Category Archives: 学級日誌

4月12日(土)お花見

土曜日は恒例のお花見でした。桜が残っていないのではと心配していましたが、多少のお花が残っていて、天候も良くなかなかのお花見となりました。スリランカから日本に来たばかりの学生さんや、毎週熱心に日本語教室に通ってくれているインドネシア人の方達も、道に迷いながらもたどり着いてくれました。他にも懐かしい顔や元気なちびっこちゃん達も沢山で賑やかなお花見になりました。

(2班 神原ひとみさん)

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4月11日(金)学級日誌

今週の金曜日から今年度の教室が始まりました。出席者も多くなかなかの賑わいでした。2班の学習者の顔ぶれも変わってきました。ずっと続けて来てくれている人たちもいますが、3月中に帰国や転居された人も多く、新顔の学習者さんがもっと増えるといいなと思います。ボランティアの見学にも若い方たちも来てくれていてフレッシュな空気も流れていました。新しい季節にふさわしい変化になればいいと思います。

(2班 神原ひとみさん)

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4月4日(金)学級日誌

 ボランティア研修会2回目。前回に引き続き、西原純子先生の講義「日本語を面白く教える。*新しい斬り口から*」。

 前回の復習もしてくださり、いろいろな具体例を織り交ぜてわかりやすくお話しいただいた。日本語独特の文法(文末の重要性、命令表現のあいまいさ、名詞中心の言語、受け身表現の重要性、時制のとらえ方など)については日頃意識していないこともあったが、言われてみれば納得。久々に聞く文法用語もあり、自分自身が日頃からもっと意識して日本語を使わなければと反省。そして、先生のお話にあった「好感度の高い日本語の話し方」については本当にその通りだと感じた。文法をしっかり学びんで正しく丁寧な日本語を話せるだけでは、日本人とのコミュニケーションは本当の意味で豊かにはならない。日本語の丁寧さは距離であり、丁寧さは冷たさにもつながる。丁寧で正しい日本語を身につけることだけがゴールではないのだ。「書き言葉が話し言葉では友達ができない。話し言葉が書き言葉では社会人として失格」。・・・まさにその通りだと思った。学習者の方には日本語のもつ文化的背景・発想・個性を知って、楽しく日本語と日本の文化を身につけてほしい。そして、日本語での豊かなコミュニケーションを楽しんでほしい。

 研修を受講するといつも新たな発見がある。学習者の方に還元できるよう、諸先輩方に学び、私も精進しなければ。

(4班 Bさん)

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3月28日(金)学級日誌

京都日本語教育センター校長西原純子先生の「日本語を面白く教える。新しい斬り口から」の一回目。

新規ボランティアの方々は十数名。新しい方達にも一緒に講義を聞いてもらおうと30分遅れで始まった。

先生から、「学習者に日本語は難しくない、面白いと感じてもらう。文法は文化だ。」と本当にアクティブに噛み砕いて分かりやすくお話しいただいた。

この日本語教室で学習者と日本語について学ぶことは、普段意識することなく使う日本語が違う側面から改めて考えることができることが魅力の一つだと思っている。先生から聞く話を共感したり、また違う視点や考えを本当に面白く聞かせていただいた。

残念だったのは、新しく来られたボランティアの方達も興味深く聞かれていた様子だったのに終了予定の30分前くらいに新規ボランティアの方たちだけまた他の部屋に移されてしまったこと。とても残念そうにされていて、そのまま残って先生の話の続きを聞いていた方もいた。何のために途中で出なければいけなかったのかわかりませんが、せっかく興味を持って来られたので来てよかったと思ってほしい。

次回は実際にどう教えるか、実践編とのこと。連続で先生の講義を聴けるのはとても嬉しいです。

(5班Yさん)

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3月14日(金)学級日誌

 元学習者が突然やって来た。顔は、はっきり覚えている。名前が出てこない、話してるうちに段々記憶がよみがえってきた。「2年前アニメの専門学校に行くので来れなくなりました、、、」「頑張りや」と言ってそれ以来である。「2年間の専門学校を卒業して来週中国北京に帰ります」と嬉しそうに話した。「おめでとう」古い学習ファイルを探し出し鮮明な記憶がよみがえった。張遂君だ。「それじゃ今日、修了証書もらって帰りーや」すぐ申請した。

授与式は台湾出身の林(りん)君もいて「台湾では薬剤師として彼女と2人で楽しい人生を歩みます」と顔を赤らめていた。皆の拍手を浴びていた。張君は「2年前、来日したとき日本語は全く分からなかった。先生方が親切で日本語が上手になった。とても楽しかった。来週帰国します。色んな人にお世話になりました。頑張ります」とすっかり上手な日本語で力強い挨拶であった。「今日、送別会してやるで」生憎、突然なことで予定があるらしくできなかったが固い握手を交わした。お土産まで持って帰国の挨拶に来てくれるとは、律儀な青年である。日本人でもこんな義理固い青年はそういない。中国のアニメの世界で、張遂君の名前が出てくるのを期待している。次の日、担当ボランテイアMさんから「修了書」までもらえるとは、と大変感激していた。」と電話があった。 同じ頃、シンガポールから来た青年は実家が自動車修理、販売店で名古屋のトヨタ自動車の専門学校へ行ったが卒業して実家を手伝っているのだろうか。

(2班 Tさん)

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2月21日(金)学級日誌

先日、久しぶりにメールがきた。3年前教室に来ていたベトナム人のトラン君。リーマンショック後のリストラで仕事がなくなり、教室で勉強しながら、仕事の相談も。その後、茨城県のサッシメーカーに仕事が決まり、着任。その2ヶ月後、東北大震災に遭遇。当初は連絡できていましたが、福島の原発事故が大きく報道される頃から連絡不能に.。彼のfacebookに連絡を入れても更新もなく心配していました。

ところが、2年振りに、私のfacebookに連絡が・・・。そして今、ベトナムの研修生を受入れる日本の会社に勤務している報告がありました。今は、ベトナムとの架け橋として、研修生の相談相手にもなっていると、元気な返事が・・良かったと安心しています。

最近、日本語教育に日系企業が協力してベトナムの国立大に日本語の教育機関を開く内容の記事が報道されています。ベトナムは日本企業に人気の国です。ところで、ベトナムは、古くは漢字圏なのに、今は漢字を使わないため漢字が苦手。また、日本語の発音も聞き取りにくいようです。日本語の教科書を読んでしっかり発音できるのに、私たちの発音がわかり難いようです。

使わない音は、やはり聞き取れないんですね。我々日本人も英語の「L」「R」の区別が苦手ですね。何度も、何度も、根気よく・・一緒に練習しましょう・・・。

先日帰国しましたが、ベトナムからの研修生も、やさしく、良い生徒でみんなの人気者でした。これからも、祖国で頑張ってほしいですね。

(5班 Sさん)

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2月14日(金)学級日誌

「朝、起きると辺り一面銀世界だった」と書きだした、広島の片田舎の小学校時代の作文を友人が覚えていて数十年後に言われた時は驚いたが、金曜日の朝目覚めて12階の部屋から眺める都心のビル街の雪景色もなかなか感動的で美しかった。午後になって雪は止んだものの、路面の凍結で滑って転ぶ、わが姿など想像すると恐ろしく「市岡」どうしよう?と思ってたところに「皆さま今日、どうします?」などとボランティア仲間からのメールも届きほぼ「止めときましょうか?」に気持ちは傾いていた。。。。が、結局みんな出席しました!

お相手の学習者Oさんは風邪気味でお休み、同じくお相手がお休みのTさんと教室の風景を眺めながら「市岡」について話し合ったりして過ごした。当日はバレンタインデイで「友だちチョコ」を配ったり、北海道旅行に行った学習者さんから「白い恋人」をいただいたり・・。周りは愉しいお喋りや笑い声でいっぱい!

3月で帰国する学習者さん、去年の秋には京都の紅葉を一緒に観に行ったね、寒いのにお店で並んで、巨大パフェ(笑)を食べた・・美味しかったよね♪寂しくなるけどまた遊びに来てね!帰国した学習者さんとは旅行に出かけて再会を喜び合うボランテァさんもいる。

私は昨年3月に3か月の短期留学を終えて帰国した台湾の許さんとは8回お相手をさせてもらったが帰国してからは毎週パソコンで近況報告をメールでやりとりしている。日本語を「書く」ことの勉強になればと「約束」したことをお互いにきっちり守って続けてきた。先日のメールで日本語検定2級に合格しました!とお知らせが届いた。ボランティアに冥利につきる嬉しさです。(添付されていた旧正月の豪華な食卓の写真は、お母さま手作りのご馳走だとか)

☆当日の教室で「市岡」を「組織再編成」?させるような難しい(案)を読んだが「市岡」は、愉しく日本語を学んでもらって少しでもいい「思い出づくり」の「場」になれば、それでいいのではないでしょうか・・・。あくまでも「私」の思いですが。

(4班 皇暢子さん)

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2月7日(金)学級日誌

長期間ボランティア活動を休止していましたが、また今年から復帰させていただくことになりました。3班の皆様には以前同様、あたたかく迎えていただきとても感謝しております。
1月からは毎週違う学習者の方を担当してきましたが、今日は以前担当していたヒエンさん(ベトナム)と久しぶりに一緒に勉強させていただきました。
前はまだ、たどたどしい日本語しか話せず会話がほとんど進まない状態でしたが、今日は私の日本語の説明を8~9割ほど聞き取ってくれていました。凄い進歩です!
気持ちがスムーズに伝わる喜びを感じると同時に、これまで担当してくださった花田さんにとても感謝いたしました。
自分自身、頭の回転がついてこなくて少々難儀をしましたが、今日も楽しく一緒に学習することができました。どうもありがとうございました。
冷え込んだ今日は、学習者やボランティアの皆さんとの帰り道に丁度、雪が降ってきました。雪を初めて見た学習者さんから思わず歓声が上がり、降雪にはしゃいだ子供の頃を思いだしました。
まだしばらく厳しい寒さが続きそうですが、毎週熱心に通って来られる学習者さんの期待に応えられるよう体調管理と指導に努めたいと思います。今後もよろしくお願いいたします。
3班 O

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1月31日(金)学級日誌

新年になってずっと休んでいたタイ、チェンマイ出身のタナラット君がやっと顔を見せてくれた。「どうしてたんや?」喜び半分で声をかけた。「試験があって、、」すまなさそうに答えた。新年でタイに帰国し政府側と反政府側の紛争で来日できないのではと、心配していた。又、もう来ないのでは、何か不満があったのかと案じていた。なにはともあれ他のボランティアともども、ホットして良かったと笑みをかわした。私の同窓の娘婿が南スーダン出身で貿易の仕事で一時帰国し紛争で、来日もスムーズにいかず困っていたのを聞いた。シリアでも政府側と反政府側と3年もの戦闘状態である。他にもウクライナしかりである。近隣諸国と多少の摩擦はあるが,日本は平和かな。タナラット君は9月に初めて日本語教室に来て「日本の文化や建築を学んで母国で生かしたい」と目を輝かしていたのを鮮明の覚えている。彼の夢の実現に少しでもアシストできれば本望である。

(2 班 田渕さん)

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12月吉日

「であいの嬉しさよ!!絶えることなき友情に感謝して」

2013年の暮れ迫る日、私は続けて、台湾の陳さんと劉さんから、素晴らしい贈り物が郵送されてきたのです。二年前に、母国に帰国され、おふたりとも新しく仕事に就かれ、日々、精力的に働いておられます。(私は何か、忘れがたい思いがあって、文通は今もしております。) 何と!!陳さんからは、教室での私との学習風景や学習記録、修了証書や2011、11/20のハイキング‘星のブランコ’の全景や大城さん宅で開かれた、にぎやかで楽しかった『送別会』や私の地元枚方の津田山で採ったアケビのツル・カラスウリで造ったリース飾りの写真がA4大の台紙に、うまくスクラップされていたのです。ああ、なつかしいなあ。彼女との弾んだ会話や息づかいがいきいきと甦ってきて、私は大感激いたしました。そして更に、劉さんからは、細やかな縫い目が何とも美しい手作りの鍋しきとコースターです!!二作品とも、台湾に伝統的な窓のカラスがらパターンとか。ほんとうにすばらしい2013年の結びとなりました。・・・・・2014年がスタートして私は、これからもここ市岡の教室で、日本語ボランティアとして、学習者さんとの学びを深め続けようと思っています。陳さんや劉さんの真面目に学習を積み、習得していく力の凄さ!!生きる誠実さに溢れる方々とのであいを求めて、私は努力を惜しみません。

(5班 五味久美さん)

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