Category Archives: 学級日誌

オープンクラス

18_1 (1)2学期最後の教室はオープンクラスでした。
まず、ハーモニーバンドの演奏を楽しみ、全員で合唱した後に、ビンゴ大会をしました。

最初はなかなかビンゴの人が出ず、みなさん一生懸命にカードを見て、ワイワイ盛り上がっていました!

多くの方が参加され、普段の授業では話す機会のない学習者さんともお話ができ、とても楽しい時間が過ごせました。

(7班 Tさん)

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南市岡小学校のふれあいまつり

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南市岡小学校のふれあいまつりに参加しました。
昨年までは、学習者さんたちにも一般参加を呼びかけていたのですが、子どもむけの催しということもあり、参加者も少なかったので、今年からは広く呼びかけることはしていません。

今年はステージに出演を依頼されたナランフさんとサイハンさんだけの参加となりました。(もちろん、イベントや渉外の係からは付き添いを出していますが)
オープニング行事のトリを取って、お二人が内モンゴルの歌を披露されました。
美しい歌声に会場の小学生や地域の人たちが聞きほれていました。
いつものことながら、お二人の歌唱力には感心します。来年2月24日(日)の港区民ホールでのチャリティーコンサートが楽しみです。

(広報担当)

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抽象的な回答を、自分自身もあまり理解し切れていない状態で答えてしまう

今年の学習も残す所あとわずか。
通常の学習は今日が最後でした。

日本語能力検定試験も終わり、全体にのんびりとした雰囲気の教室でした。
私は大学を受験する予定の学習者の面接と作文の指導をしました。
予想質問に予定回答を答えることはできても、その後の派生的な質問になかなか答えられず、苦労しそうです。
日本人の学生でも同じことが言えるのですが、抽象的な回答を、自分自身もあまり理解し切れていない状態で答えてしまうことがあり、予想質問・予定回答方式の準備の限界を感じます。
やっぱり中身を磨かないとね。むつかしい。

(2班 Fさん)

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港南中学校との交流行事

15_1 (1)恒例となりました、港南中学校との交流行事に参加しました。
中学校の総合学習の時間に国際交流をテーマに実施される行事のお手伝いを毎年しています。
今年は、サンディア(スリランカ)、王(中国)、林(香港)、アントニオ(スペイン)、クリス(フランス)、フランソワ(フランス)、マルチェロ(イタリア)の7名が参加しました。
日本語教室からは、瀬尾、糸川、札葉が付き添いました。(敬称略)

最初、体育館で1年生全員を前に自己紹介した後、各クラスに移動して、それぞれがお国の紹介をしたり、生徒の質問に答えたり、クラスのそれぞれの企画に従って交流しました。
なかなか中学生と触れ合う機会もないので、学習者さんたちも、楽しく過ごしていました。こういう地域とのふれあいの機会も大切にしていきたいと思います。

(広報担当)

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日本語能力検定試験 読解・聴解が不安

今日は、いつもより学習者さんの出席率が少なかったように思えました。
12月2日の日本語能力検定試験に向けてラストスパートで一生懸命頑張っている人もいれば、いつものようにおしゃべりしている人もいました。
私の学習者さんは、1級を受けます。文字・語彙・文法は、合格点に達していて本人にも余裕が見られますが、読解・聴解が不安みたいです。
でも勉強熱心に今日まで頑張っていたので、合格してほしいですね。

(4班 Nさん)

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漢字圏出身でない学習者にとって漢字の壁

私は奈良で勤務しているため、毎週市岡日本語教室に到着するのは7時ギリギリか、少し遅刻してしまいます。
いつも一緒に勉強しているインドネシア出身のG君から、毎週金曜日の6時頃にメールが送られてきます。
「今日は来られますか?」「仕事が忙しかったら無理しないでください。」「気をつけて来てください。」など、心のこもった日本語を使ってくれるのがとても嬉しいです。

G君は日本語能力検定の2級を受けるため、先月から集中的に2級問題集を使って、活動時間内で出来るだけ問題を解いてもらいます。
また宿題としてやってもらった問題の答え合わせや質問などにも応じるようにしています。
G君は普段よくテレビを見るので、聞き取り力や、語彙数は多いようにおもいますが、やはり漢字圏出身でない学習者にとっては漢字の壁は大きく、特に読解は難関です。読めない漢字に気をとられ過ぎて重要な本文の内容を掴むことができません。
イヤでも漢字の勉強をこなすしか方法はないのかな?と思います。
しかし、先月一緒に勉強したアメリカ人のMさんは、漢字をスラスラ読めて意味も理解していることに驚きました。
「どうやって漢字を勉強したんですか?」と質問してみると、かばんから任天堂DSを出し、「【大人の学習 金田一先生の日本語レッスン(ゲームソフト)】で勉強しています!」と得意げに見せてくれました。
ゲームで楽しみながら漢字を身につけるそのアイディアには感動しました♪

また、今回の授業で敬語の問題を集中的にやってみましたが、説明するにつれてG君のストレスが上がっていくのが見え、最後には「もう敬語はいいです。」と本を閉じられてしまいました。
敬語は日本人でさえ難しい分野です。
教える側の私がしっかり理解できていないために、学習者にわかりやすい教え方ができなかったことに自分の力不足を感じました。

(7班 Sさん)

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いちばん大切な部分を最後へすえ、あとは余韻でつつむー。これが日本の文章

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台湾女性、12月に日本語能力試験1級を受験します。
先週の聴解テスト正解率60%、本人も私も少し残念でした。

試験に向けて、不安を感じる言葉がたまに出てきます。
誰もが試験に望むに際して、多少の不安はつきもの。「なんとかなるさ」の気持ちを持ってもらいたいものです。
今日は1級読解問題、自分がやってきた不正解の問題をやり直す。文章を読んで、「言いたいこと」を選択する設問。彼女は、この「言いたいこと」の問題をよく間違うと言う。
ひとつの設問に、日本語についての次の文章があった。「いちばん大切な部分を最後へすえ、あとは余韻でつつむー。これが日本の文章、日本のことばの流儀である。」
彼女は、この問の答えも間違えていた。ほかの不正解問題を上の流儀に従い解いていくと、全問正解。こういう問題に対し、時間がなかったり、どうしても理解できないときなど、上の流儀を参考にして対処するよう指導する。止むを得ずの試験便法、半信半疑の様子ながら頷いていた。

(6班Hさん)

英語ではトピックセンテンスはパラグラフの最初に来ることが多く、文の要旨をつかむ問題では、最初の文をよく読むように指導しています。
日本語は逆ですね。便法ではなく、正しい指導だと思います。
写真は2級の聴解練習の模様です。
(広報担当)

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須磨浦山上遊園

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須磨浦山上遊園にハイキングに行きました。
阪神電車の梅田駅を10時に出発して約1時間で須磨浦公園駅に到着。
須磨浦ロープウェイで鉢伏山上駅へ。
カーレーターに乗って回転展望台に到着。各自昼食をとり、各自で辺りを散策しました。
幸い天候にも恵まれ秋の1日を楽しく過ごしました。
その後カーリフト、ロープウェイを乗り継ぎ須磨浦公園から帰阪。
5時過ぎ梅田駅に到着し自由解散となりました。また、来年が楽しみです。参加者は30名ほどでした。

(5班Tさん)

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その時に合った、やり方を模索していくことが大切

いよいよ11月。
日本語能力検定まで、あと一月になりました。

今日も聴解の練習が行われたので、会館の方は少し人数は減りましたが、ボランティアも聴解に取られているので、ボランティアが足りない状態でした。
私も二人同時に見てくれと頼まれましたが、あいにく私の担当している学習者は文法(語法)の説明が主なので、複数の対応は難しくお断りしました。(申し訳ありません)

「みんなのにほんご」を使っていますが、文法(語法)の練習は細かいことが多すぎて、少し戸惑います。
とはいえ、これより優れた教科書もなかなかなくて、本当に語学のテキスト作りは難しいなと感じます。
他の言語(英語等)のテキストも、自分で使ってみて、なかなか満足できるものはありません。
教科書作り、教え方ともに、これはベストというものは、なかなか見つからないので、いろいろなやり方を試してみて、その人、その時に合った、やり方を模索していくことが大切だと感じています。

勉強すればするほど、教えることのむつかしさを実感します。

(2班Fさん)

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半年前とは別人に見えるほど上達

今日は開講直前まで降っていた雨のせいか、休みの学習者さんが目立つ。

私の担当している学習者さんもお休みだったので、同じ班の別ペアにお邪魔させて頂くことにした。
このペアの学習者さんは、モンゴルから来た男性の方である。
実は、半年前に私が初めて市岡に来たときに、相手をして頂いた方である。

持参されていた日本語の教科書を開き、読解を始めて驚かされた。
初めてお会いしたときには「難しい、難しい」と言っていた助詞を難なく使いこなしている。
変格活用(だったか?)もほぼ完璧。
半年前とは別人に見えるほど上達されていた。

こういった発見は、私たちボランティアの「やる気」をかきたててくれる。
日々の積み重ねの大切さを教えられた。

(3班Yさん)

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