Category Archives: 学級日誌

外国人の方が非常に少なめ

 今日の日本語教室もたくさんの人で賑わっています。
教室の中はいろんな人のいろんな声でとても明るい雰囲気です。

4班は本日は外国人の方が子供を含めて3人と非常に少なめ・・・。日本人の方が多かったです。
しかしそこも市岡日本語教室の良いところではないかと思いました。

私たちの日本語教室は本当に人が多いです。
それは外国人が多いというのはもちろんのこと、日本人が同じぐらいの人数がいます。
なので外国人の方1人に対して1人の日本人とマンツーマンで学ぶことができます。
学ぶこともまちまちで日常会話をしたり、日本語検定の用の勉強もしたりと人によってそれぞれ違います。

とは言っても外国人の人に来ていただかないと始まらないので、市岡日本語教室、そして4斑を盛り上げれるよう頑張ります!

(4班 Fさん)

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国の文化が違う人たちとの交流

 今日の市岡教室は、聴解テストでした。

私は現在、特に担当の生徒もいないので、この日初めて教室を訪れた生徒さんや、なじみの生徒さん方と一緒に、通常授業を行う別室で、世間話を交えつつ、お勉強をさせてもらいました。
最近の1班は、中国、台湾、カンボジア、他にも色々な国の方がいらしていて、以前よりさらにグローバル化しています。

その日も、初めて教室を訪れたという台湾の人たち数人と、私、カンボジアの人とでお話が盛り上がりました。
当然ながらそれぞれに国の文化は違うことばかりで、お互い話していて、驚きがつきません。
それぞれの国は遠く、海も隔たっていて、普通なら知り会う可能性はとっても少ないかと思います。
けれど、市岡教室を通して、色々な国の人たちがひとところに集まり、それぞれの文化を語りあい、交流を深めることによって、今日、普通ならなかなか知りえることのできない人たちと、それぞれの国や人の理解を深めることできました。

あぁ、なんて素敵なことなんだろうなぁ。と、改めて感じた1日でした。

(1班 Oさん)

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日本語教室内は元気です。

梅雨で降ったりやんだりの毎日ですが、日本語教室内は元気です。
室内の『熱気』は節電のせい…?それとも皆さんの気持ちのせいなのでしょうか…?!

ほんの10分前までは教室準備でひと汗かくほどの広さも、空席が減っていくほどに『案外、狭く感じるもんだな』と眺めるとそれぞれ手元に新聞・雑誌・果物イラスト集・走り書きや落(楽)書きでどんどん空白が埋め尽くされていくノート・・・大小さまざまな音符が教室内を飛び交っています。
そして間近に【七夕のイベント】が開かれることもあってでしょうか『ゆかたが…!』、『うちわを…!』など涼しさを感じさせる言葉が耳に入ってきます。
追いかけて『アー!夏に着るユニフォームね!』、『帯…???』、『短冊?…願いゴトを書くオフダ!?』笑顔を誘う会話で室温も二・三度℃上がる様です。
話題も好奇心も膨らむ中で、私たちの身近な事柄に興味を持ってもらえるのはとても嬉しいことですね。

たくさんの体験を繰り返して笑顔の数だけ自信に繋がると実感しています。
『昨日より今日の【自信】と、今日より明日の【ワクワク感】が増えて前に進むエネルギーの足しになれば良いな』と、仲間達と麦の風に吹かれながらうなずき合っています。

(3班 Kさん)

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母国と日本との大きな架け橋に成ってくれることを期待して

私が、「NPO市岡日本語教室」を知ったのは、4年前の2月「ワンワールドフェスティバル」でボランティア募集の案内をもらった時である。

その頃、近くの城北学習センターでの、同種の教室開催で、35名募集のところ、120名ほどの応募があり、抽選で外れて、落胆していた時でもあり、私にとって、母校でもあり(現在は港区民センター)”渡りに船”即、参加を申し込んだ。
大きな夢を持ってはるばる日本へ来た諸外国の人達、日本語のガイドになりたいと、仕事をやめてきた台湾の若者、日本の大学で経営学を学びたいと、目を輝かせていた中国の青年、研修生として、三年間終われば帰国して、日本の企業に就職したいと、とても純粋なベトナムの青年達との、マンツーマンの勉強で、夢の実現へお手伝いできる喜びや、相手国の内情などを学び、年間を通じての様々な行事での多くのボランティアとの交流で得る貴重な体験や情報などに有意義を感じている。

彼らには、市岡日本語教室での成果をもって、将来、母国と日本との大きな架け橋に成ってくれることを期待しています。
今年度から、班長の重責を任され、教室中に充満する熱気から、明日への力強いパワーをもらい、生涯学習の一つとして更に邁進していきたいと思っています。

(2班 田渕 守雄さん)

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新規の学習者がおおぜいやってきました。

あいにくの雨でしたが、新規の学習者がおおぜいやってきました。

学生だけではなく、いろいろなタイプの人たちが混じっていました。
今年は地震と原発事故の影響で、新しく日本に来る人が減っていると聞いていましたが、それでもたくさん来てくれました。

ところが、そういう日に限って、ボランティアの集まりが遅く、新しい学習者を随分待たせてしまいました。
ミーティング等で、学習者の定着率が低いという話がよくでますが、このあたりにも原因がありそうです。
手持ち無沙汰にしている学習者がいても、誰も声をかけない。
そういう光景を時々目にします。
自分の担当相手が来るまでのほんの少しの時間でも相手をしてあげれば、学習者たちの気分も違うと思います。
あるいは、通りがかりにほんの一声かけるだけでいいと思います。
みんなが、一人ぼっちの人に気をつかいましょう。

この日は、ボランティアの絶対数が足りなくて、とてもそういう状況までいかなかったのですが、最終的にはうまく落ち着きました。結局、この日の学習者は45人ほどでした。
久々の大入りでした。

(6班 Fさん)

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YMCA国際学校 イベント、フード・アンド・エンターテインメント・フェスティバル

 YMCA国際学校のイベント、フード・アンド・エンターテインメント・フェスティバルが開かれました。

インターナショナル・スクールの 文化祭のようなイベントですが、そこに毎年参加しています。
YMCA国際学校は9月からは中津への移転が決まっていて、弁天町で開かれる のは今年が最後になります。
天保山まつりがなくなり、YMCAも移転が決まり、港区から国際的なカラーが失われていくのは少し残念です。

市岡日本語教室ではステージの部で、恒例のミニ外国(語)講座を行いました。
今年はベトナム編で、ギンさんにお願いしました。
カラフル な写真をたくさん使って、ベトナムの紹介をした後、簡単なベトナム語、動物の鳴き声などを国際学校の子どもたちに教えました。
初めてこの ような講演をしたとは思えないほど上手で、感心しました。子どもたちにも、いろいろ質問をしながら、本当に楽しく、うまく、ベトナムを紹 介していました。

屋台の部にはミャンマーのココナッツ白玉だんご(モンロー・イェ・ボー)とミャンマーのフェアトレード・コーヒーを出品しました。ミャ ンマー出身のミョミョさんが民族衣装で参加してくれました。こちらもなかなか好評で、良く売れていました。お味の方もとてもおいしかった です。 

参加していただいたみなさん、お手伝いいただいたみなさん、本当にありがとうございました。

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(広報担当)

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聴解模試の準備

 6班ではここ何週か6月17日、24日の聴解模試に向け、準備を進めています。

各自役割を決め学習時間中にも手の空いている班員で準備をしています。
学習者の指導もあるので、時間が限られ忙しくもありますが、最近は休まずに来てくれる学習者の方が以前よりも増えてきてうれしくも思います。
一人の学習者に担当のボランティアがついて教えられることが理想的だと思いますし、学習者あっての日本語教室ですのでまた来ようと 思ってもらえるような雰囲気を作っていけたらいいなと思います。
聴解模試はこれまでのように二週にわたって行いますが、準備や当日の運営 を簡易化できないか試しながらやっていこうということになりました。

今回は試験時、受験者に担当ボランティアの方が付き添っていただかな くていいとアナウンスしたりと、これまでと少し行い方を変えています。
このようにみなさんの負担を減らしつつも試験の練習としての役割を 失わないように考えていこうと思いますのでみなさんご協力お願いします。

(6班 高山さん)

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台湾の軍隊のお話を聞きました

 今週はゴールデンウィークを挟み3週間ぶりの教室です。
久しぶりに学習者や ボランティアの皆さんの顔を見て嬉しくなります。
パートナーのベトナムのT君 は同国の先輩研修生が帰国するため送別会が会社であるので欠席とのこと。
同じ くパートナーがお休みの学習者Sさんとお話しすることになりました。

4月に台湾から1年間の予定で日本語学習のためS君は日本に来ました。
日本語能力試験の N3を学習中の彼はお互い理解できるくらいの会話は可能です。
理解しやすいように熟語を紙に書いてみたり口語体に直してみたりしながら「彼」についてお話を聞きました。

この教室で、知らない土地や社会、文化の話を聞くたび自分の意識も遠い世界へ飛び、自分の世界が広がった気になれます。
S君の前職は軍隊 でSniperで、15kgの銃を 構え500m離れたところからの厳しい狙撃訓練の話を 聞きました。
11年間勤めてきましたが35歳以上になると事務職になっていく ので体を動かすことが好きな彼は「卒業」してきたようです。
日本に来ること がずっと夢だったそうで、どうして日本に来ることが夢だったのか、日本にどんなイメージを持っているのか機会があればもっと聞いてみたいです。

教室が終わった後には、花見で歌を披露してくれたMさんの送別会が開催され、お得意の「さくら」をまた歌ってくれました。
日本に来ている彼らが 日本語を勉強しながら、私たち日本人と交流し日本で生活する実感を深めてもらえたらいいなと思っています。

(5班 Yさん)

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新班長赤川氏にバトンタッチ

4月23日(金) 2011/04/24(日曜)

 4月新年度は、旧班長上田氏から、新班長赤川氏にバトンタッチされ、始まりました。
学習者が、4月8日は7人、15日は5人と、少なくて心配なスタートでしたが、4月最後の23日は、新参加のタイからの留学学習者が3人加わり、8人となり、また、ボランティアも、1人新しく加入して頂き、3班としてはバランスがとれています。

タイ語ーー日本語ーー英語の初心者用の良い教材があれば教えて下さい。
宜しくお願いします。

(3班 奥山さん)

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新年度の始まり

先週で新規ボランティアの方々の登録や、役割分担のメンバーも決まり、いよいよ新年度の始まりです。それに私のパートナーのOさんが4月から新しい職場に正職員として採用され、嬉しい限りです。
木曜日の「中国語の教室」と、自身の「日本語」の勉強のための「市岡」は多少の無理は承知で続 けたいとの気持ちを聞いて尚、嬉しいことです。
「滑らかに日本語を話せるようになりたい!」との彼女の切なる願いに応えるべく、これからも一緒に 頑張りたいと思います。

そして今日は今春大学に進学した、彼女の子息Sくんのことを少し書いてみます。
入学式も終わったころ「お祝いのメッセージ」を託しましたところ こんなメールをいただきました。

初めてのメールであることの丁重な挨拶の後、選んだ大学、所属学部の報告に続けて、
「今では、こちらで素敵な友達ができたり、自分よりも英語が ずっと出来る人たちから刺激を受けています。
今、私には大きな夢があります。世界から戦争と貧困をなくすことです。
非常に難しいことだとわかって います。しかし毎日のニュースで罪のない人たちが大勢亡くなったり、幸せになるために生まれてきたはずの子どもたちが大人になる前に亡くなったこ とを知るたびに一層強く何かしたいと思うのです。
(中略)
国連やNGOは素晴らしい仕事だと思いますが誰でもできることではありません。だから今 から大学で友達と遊んだり勉強したりボランティアに励んだりしながら、そんな仕事に相応しい素敵な人間になれるように頑張ります。長いメールを最 後まで読んでくださってありがとうございました」

読み終わって感動の涙があふれ止まりませんでした。
この母にして、この子息!
大きな夢と熱い思いを持ち続けて、ぜひとも全人類の幸せのために尽くしてほしいものです。
(Sくん!無断で掲載させていただきました、ごめんなさいね。)

(4班  皇 暢子さん)

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