Category Archives: 学級日誌

須磨浦山上遊園

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須磨浦山上遊園にハイキングに行きました。
阪神電車の梅田駅を10時に出発して約1時間で須磨浦公園駅に到着。
須磨浦ロープウェイで鉢伏山上駅へ。
カーレーターに乗って回転展望台に到着。各自昼食をとり、各自で辺りを散策しました。
幸い天候にも恵まれ秋の1日を楽しく過ごしました。
その後カーリフト、ロープウェイを乗り継ぎ須磨浦公園から帰阪。
5時過ぎ梅田駅に到着し自由解散となりました。また、来年が楽しみです。参加者は30名ほどでした。

(5班Tさん)

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その時に合った、やり方を模索していくことが大切

いよいよ11月。
日本語能力検定まで、あと一月になりました。

今日も聴解の練習が行われたので、会館の方は少し人数は減りましたが、ボランティアも聴解に取られているので、ボランティアが足りない状態でした。
私も二人同時に見てくれと頼まれましたが、あいにく私の担当している学習者は文法(語法)の説明が主なので、複数の対応は難しくお断りしました。(申し訳ありません)

「みんなのにほんご」を使っていますが、文法(語法)の練習は細かいことが多すぎて、少し戸惑います。
とはいえ、これより優れた教科書もなかなかなくて、本当に語学のテキスト作りは難しいなと感じます。
他の言語(英語等)のテキストも、自分で使ってみて、なかなか満足できるものはありません。
教科書作り、教え方ともに、これはベストというものは、なかなか見つからないので、いろいろなやり方を試してみて、その人、その時に合った、やり方を模索していくことが大切だと感じています。

勉強すればするほど、教えることのむつかしさを実感します。

(2班Fさん)

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半年前とは別人に見えるほど上達

今日は開講直前まで降っていた雨のせいか、休みの学習者さんが目立つ。

私の担当している学習者さんもお休みだったので、同じ班の別ペアにお邪魔させて頂くことにした。
このペアの学習者さんは、モンゴルから来た男性の方である。
実は、半年前に私が初めて市岡に来たときに、相手をして頂いた方である。

持参されていた日本語の教科書を開き、読解を始めて驚かされた。
初めてお会いしたときには「難しい、難しい」と言っていた助詞を難なく使いこなしている。
変格活用(だったか?)もほぼ完璧。
半年前とは別人に見えるほど上達されていた。

こういった発見は、私たちボランティアの「やる気」をかきたててくれる。
日々の積み重ねの大切さを教えられた。

(3班Yさん)

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YMCA大阪国際学校フード&エンターテイメント・フェスティバル出店

8_3弁天町のORC200アトリウムで毎年恒例のYMCA大阪国際学校フード&エンターテイメント・フェスティバルが開催されました。
市岡日本語教室では、サンディアさんを中心にスリランカ料理の屋台、丸山さんのコーヒーショップを出店しました。

ステージでは、サイハンさん、ナランフさんたちの内モンゴルの歌と演奏が披露されました。
そして、ミニ外国語教室は、今年は王建珍さんに中国語講座を開いていただきました。

3つとも大変好評で、今年も大成功のイベントになりました。
大勢の方に、お手伝いいただきました。
本当にありがとうございました。
また、たくさんの方が遊びに来ていただきました。こちらもありがとうございました。他の団体の外国人やボランティアとも交流でき、楽しいイベントになりました。
私個人としては、市岡の屋台の料理は全種類制覇しました。(売り上げに貢献しました。)
食べてばかりで、お手伝いの方はさぼりぎみでしたが、長い間会ってなかった人たちにも何人か会え、ゆっくり話もでき、本当に楽しい一日でした。
教室とは違うふれあいと出会いがあって、有意義なイベントでした。

(広報担当)

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日本語能力試験の聴解模擬テスト

今日は朝から雨の一日でした。

午後7時前に教室に着く。
教室内を見渡すといつもより学習者が少ないようだ。
今日から日本語能力試験の聴解模擬テストが4回にわたり行われる。
学習者と一緒に別室へ行く。11~12名の学習者が参加。
注意事項の説明のあと、本番形式と同じようにテスト(45分間、30問)が始まる。学習さんは真剣にラジオから流れる音声(問題)を聴きながら解答を書く。
その後、解答のチェックと誤答箇所の解説を行う。日ごろ、対面の会話には慣れている学習者でも、ラジオからの音声は少し異質で、聴きとりにくいのではないか、と思った。
テスト終了後、7班担当のボランティアさんから「機械(CD,テープ、ラジオ、テレビなどで)の音声を何度も繰り返し聴き、耳を慣らすことが大事です」、と説明がありました。
全く同感です。
能力試験まで、あと1ヶ月少しです。
学習者・ボランティアのみなさん、お互いに頑張って、多くの人が合格できることを期待したいですね。

(6班 Mさん)

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大阪国際学校のフェスティバルのライブステージ「ミニ外国語講座」の準備

10月20日(土)の大阪国際学校のフェスティバルで、ライブステージ「ミニ外国語講座」の中国語を担当することになったパートナーのOさんと、15分間のシナリオを組み立てる。
小学校生10人くらいとステージでミニレッスン!

簡単な挨拶の言葉や数字、好きな果物などの中国のコトバを教える予定。
子どもたちにマイクを向けて「声」を出してもらうという小さな工夫が盛り上がりにつながることも話し合った。
2児の母で平日は仕事もしているOさんだが、9月には「教育サポーター養成研修」にも毎週(土)(日)に参加して、まもなく修了書も頂くとのこと。自身が日本に来て、サポーターの方に大変お世話になったのでぜひ、私もサポーターになって恩返しをしたいとの高邁な志には、いつもの事ながら頭が下がる。
九条商店街のアナウンス録音や中国語講師の依頼などが絶えないOさん、出会いから2年2ヶ月!
お互いに殆ど休むことなく教室で学んだことが着実に実を結んでいると信じたい。

(5班 Sさん)

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細かい言葉の使い方や発音の間違いを指摘してほしい

今日の学習者はイギリス人のMさん。
本人持参のテキスト(アメリカ人向けに作られたテキストのコピー)を勉強をしました。
最初に、「私の小さな間違いもすべて直してください」と言いました。
彼の周りの日本人は、「だいたい意味はわかる」からと、細かい言葉の使い方や発音の間違いを指摘してくれないのだそうです。
彼は英語の先生らしく、今日のために準備をしてた(自分用と私用の2枚コピーしていた)し、何をどう勉強したいのかがはっきりしていたので、こちらとしてもとてもやりやすかったです。
テキストのひとつの文章をとってみても、ただその文章だけでなく、他の表現はないかを考えたり、応用して、違う例文を作ってみたり、テキストを見ないで会話のやり取りをしたり、まさに「授業」している雰囲気でした。
日本語のレベルもかなり上級の彼でしたが、相手や場所、さまざまな場面の違いによって、どの程度の敬語・丁寧語を使うのか、その「さじ加減」が難しいと言っていました。
日本人でもうまく使いこなせないだけに、日本語学習者にとってはなおさら難しいところなのでしょう。

(1班 Aさん)

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中国の人は非漢字圏とは別の悩みがあるようです。

今日は雨がぱらつき始めたせいか、ボランティアも学習者も集まりが遅く、7時になっても2/3ほどの席が空いている状況。
担当の学習者が10分過ぎても現れなかったので、ピンチヒッターで今日休みのボランティアの学習者の相手をすることになりました。
相手は今までも何回かピンチヒッターで担当したことのある中国人のご夫婦です。

中国の人は日本語の漢字の「読み」にはずいぶん苦労しており、非漢字圏とは別の悩みがあるようです。
「訓」は当然として、「音」でも中国語と同じ発音は非常に少ない。おまけに、中国語と同じ漢字でも意味が異なるのが結構ある・・等。

今日も母語干渉の新しい発見がありました。「クラスで ○○さんが いちばん 若いです」という文で、しばらく考え込んで「若い」というのはどういう意味ですかと聞くので、“年軽”と答えると「ああ・・」と思い出したように納得しましたが、それでも怪訝な様子です。
中国語の“若”には日本語の「若い」という意味は無く、どちらかといえば書面語で「若し(も)・・・」という場合に使い、日常の口語ではあまり使いませんから、なんでこんな場面で“若”という字が出てくるのか考え込んだようです。

(2班、H.I.さん)

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台湾留学女性2人と勉強

本日は、台湾留学女性2人と勉強をしました。
始めは1対2で日常会話をしていたのですが、しばらくして少し遅れてやってきたボランティア・見学者を交え、3対2で進めました。

2人は今年、日本語能力試験1級を受験するので主に問題集の解りにくいところを順にやっていく。
選択問題の副詞、日本人なら慣れや感覚でわかる問題も、学習者には答えを戸惑う箇所が結構ある。
その説明にボランティアが、結構戸惑いながらも説明を加えていく。解ったくれたような、もひとつのような。

試験に向けて2人とも、聴解問題を練習したいと言っている。
聴解は慣れと自信が大事なので、7班の練習問題に参加する予定。

一人の学習者は、昨年10月から市岡に参加。
留学生活を1年で終えるため、10月に帰国が決定している。
1級試験は台湾で受験することに。試験に合格すれば、台湾で貿易会社に就職したいと言っている。

彼女から、テストの合格・就職決定という報告をぜひ聞きたいものですね。

(6班 Hさん)

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小学生の学習者さん

残暑厳しい9月14日。
本日は市岡には珍しい、小学生の学習者さんを担当することに。

五年前に家族でスリランカから日本にやってきた彼は、港区の小学校に通っている。
今日は、お母さんの受講にくっついて、市岡に遊びに来たのである。

お母さんはともかく、五年も日本で生活している彼は難なく日本語を使いこなしおり(「使いこなすという」意識すらない)、時折、お母さんの通訳を行っている。

さて、そうなると「日本語を勉強する手伝いをする」という私の役割は必要なくなってくる。
いつもは前頭葉の言語野だかなんだか脳みその前の方、おでこの当たりをムズムズさせながら日本語を教えているが、男性単身者の私には小学生を楽しませる為の話題や知識がほとんど無いことに気付いた。

急ぎ、資料室に走り、寄贈本箱の中から昆虫図鑑を引っ張り出して彼のところへ戻った。

成功である。
今までは照れくさそうにモジモジしていた彼も、目を輝かせページをめくりだした。

「この蝶々は見たことがある。」「コレは何、バッタ?それともコオロギ?」「クワガタに指を挟まれて痛かった」等々、退屈させずに時間を過ごすことができた。

国籍はもちろん、世代や性別、文化が全くことなる人たちが集まる市岡、今回はその多様性の最たるものだったように思う。
おっさん(自分自身はお兄さんと思いたい)と小学生が楽しく1時間半の間話をする。
その為に今回は昆虫図鑑が役に立った訳だが、普段から話題のきっかけになるようなチラシや雑誌、写真を集めておくことの大切さを痛感した。

(6班 Yさん)

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