Category Archives: 学級日誌

初めての企画 お花見

20070331
市岡で初めての企画のお花見をしました。
学校近くの元町公園で、ご近所にお住まいの理事の大西さんのご協力もあり、りっぱなテントまで用意していただいて、とても盛大なものとなりました。
11時の開始時刻を少しまわった頃から、ぞくぞくと集まり、最後には35人ほどになり、予定の2時を1時間も過ぎた3時におひらきとなりました。日本酒、ワイン、ビール、泡盛まであり、食べ物もとても充実していて、ほんとうに豪華(?)な感じでした。残念ながら桜の満開にはまだ早く、ちらほらの状態でしたが、テントの中では話の花は尽きることなく咲いてました。このようなイベントのよいところは日ごろの班や学習者、ボランティアの垣根を越えて、話ができるということです。特にお酒がはいると いろんな一面がみえてきてとてもおもしろかったです。
以前市岡で、モンゴルの教育募金のようなものをさせていただきましたが、その支援をうけた男性も、昨日、日本に来たということでこのお花見に寄っていただきました。日本に来たばかりで、いきなりの日本語のシャワーにきっと面食らっていたことだと思います。でも、楽しい時間をすごしていただけたものと思ってます。
こういった交流をすることで、学習がしやすくなるのは必然です。また、みんなでこういった楽しい時間をもてればいいなぁ。
(教務・Kさん)

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ナインモール九条商店街の方のご好意でオリックス対北海道日本ハム戦の観戦に招待

ナインモール九条商店街の方のご好意で、プロ野球公式戦、オリックス対北海道日本ハム戦の観戦に招待してくださいました。
市岡日本語教室からもオリックスバファローズの応援に行ってきました。
座席は“バファローズシート”といって、一塁側バックネット裏のとても良い席をご用意してくださいました。小雨の降る中、ボランティアが9名、学習者とその家族や、学習者の友達とで14名、全員で23名集まりました。国歌斉唱は押尾コータローさんが素敵な音色のギターで、始球式は吉本興業の西川きよしさんが素晴らしいピッチングをそれぞれ見せてくださいました。
学習者の中には、初めて野球を見る人もいて、本物の球場や選手達のプレーに驚いたり、興奮したり、感激したりと、とても喜んでもらえたようです。またボランティアも普段話せない学習者と交流ができたりと素敵な時間を過ごせました。なかなかこういう機会は少ないので、この貴重な機会を作ってくださったナインモール九条の方々に感謝いたします。
結果はみんなの応援の甲斐があってかオリックスバファローズの勝利でした。
(6班Tさん)

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とよなか国際交流協会職員山下隆史氏の研修

20070302本日はボランティア研修会の最終回。なお、本年度の最終日でもあり、ボランティア登録受付も行われました。
本日の研修の講師は山下隆史氏(とよなか国際交流協会職員)で、表題は「場づくりとしての日本語ボランティア~日本語おしゃべり活動~」。
山下氏は日本語教師の経験もあると伺いましたが、現在は日本語教育というよりは、むしろ国際交流の方に軸足を置いておられるように感じました。日本語教育に真正面から向き合うには、日本語ボランティアの活動では時間的にも限界がある。そこで山下氏のたどりついたのが上記の表題かな、と勝手に考えながら聞いていました。といっても、日本に住んでいる外国人や研修生が気楽に学べる場は唯一ボランティア日本語教室でしょう。そして、学習者のニーズは、おしゃべりだけでなく、読み書きが出来るようになりたい、正しい言葉で意見が述べられるようになりたい、日本語能力試験に合格したい等々多様ですから、おしゃべりだけに終始するわけにはいかないでしょう。 でも、山下氏の“国際交流はまずおしゃべり活動から”というのはよくわかる気がしました。 
先週の来栖女史と本日の山下氏は若干視点や軸足の置き方が異なっているようですが、両講師のお話は大変参考になりました。
(2班 Iさん)

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静岡放送アナウンサーや日本語教師を経てフリーのアナウンサー来栖さまのお話

20070223
今日はボランティアのための研修の2回目でした。私が、こちらのボランティアに登録させていただいてちょうど1年。
研修は初めて・・・にもかかわらず、恥ずかしながら業務の都合で30分ほど遅れてしまいました。

静岡放送アナウンサーや日本語教師を経て、フリーのアナウンサーとして活躍なさっているを伺いました。
日本語の不思議を発見しよう・・・というところから、研修に参加できたのですが、大変興味深いお話でした。
『うれしい』と『楽しい』の違いや、『ゆうべはおふろにはいらないまま寝てしまいました』のおかしな点などを非常に分かりやすく説明いただきました。
ひとつひとつの例文・クエスチョンに対して、「何となくでもお分かりになる方いらっしゃいますか?」と、柔らかく聞いてくださっていたので、オーディエンスが参加しやすかったように思います。
終盤は参加者の意見交換(意見発表)も闊達でとても楽しい研修でした。
実践でも活かしていこうと思います。(5班Yさん)

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ボランティア募集説明会

本日は新規ボランティア募集説明会&先輩ボランティアの体験談、及び市岡日本語教室の概略説明の日でした。

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体験談は7班のSさんがしてくださいました。Sさんは現在大学4回生でこの春卒業し、オーストラリアで日本語教師として活躍されます。とても元気よく分かりやすく体験談を話されていた中で大変心に残った事は、日本語教育は外国での教育よりも現在の日本国内での教育が最も必要とされているのではないか、ということです。研修生として日本で働かれている外国人の方や日系2世3世の方々及びそのご家族などにとって、日本で生活をしていくためには言語は必須なわけです。そういった現状をビデオを通しグラフ化して説明をしてくれました。そうなると市岡のような地域密着型の教室が国内にもっともっとたくさんあるべきだと思いました。人と人とのふれ合いから多くを学ぶことが出来るわけで、ボランティアが一方的に教えるだけではなく、学習者の方から学ぶことも多くあるわけです。様々な文化を楽しむような気持ちで新規ボランティアの方々には是非とも多くの方に市岡に参加して頂けたらと思います。
(7班Oさん)

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オープンクラスでゲームを楽しみました

1年間最後の教室となり、オープンクラスでゲームを楽しみました。

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フルーツバスケット・伝言ゲーム、ゲームをしながら隣り合う人たちと会話を交わしていました。
ふだんと全く違う教室、今まで話したこともない人たちと、より多く知り合ってほしいですね。
続いて日本語能力試験合格者の発表、進級する人の紹介があり、本日限りで市岡を離れてゆく又は帰国する学習者の挨拶があった。 
市岡と関わった年数の長短・日本語レベルの違いはあっても出会いと分かれ、当たり前とは言え寂しくもなります。

市岡の休みの2ヶ月間、特に学習者は日本語を使う機会が少なくなり、少し寂しく思うことでしょう。
この間の彼らの成長を願いつつ、暖かくなる4月開始に向け、ボランティアのみなさん、元気に学習者たちを迎える準備をしておきましょう。

(6班 Hさん)

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2月3日(土)4日(日)ワンワールドフェスティバル

20070204
数ヶ月前から、市岡の有志によって準備されていた のための屋台がいよいよ本番を迎えました。
丸山さんのコーヒーとクッキー、大城さんの香港風鶏肉団子入りおかゆ、豆腐のデザートの豆花。朝8時半から会場(大阪国際交流センター 上本町)でセッティング。ところが、大アクシデント!前日大城さんが寝ずに仕込んだおかゆが、ここにきて焦げてしまいました。あせる、あせる!! 少し余分に持ってきたお米をもう一度研ぎ、車で来てくれてた秋元さんにおかゆを炊くIH対応の鍋と追加の米を買ってきてもらうことに。その間に豆花の準備。・・・が!! 今度はうまく豆腐が固まらない。大城さんは家で何度も試していて、うまくいっていたのに なぜ?! 原因が判明。家では陶器を使って蒸していたのが、今回はステンのボウルで蒸し、熱が伝わらなかったため。そこで、鍋を買いに出てくれていた秋元さんに連絡を取り、陶器のどんぶりと靴に入れるカイロ(寒かったぁ~!)を追加しました。10時の開店から1時間後くらいにやっと、おかゆと豆花を売ることができました。ひと安心(^O^q
市岡のボランティアのお手伝いも当日は10人以上。台湾の学習者3人もずーっと休むことなく、積極的に大きな声で宣伝してくれました。
コーヒーはフェアトレードのコーヒーで、お客さんの中にもフェアトレードに関心を持って買ってくれる方がたくさんいました。
前半どたばたの大慌てでしたが、後半の売れ行きはそこそこだったのでは?(リピーターもいました!♪)
私は途中で帰りましたが、多分大盛況の内に1日目を終えたことだと思います。(希望的観測?)
市岡以外の屋台では、ベトナム、チリ、ブラジル、などなど  また、食べ物以外でも世界のおもちゃの紹介、本、環境問題、ステージでの踊り、また、名前も知らない貧しい国の現状の紹介など幅広い催しがたくさんありました。
今回来れなかった方も次回は是非、遊びに行ってください。できれば市岡の屋台を体験してください!
(教務・Kさん)

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班内でのそれぞれの役割が自然とできていて雰囲気のいい教室だった

来週はオープンクラスのため、授業は最後の日となるので、どんなことがあっても行こうとしていましたが、仕事が長引いてしまい30分ほど遅刻してしまったのです。
でも、学習者が欠席だった仲間の1人が、きちんと代役を務めてくれていました。(きっと誰かが見てくださっていると信じておりましたが^^)

私の担当の学習者の方は広島大学の研究生として4月から広島へ行きます。
私は何も手助けはできなかったのですが、決まったと聞いた時の嬉しさは、きっと忘れることはできないでしょう。
本当に嬉しかったのです。
一年を振り返り、班内でのそれぞれの役割が自然とできていて、みんなが1つになってやっていこうというふうな、とても雰囲気のいい教室だったな、と思います。
私は参加して1年ですが、多くを学ばせていただきました。
次の春からも諸先輩方の様々な教え方を見習って、楽しくがんばっていきたいと思います。
来週のオープンクラスは盛りだくさんの楽しいゲームもあるようです。
みなさん、出来るだけ参加して、楽しんで下さい。

7班(Oさん) 

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日本に来て数ヶ月の中国人女性

今日の学習者は、日本に来て数ヶ月の中国人女性です。
昨年にも2回ほど一緒に勉強をした人です。
日本語はまだ入門レベルで、数字の読み方、月、曜日の表現などを勉強しました。
本人持参のテキストで、単語をひとつずつ発音練習しました。
彼女は読みやすいように、ひらがなの横にその発音に似た漢字を書き込んでいたりします。
日本人が英語を読むためにカタカナ表記を添えるようなものなのでしょう。
普段は仕事をしているようで、日本語の勉強の時間があまりないのではないかと想像します。
そのせいか、以前に勉強したはずの内容からあまり前に進みません。
しかし、毎週休まずに教室に来ているようなのでもう少し効率的な勉強方法はないかと考えているところです。

(1班Aさん)

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大盛況

今日は大盛況でした。
新たな学習者の参加が、先週は18名、今日は10名ということで、隣の席では一人で3人の学習者の相手をしているといった状況でした。
この3名の学習者は先週来たばかりですが、同じメンバーで2回目とあってか、話がずいぶん弾んでいました。

現在私が担当しているインドネシアからの研修生も、最初の2回ほどは同じような状況だったせいか、顔なじみも多く、授業の後などお互いによく声を掛け合っています。
最近、ボランティア不足気味ですが、以前、ボランティア余りで、手持ち無沙汰のボランティアが次々と欠けていった状況よりは、雰囲気はずっといいと感じました。

今日は偶然かもしれませんが、計画的に学習を進めているペアと、日本語で楽しくおしゃべりしているグループが、うまく割り当てられてた日でした。

(2班 : H.I.さん)
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今日は、先週同様2人の学習者を担当した。
台湾から約1年前に来日し、6月頃から市岡に来ているCさんと、同じく台湾から去年の4月に来日し、Cさんと同じ学校に通うSさん。
先週CさんがSさんに市岡日本語教室を紹介し、連れて来てくれたのである。Cさんはとても勉強熱心で、いろいろな日本の言葉を日々使えるように努力している。実際、いろんな場面で的確に使いこなしていて、さすが!と感心する場面も多い(去年、日本語能力検定試験1級受験)。また、日本の好きなドラマの使えそうなセリフを沢山ノートに書き出したりしている。そんなCさん達、実は日本のアニメにも精通で、今日は彼らが持っていたアニメの小冊子で、現在放映中(だそうだ)の、とあるアニメのあらすじや登場人物の関係などを、詳しく話してくれた。所々戸惑う言葉を修正しながら(使い方や読み方など)。最近の日本アニメにあまり興味のなかった私だったが、早速、来週そのアニメ番組を見てみたくなった。(因みに木曜深夜1時25分から毎日放送で) それ程一生懸命に説明してくれ、彼らの日本アニメに対する関心の高さと、日本アニメの凄さを、恥ずかしながら改めて実感した。また、彼らはただ単にアニメに関心があるだけではなく、アニメを制作するに当たっての製作会社と玩具会社との仕組み、関係や、日本の声優業界にも詳しく(私がうといだけなのかも…)、台湾の声優業界との違いなども話してくれた。勉強不足な自分を感じつつも、今日も楽しい時間があっという間に過ぎた!もうすぐ休みに入るのが淋しいな~。
(6班 Tさん)

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