Category Archives: 学級日誌

4つの係会

寒さの厳しい中、いつもどおりの教室が行われました。

今日は、学習の終了後、4つの係会が開かれました。
来年度にむけて、新規ボランティアの募集について、広報係。
それに関するボランティア研修に ついて研修係。
来週に迫ったワンワールドフェスティバルについて渉外係。
そして、年度末のオープンクラスについてイベント係。
イベントの方は世代 交代が進んで、若い人たちが中心を担ってくれているので、今後が楽しみです。
広報の方は、新規ボランティア募集のチラシ配布の用件が中心でした が、なかなか配布先の割り振りがうまくいかず、人手不足が明らかになりました。
係以外の方でのお手伝いをお願いします。

今年度の教室の残りわずか。寒いですが頑張りましょう。

(広報担当)

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何か改善しないといけないのかなぁ…?

年が明けてから学習者の参加が少ない日が続いています。
きょうもボランティア同士の雑談会が目立ちました。
ちょっと深刻な参加者不足のような気がします。
何が問題なのかな? 
寒さのせいだけではない筈ですよね。
もし学習者の多くが退屈な思いをしていて、それで参加意欲がなくなっているのなら、ボランティア側から何か改善しないといけないのかなぁ…?
いつかチャンスがあればアンケートか何かで 私たちに対する要望とか不満とか… 学習者の皆さんのホントの気持ちが知りたいです。
無料の学習会ではありますが、忌憚のないダメ出しや多少厚かましいリクエストでも、遠慮のない声をきいてみたいなぁ と思いました。

(5班 白男川さん)

先週の私のブログにも書きましたが、14日の学習者は50名前後でした。
今週21日も、それより少し少ない程度ではないでしょうか。
多い季節には80名以上のときもありますが、50名と言うのは、決して少ない数だとは思いません。
学習者たちにもいろいろな事情があり、多い季節も少ない季節もあります。学習者の多数を占めている留学生たちの中には、いろいろなボランティアの日本語教室を掛け持ちしている人が多くいます。
彼らは自分の都合のいい時間、場所、相性とかを考えて、どこを続けるかを考えます。
1度か2度来ただけで、来なくなる人がいるのも当然のことだと私は思っています。
1月は能力試験も終わり、学習者も入れ替わっていく時期にあたります。
多いときもあり、少ないときもあるというのが、こういうボランティアの教室の宿命です。
気長に見てください。
まずは、担当した学習者に、「また来週ね」と約束するところから始めてみましょう。

(広報担当・札葉) 

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来日四ヶ月の17才の男子を担当

市岡教室に今年初めて行くと、班長から日本に来てまだ四ヶ月の17才の男子を担当するように指示されました。

彼はひらがな、カタカナは何とか分 かるようでしたが聞くことと話すことは辛いようでしたが一生懸命学習されていました。
教室には日本語能力のレベルに差がある学習者が来ます。
だから学習者のレベルに応じた教え方が有ると思うのですが、私は日本語の出来ない学習者 には名詞を教えるようにしています。
とりわけ、身体の各部位を最初に教えるようにしています。
病気になったら役に立つからです。

後は、ゆっくりと 正確に言葉を使うことを大事にしています。

(4班 Kさん)

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ノミニケーションで学習者と交流

今週は担当学習者が風邪をひいて休みだったため、今週の話ではありませんが、アメリカ出身のJ君との学習状況について、述べさせていただきます。
J君はアメリカ東北部のボストンの出身で、メジャーリーグのボストンレッドソックスの大ファンです。
小生も阪神タイガースのファンですので、野球の話で盛り上がることがあります。
また お互いが呑み助なので、以前 学習が終わった後、常に立ち寄る行きつけの店に一緒に行ったのですが、お酒を飲むピッチが非常に早く、特に日本酒が美味しいといって、グラスでビールのように飲んでいましたが、決して乱れることがなく。さすがの呑ん兵 衛の小生もあっけにとられていました。

学習状況は日本語学校の宿題や、その週に学校で習ったことの疑問点等を一緒に考えて進めています。
前回は謙譲語の「お」「ご」の使い方で、研修 会で小泉先生に教えていただいていたにもかかわらず、自分の中で十分に消化できていなかった為、きちんとした説明が出来ず次回に持ち越しになっています。
一方 日本の武将に興味があるということだったので、大阪に関係する武将として、「真田幸村」に関する小学生向けの本があったので、2回ほど読み合わせをしたのですが、まだ難しくて内容が理解できないようなので、もう少し勉強してから再開しようと思っています。

学習していても非常に楽しいし、呑みっぷりもいい彼なので、今月の最終学習日に行う予定の班の新年会で、一緒に飲むことを楽しみにしています。

(3班 Aさん)

「お」と「ご」の使い分けの基本は、「和語」と「漢語」です。あとは慣例ですね。
「お電話」が、このルールの例外であるという話を中国出身の学習者としていると、「電話」は、もともとの中国語ではないから、漢語ではないと言っ ていました。信憑性はないですが、面白い指摘でした。たしかに、「電話」というのは、新しい言葉ですし、中国で発明されたものでもないですから、 中国語にとって「外来語」なのかもしれません。「お天気」も例外だね、と言うと、「天気」も本来の中国語ではないと、彼は言っていました。どうな んでしょう。
(広報 F)

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この日はインドネシア出身の4人の学習者が修了の挨拶をしました。4人とも、日本語の表現がすごく豊かで、日本人ボランティアの間から、賞賛の 「おう」という声が何度もあがりました。帰国後のご活躍をお祈り申し上げます。
(「活躍」は漢語、「祈り」は和語です。)
(広報 F)

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天保山商店会の餅つき大会

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大阪港駅近くで催された、天保山商店会の餅つき大会に参加してきました。
今回もたくさんの学習者が来てくれました。

一番乗りは、ベトナムの3人組み。
同じ米文化の国とはいえ、餅つきは初めてだそう。
一人の方は「すごくおもしろい!」と餅つきが気に入った様で、疲れを忘れて最後まで搗いてくれました。
翌日、体が痛かったんじゃないかと心配していました。

その後も韓国、台湾、タイの方々も来てくれました。
台湾の仲良し4人組は、餅をちぎってきな粉にまぶす手伝いをしてくれました。
それが終わると、歯に味付けのりを付けてピース!で交代に撮影大会。皆さん大根おろしは苦手だそう。
餅は甘く食べる方が慣れているそうです。色々教えて貰いました。
マイエプロンを持参してくれたタイの方と台湾の一人は、最後の片付けまで手伝ってくれ、商店会の方からお土産にお餅を頂いていました。
皆さんそれぞれに商店会の方々と交流し、楽しんだ様で嬉しく思いました。

(イベント係・Oさん)

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今年最後の日本語教室

今年最後の日本語教室が開催されました。
年末、忘年会の季節、ということで、学習者の出席はいつもよりやや少なめでした。
それでも、いつもと同じように、賑やかに、なごやかに学習は行われました。学習のあと、あちこちの班で忘年会が行われたのは言うまでもありません。

今年は、市岡日本語教室にとっては大きな変化のあった一年になりました。
市岡高校の同窓会館から追い出されるという危機にさらされました。
四方 八方手をまわして、何とか港区コミュニティ協会に助けていただきました。
おかげで、4月からは区民センターで日本語教室を開催できることになりま した。
コミュニティ協会のみなさんには、いくら感謝してもしきれるものではありません。
この感謝の気持ちを忘れず、日本語教室を続けていけたらと 思っています。
ボランティアのみなさんも、区民センターに居候させてもらっているという気持ちで、センターを使用していただきたいと思います。
なにはともあれ、今年一年のみなさんのご協力に感謝です。来年もまたよろしくお願いします。

では、よいお年をお迎えください。

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韓国語講座の第2回目

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港南中学校PTA主催の人権啓発講座で、韓国語講座の第2回目を行いました。
今日の講師は鄭如眞(チョンヨジン)さん。ハングルの成り立ちの説明と、書き方の説明を約45分行いました。
その後は、みなさんお待ちかねのチヂミ作り講習会。わいわい言いながら、おいしいチヂミを2種類(海鮮ニラチヂミ、豚肉入りキムチチヂミ)焼きました。
とてもおいしくできて好評で した。

味に興味のある方は2月のワンワールドフェスティバルでもやりますので、そちらにお越しください。
みんながチヂミを作っている間に、手伝いに来てくれた市岡のメンバー(田中さん、大城さん、高田さん)がホトックを作りました。
こちらも大好評 でした。

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日本語教室について感じていること

日誌を頼まれた機会に、日頃日本語教室について感じていることを書かせてい ただきます。

①日本語教室の変化
本教室との出会いはずいぶん古いのですが、その後海外と日本を行ったり来た りしていて、この間、日本に帰ってくる度に市岡日本語教室の変化を感じてき ました。
(ここ2年くらいは、継続的に教室に参加しています)
学習場所が、もとの市岡高校から港区民センターに変わり、駅からの便は多少 良くなり、トイレ掃除やスリッパの片付けから解放されました。
また、 昔に比べて、比較的上級の学習者さんが増えてきて、相対的に初級レベルの人が少なくなっているように思います
(あるいは、初級者は来ても続きにく い何らかの理由 があるのかもしれません)。
ボランティアさんのタイプにも変化がみられるようで、最近は、ネットでの広報のためか、若いボランティアさんがふえているように思えます。

②係、役割分担について
市岡日本語教室には、いろいろな係や役割分担がありますが、特にイベントや 広報は、長年の積み重ねで年間スケジュールもしっかりしてきて、充実 しているように思います。
これらは、市岡日本語教室のひとつの特徴になっていると言えます。
ただ、仕事の負担が特定の人(たち)に集中しているよ うに感じます。
一方、「日本語」学習の内容により直接的な関係のある、図書および研修のセ クションは、まだ改善の余地があると思います。
図書は、現在書物の保 管場所 が二つでいろいろ困難な点もありますが、教材を必要に応じてすぐ使える状態に していく努力が、緊急に必要かと思われます。
研修は、担当責任者がこれまで の記録をしっかり整理•保管されているのは、すばらしいと思います。
今後は、 イベント的な研修以外に、教室としての積み重ねができる ような形の研修を模索していってはと思います。
夏の研修で、各班のボランティアの体験談を発表してもらったのは、ひとつのステップだと思います が、一方的に話を聞くのでなく、ボランティア間の対話を促すような研修内容の企画を考えてはどうでしょうか。

次に、毎月11日のJUSCOのイエローレシート回収活動ですが、参加者が固定化しているようです。時間や場所の関係で、必ずしも誰でもいつでも参加できるとは限りませんが、
常にある程度の人数は確保できるよう、各班に割り当てる等、理事会でも検討してもらえればと思います。
(因みに、今年の最小人数は、 自分の知る限り7/11の3名でした)

(1班 Mさん)

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2人の学習者の修了式

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学習後、今日を最後に帰国する2人の学習者の修了式が行われました。
香港出身の文さんと、台湾出身の寥さんです。
帰国後も頑張って日本語の学習 をつづけてください。加油!

その後、恒例の送別会が行われたのは言うまでもありません。

(2班 Fさん)

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大連に日本語を教えに行っておられる梶原さんから

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大連に日本語を教えに行っておられる梶原さんから、レポートが届きましたので、ご紹介します。

市岡国際教育協会・瓦房店学級の梶原です。
こちらは最高気温が0℃という毎日が続いていますが、若い学生たちは元気に12月6日の日本語能力試験合格を目指して最後の追い込みに頑張っています。
瓦房店でも、日本語能力試験の対策講座を10月から夜の自習時間を利用して有志を対象に実施しています。今年は、100名を超える応募がありましたが、だんだんと減り、今は3級 25名、2級 25名と当初想定していた人数になっています。日本語の勉強を始めてまだ1年ちょっとの学習者(若干名、中高から勉強している学生もいる)ですが、一人でも多くの合格者を出そうとあれこれ工夫しながら、模擬テストを中心により分かりやすく説明するよう努力しています。10月と比較するとはっきりと能力がアップしていることが模擬テストでも分かりますが、彼らの将来(就職)に直接関わることでもありますので、本番ではその実力を遺憾なく発揮してもらいたいものです。試験は大都市での受験となりますから、それぞれが、大連(列車で1時間半)とか瀋陽(列車で3時間半)とかの指定された会場(大学)に5日の土曜日から出かけ、泊りがけで受験することになります。今週が最後の講座になりますので、一段と効果あるものにしたいと思っています。 来年の7月の試験に向けての2級のみの対策講座も3月から4ヶ月間を予定しています。市岡の受験者の皆さんのご健闘もお祈りしています。
写真は学生の誕生会でのものです。 

① 中国のケーキは景気同様豪勢です!!!  長寿麺の写真で頭につけている王冠はケーキの付録です。
② 小生もたまたまその日が誕生日でしたから、学生が長寿麺(このように長く長く生きるように)を用意してくれました。 美味しいですヨ!! 

(大連・瓦房店市 梶原 章夫)

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