懸命に努力したことを褒められると嬉しいですよね。
私は最近、Oさんに15分くらいでいいから中国語を教えて欲しいと頼みました。久しぶりに教える側から教えられる側になりました。1つ実感したのは、褒められると嬉しいんですよね。ほんとに正しく発音できているのかな?と不安はありながらも嬉しくて家に戻って復習してたりします。じゃあ、私はちゃんと学習者さんの努力を褒められてるかな?日本語を勉強しようという意欲を引き出せてるかな?反省しつつ、中国語の勉強も続けて行きたいな、と思います。
(4班 Tさん)

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