Category Archives: 学級日誌

ボランティアが不足している状況です。

このところ新規の学習者が増えています。
9月は学習者の数が、20~30人と少ない日が多かったので、9月末から10月にかけて、少し宣伝活動 をしました。
その成果があらわれたのか、10月は新規の学習者が毎週10人前後訪れています。
学習者が少ない時期にあぶれてしまって、それから休みがちなボランティアがいたため、今では逆にボランティアが不足している状況です。
なかなか両方バランスよく集まるというのは難しいものです。

ボランティアの方はあぶれることもあるかも、という軽い気持ちで来ていただけると助かります。
来週からは外部会場。
混乱が起きないことを祈ります。
しかし、混乱を防ぐためにボランティアの中から、さらにボランティアをつのり、駅や区民センター、曲がり角などに立ち番をしていただ予定です。
会場準備もボランティアのみなさんが手伝ってくださる予定です。

ボランティアの日本語教室ですが、ボランティアの中から、さらにボランティアで裏方を買って出てくださる方がいるということを他の方も知っておいていただきたいと思います。

(広報担当)

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ボランティア人手不足

9月は日本語学校の前期と後期のはざかい期にあたるのか、留学生(就学生)の数が減って、学習者が全体に少なかったですが、10月に入ってから 徐々に学習者が増えてきています。
今日は約40人で、9月と比べると10人以上増えています。もちろん、新しい学習者も、毎週大勢やってきていま す。

ところが、ボランティアの方は、しばらく学習者の少ない時期が続いたので、面白くないのか、欠席が目立ちます。
ボランティアが多いときには学習者が少なく、学習者が増えてくるとボランティアが足りないと、なかなかうまくいきません。

ここ数年、大々的な新規ボランティア募集も行っていないので、ボランティアは常に人手不足です。
かといって、ボランティアが増えると手持ちぶさ たの人が増えるし、なかなかうまく調整することは難しいです。

(6班Fさん)

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10月18日(金)学級日誌

 少し遅れて出席したけれどボランティアも学習者も少なく、しばらくは手持ち無沙汰だった。そこへ教務の方が若い男性をお連れになり「よろしく」とのこと。小濱さんと二人でお相手をさせていただくことになった。

「スミマセン、ちょっと上着を脱いでいいですか」と丁寧でにこやかなご挨拶。どうやらスマホとクチャクチャになった一枚のマップを手に、やっとたどり着いた様子。

彼、呂君は中国 山東省の出身。大阪には今年3月に来て昼間は日本語学校に通っている。中国の大学を卒業して2年間、IT関係の仕事に就いていたが退職した。日本で勉強したくて2年間アルバイト(半年間は日本語の勉強も)を頑張って大阪に来ました・・・と話す呂くんの闊達な日本語は相当レベルも高い。そう伝えると「いえいえ、まだ勉強しなくては」と謙遜する。できれば来春は大阪の大学に進学したいと希望を持っている。「日本でまた大学で勉強して、君の人生の夢は?」と小濱さんの問いかけに「経営を学びたい」と即答。「ひとと話すことが大好き」という彼の夢が叶うよう力になりたい。たくさんの飲食店にアルバイトの面接に行ったが「君の日本語ではダメ」と言われ悔しかったとか。駅まで一緒に歩いて帰る道で、いろいろなことを話してくれた。

「日本語を勉強して12月にまた面接にいらっしゃいと言ってくれた店があったので絶対に頑張りますので、よろしくお願いします」

別れ際のこの言葉に彼の本気をみた。

(4班 皇暢子さん)

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第2回聴解模試

最近、新たにベトナム人の学習者に6班に来てもらいました。
日本に来てまだ半年くらいですが、日本に来る前にも日本語を勉強していたようで、丁寧に話せば会話も続くので感心しています。

今回はこの間のベトナムとの親善試合に絡めてサッカーの話をしていましたが、スポーツはわかりやすい話題で、特に東南アジアの方々はサッカーの話題には食いつきがいいので熱心なファンが多いといつも感じます。
せっかく日本語教室に来てくれているのでその人が飽きないような話題を見つけてその中で上手く学習方法を考えないといけないと思いました。

さて、11月は第2回の聴解模試があります。
久々に市岡高校を使っての学習ですが、以前入っていた入口ではなく、正門から入って校舎を使用するとのことです。
今の学習者は学校自体の場所がわからない方もいますので、なんとか説明して当日迷わず来てもらえるようにしなければいけないと思いました。

(6班 高山さん)

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12月の試験でN2にチャレンジ

10月に入り、やっと秋らしく涼しくなってきた。
最近、学習者の姿が減っているように思う。
やはり、東日本大震災や福島原発問題の影響のため、来日する外国人が少なくなっているのも一因でありそう。
何とか学習者を増やす方法を早く考えなければ、と思う。

私の担当する学習者は、今年4月に台湾から来日し、日本語専門学校へ通いながら当教室にきており、日本語の会話が上手になりたいと言っている。
彼はスポーツマンで、趣味は魚釣りである。日本に来てから、休日になると大阪港近辺で魚釣りを楽しんでおり、釣りを通じて日本人の「同好会」にも入会し、積極的に交流を深め、日本語(会話)の習得に励んでいる。
とても明るく、頼もしい青年である。

教室では、専門学校の講義で解からない部分を復習したり、彼の目的に沿うよう会話(最近体験した話題)を中心に語彙を増やし、副詞・慣用句、敬語などの使い方を学習したりしている。
7月の日本語能力試験ではN3に合格したので、次は12月の試験でN2にチャレンジする。
彼の語学力向上のため、これからも積極的に支援していきたい。

(5班 Mさん)

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市岡日本語教室の重鎮?のマキシ

本日9月最後の日本語教室は、先週祝日でお休みだったため、2週間ぶりでした。
ちょうど時期的なものもあると思いますが、学習者さんもまばらだったように思いました。

さてさて、私の担当は皆様お馴染みの市岡日本語教室の重鎮?のマキシです。
彼は12月の日本語検定のN2を受検します。
皆さんご存知のとおり、スピーキングは私よりも堪能なんじゃないかと思うぐらいですが、やはりネックになるのは漢字です。
でも彼の長文読解の読み方は、単語の意味がわからなくても何のその、前後関係と雰囲気?で読み進めていきます。
ただ、堅い内容はこれでは無理ですが…

この読み方はきっと彼の独特な方法ではないかと思いますが、これで読めるというのも彼の日頃の努力の賜物だと思います。
常にいろいろな人とコミュニケーションをとり絆を深めるマキシをこれからも応援し続けていきたいと思います。

(4班 西村かおるさん)

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楽しい日本語教室になるために

 私が、初めてこの日本語教室のボランティア活動に参加をしたのが、3月11日の東北大震災の時でした。

最初は、日本語の先生が本当に務まるのか、また継続を維持できるのか期待と不安でいっぱいでしたが、なんとか半年間、がんばって参加できました。
しかしここ最近の一斑では、学習者数の 減少と、新人ボランティアさんの欠席が目立ちはじめています。

是非とも活気のある一斑を目指し、ボランティアの先生方とコミュニケションを図り、 学習者さんの参加意欲を高めてあげたいと思います。
いろいろな原因が多々あると思いますが、基本は学習者さんの目標に合わし、計画をたて相互確認をすれば、学習者さんの減少はなくなり、楽しい日本語教室になるのでは・・・・

(1班 Yさん)

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ベトナムのキエン君非漢字圏の研修生では良く頑張った一人です。

先週台風の影響で参加する人が少なかったのですが、その反動か?今日は大勢の学習者とボランティアの人が参加してくれました。
新しい学習者も次々に来ますし、よく来ていたのにぱったり来なくなる人もいます。

学習者の国別の参加人数の変化が、その国と日本の交流の勢いを表しているようで面白いです。 
5,6年前はインドネシアからの研修生が沢山参加してくれました。
出身はマカッサルか?と聞くとほとんどそうだと返事が返ってくるほどでした。
その後逃げる人が続出して、マカッサル出身者は研修生として来日出来なくなりました。
その後インドネシアの他の地域からの出身者も少なくなりました。

3,4年前からはベトナム出身の研修生が多くなりました。
来日当初のベトナムの人は日本語が上手ではありませんでしたが、最近の研修生は現地の送り出し教育の成果か皆わりと上手に日本語を話します。
研修生は最初の1年間は残業が出来ないため時間があったので、よく教室に来ていましたが、最近1年目から残業ができるように制度が変わったので、あまり来れなくなりました。
特に最近は震災特需でどこも残業で忙しいようです。

その中で先週挨拶をした、ベトナムのキエン君は、金曜日は残業を免除してもらって、よく教室に来ました。
先週N3に合格したと連絡がありました。
非漢字圏の研修生では良く頑張った一人です。
3年間で4級、3級,N3と毎年着実に合格しました。
努力するタイプですからまだ23歳ですしこれからの活躍が楽しみです。

(2班 松本さん)

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ベトナム出身のギエン君の修了式

台風12号の影響で混乱しました。
前日のメールで「5時に暴風警報が出ていれば中止」という連絡をしたのですが、実際に警報が出たのは6時15 分前後でした。
もうすでに会場の設営や受付の準備は終っており、対応を相談している間にも早い学習者が何人か到着しました。

相談の結果、
①まだ家を出ていない人から問い合わせがあれば、中止の返事をする。
②来ている人については学習してもらう。という結論を出しまし た。

ボランティア、学習者ともに欠席した人が多く、ふだんの担当者や班を越えて、臨時でペアを作り学習しました。
新鮮な組み合わせで、結構楽しく学習しました。

予想したほど、雨、風ともに強くなかったですが、安全のため、少し時間を切り上げて8時に終了しました。

27_19月下旬に帰国予定のベトナム出身のギエン君の修了式が予定されていましたので、予定通り修了式も行いました。
ギエン君は去年の韋駄天商店街で
100mを力走するなど、イベントにも積極的に参加してくれていました。
今後の活躍を祈りたいと思います。

(広報担当・札葉)

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大阪市コミュニティ協会の「なにわ自慢」

26_1大阪市コミュニティ協会の「なにわ自慢」というイベントに参加しました。

まずは、そのイベントにあわせてミニ遠足を実施しました。
日本銀行、愛珠幼稚園、適塾、中央公会堂、中之島図書館の順に見学しました。
適塾で は、入場して、ゆっくりと見学しました。
大阪市内のど真ん中に、こういう由緒ある昔の名建築や歴史的遺物が残っていることに驚きです。
意外と行っ たことのない身近な名所を見て回りました。

その後は、中之島で開かれていた「なにわ自慢」に合流です。
市岡日本語教室のテントでは、恒例の「ミニ外国教室」です。台湾の陳怡廷さんと、ベトナムのギンさんに、それぞれのお国の話をしてもらいました。

26_2 26_3

参加したメンバーは、各自で他の団体のテントをのぞいたり、民族料理などの屋台を冷やかしたりで、楽しく過ごしました。
元学習者の内モンゴルの ナランフさんも民族料理屋台で参加されていました。

暑い日差しに負けず、熱い一日を過ごしました。

(広報担当)

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