Category Archives: 学級日誌

大沢酒造酒蔵見学と新酒試飲会に参加して 1月31日(日)の学級日誌

1月31日(日)
穏やかに晴れ渡った冬の日。市岡日本語教室の先生たち、生徒たちと一緒に大沢酒造酒蔵見学と新酒試飲会活動を参加しました。
午後12時50分、皆阪神今津駅に集合し、活動の説明を聞きました。
そして、皆喋りながら歩いて関寿庵(せきじゅあん)と言うお店までいく、大関(おおぜき)酒造の新商品を試飲しました。
試飲30分ぐらい後、皆で大沢酒造を見学に行きました。大沢酒造工場の責任者は会社の歴史、お酒生産過程を詳しく説明しました。創業250年の歴史を持つ西宮郷唯一の木造蔵で、昔ながらの手作りの工程で仕込んでいます。「醸造用玄米」は酒造専用に厳選された兵庫県産山田錦を使用しています。玄米の外側を削り取って、タンパク質・脂質・灰分などを取り、酒の味と香りを高めます。
午後3時から、白鹿酒ミュージアムを参観に行きました。「黒松白鹿」醸造元の辰馬本家酒造株式会社は、日本人の生活文化遺産である酒造りの歴史を後世に正しく伝えていく事を目的とし創業320年にあたる昭和57年(1982年)に白鹿記念酒造博物館を設立し【酒蔵館】と【記念館】で構成された博物館を開館しました。
白鹿酒ミュージアムに参観した後、有名な西宮恵比須神社を参拝にしました。先生から聞きました、外国人の願望も達成することができます(笑)。
最後、皆と一緒に有る有名な中華料理お店に食事をしました。
あの日はめっちゃ嬉しかったし、皆からいろいろことを勉強しました。皆さんに本当に有難うございました!
(1班 宋さん)

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久しぶりににぎやかに 2月5日(金)の学級日誌

2月5日(金)
 このところ何週か続けて学習者の少ない日が続きました。寒波のせいで寒い日が続いていたせいかもしれません。今週は、旧正月前でもあり、学習者は少ないのではと心配していましたが、久しぶりに大勢の学習者が集まり、賑やかな教室となりました。中国で日本語教師になった元ボランティアも春節の休みで一時帰国して元気な顔を見せてくれました。離れていた家族が集まるお正月らしい、たのしい教室でした。
(4班 Fさん)

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One World Festival ワンワールドフェスティバル

2月6日(土)
2月7日(日)
 2月6日、7日の週末、今年も恒例のワンワールドフェスティバルに参加しました。ワンワールドフェスティバルは関西では最大の国際交流のイベントです。関東のことはわからないので、ひょっとすると日本最大かもしれません。国際交流関係のNGO、NPOなど、さまざまな団体が参加しています。
 市岡日本語教室では、10年以上前からみんなのキッチン部門に民族料理の屋台を出して参加しています。これをきっかけにボランティアを始めてくれた人や、学習を始めた方も大勢います。今年のメニューは、チヂミ、トッポギ、ホットク、ゆず茶と、韓国料理になりました。これも、多少の変化はありますが、基本的には変わっていません。
 朝早くから大勢のボランティアの人たちや学習者さんたちに手伝っていただきました。また、当日だけ手伝いに来てくれた高校生などもいて、こちらも賑やかでした。さいわいお天気にも恵まれ、多くの人たちに楽しんでいただけました。ご協力くださったみなさん、来場していただいたみなさん、ありがとうございました。
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新規ボランティア募集 Mu-Chaに掲載されました。

mucha23月の新規ボランティア募集の情報が、現在発行中のMu-Chaに掲載されています。

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大阪華町絵巻

1月30日(土)
 七夕まつり等でいつもお世話になっている隆勢会の田所隆勢さんたちが、大丸劇場で開催された「大阪華町絵巻」という舞台に出演されました。何曲か民謡を披露されましたが、見事な歌声で観客を魅了しました。

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シャイなQさん

1月29日(金)
この日はこの季節にめずらしくしっかりとした雨で、全体的に学習者がとても少なかった。
私がこの日に担当したのはベトナムのQさん。日本に来て、まだ半年の青年だ。研修生として来日、日本語はベトナムで3か月勉強しただけだという。班長からは「日本語での会話を望んでいる」とのことだったが、自己紹介の時点ですごく緊張しているのか、震えて言葉が出てこない状況。というわけで、Qさんの持ってきていたテキストを一緒に勉強することに。Qさんは仕事の後毎晩2時間、日本語の勉強をしているそうだ。その勉強方法は「文章を書き写す」。ノートを見せてもらうと、なかなか難しい漢字を使った文章もある。
シャイなQさんとは、会話だけで学習を進めるよりも、書くことを混ぜた方がよさそうな感じがしたので、後半は私の質問に口頭で答えてもらい、それをノートに書いてもらうスタイルにした。
「好きな食べ物はなんですか?」という質問には「わたしはさかなのてんぷらがすきです」と答えた。「魚」や「好」の漢字を一緒に書いた。Qさんが私に「天麩羅は好きですか?」と聞いたので、私は「烏賊と海老の天ぷらが好きだ」と答えた。Qさんは海老はよく食べるが、烏賊は食べたことがないという。ベトナム料理には烏賊は入らないのだろうか?
「好きな色は何色ですか?」という質問には、自分の服の色を指さして笑っていた。「グレー」だ。色は白と黒以外はわからないようだった。「グレー」は英語(からきた外来語)。しかし、今日本人で、「グレー」を日常生活で「鈍色」「灰色」とか「鼠色」という人は少ない気がする。この日、私はQさんには「グレーだね」と伝えた。それから、目に入るいろいろなものを一緒に指差して、色の名前を学習した。いつかもっと日本語の勉強がすすんだら、美しく繊細な日本の色の名称も伝えられたらなと思う。
(5班 Bさん)

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1年半ぶりの復帰 1月15日(金)の学級日誌

1月15日(金)
私は、一年半程日本語教室を休んでおりましたが、昨年11月よりまた参加させて頂いております。
久しぶりの教室は新しい学習者も増えていましたが、私の事を覚えてくれていた学習者もおり声をかけてくれました。
今私が担当している中国の方は22日の教室を最後に、中国に帰国されます。
彼女はとても明るく気さくな方で、いつも楽しく学習しています。
いつも思うのですが、日本人でありながら日本の文化や日本語の意味など曖昧にしか解ってなくて、説明に困ることも多々あります。 
学習者を通して私自身ももっと日本の事を知らなくてはと思います。
4年後には東京オリンピックは開かれます。 
今後益々色々な国の外国の方が来日されます。
市岡日本語教室にももっと学習者の方が来てくれればとおもいます。
(3班 山口久美子さん)

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1月15日の学級日誌

とてもシンプルな学級日誌が学習者から届きました。

1月15日(金)
期日:1/15
時間:7:30
名前:林 振翔
国籍:台湾
先生:小林 先生
学習內容:
日本語の「都合」学習しました、意味を理解しました

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もちつき大会  12月13日(日)の学級日誌

12月13日(日)
天保山餅つき大会のこと
 あたたかく、朝から快晴の、まさに餅つき日和の13日でした。初めて参加させてもらう私の胸は道中ずっと、弾んでおりました。AM10:00マンションの駐車場には、もう中央に、ドンと台座にのった石臼が置かれ、傍には杵が数本入った大容器が、そして二か所に設置された蒸籠(せいろう)からはすごい勢いで蒸気が立ち昇っており、「飛び入り参加大歓迎」と書かれた立て看板や高机の設置床磨き等、準備作業の真っ最中でした。・・・
 いよいよ餅つき、杵でこねて、返し手と声かけあいながら、杵を振り上げ餅をつく、若い学習者さんの何とも良い笑顔!!みんなで、つきたて、熱々のお餅をうまく丸めていく楽しさ!心地よさ!最高でした。
 天保山商店会の方々の寛容な心意気、エネルギッシュな行動力に心から感謝しています。
 東アジアの餅の文化が受け継がれていくことの幸せをかみしめ、実感しております。
(5班 五味久美さん)
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福島出身の見学者

12月18日(金)
今年最後の教室は、急に前日から冬らしい寒さになったにもかかわらず、定刻7時には学習者、ボランテァでお部屋はいっぱいになりなりました。この秋10年めに入った学習パートナーのOさんと、10月には「市岡20周年記念式典」で大役も勤めさせていただいたことなど振り返りながら「外来語」「カタカナ英語」「音読」・・・ 「今年の〆」(笑)を頑張りましょう!と張り切っていました。
そこへ教務の前田さんが、ひとりの見学者をお連れになって「彼女は台湾で中国語の勉強もしていて、今日はOさんと3人で進めて!」とのこと。Oさんから「ではまず自己紹介を、中国語で!」。にこやかに、速やかに答える見学者のTさん。ここから始まった彼女の物語は、まさに事実であり現実であるだけにお話を伺うOさんと私も平静ではいられない場面もありました。(一端を記してみます)
あの東日本大震災2011/03/11のことです。福島で生まれ育ち、ご両親が市内で幼稚園を経営なさっていたけど高台だったので全員無事、でもご自宅でひとりお留守番をされていたお祖母さまを地震の直後、お父様が車で迎えに行かれ、連れ出して逃げた直後に「家」は流されました・・・と。
「家族全員が無事だったので幸いです」と、当時は関東で仕事をしていて、その後大阪に出て来たいきさつや近況を明るく爽やかに話して下さり救われる感じでした。思い返せばあの大災害、津波の恐ろしさはTVで何度も繰り返し観ることはあったけれど、実際に被災したFUKSHIMAの方からナマの言葉で聴くのは初めてでした。
勤務がシフトなので毎回は無理ですがとても楽しかったのでぜひ参加したいとの感想にほっとしました。帰りの電車でも3人で一緒に話しながら「女3人姦しいですね」のOさんのひとことにまた爆笑!
本年の最終授業終了5分前には中国海南師範大学 日本語学科の曹先生のお話がありました。
皆さん、今年もいろいろな事がありましたね。今、XmasキャロルのCDを聴きながら書いています。飲み過ぎ、食べ過ぎに注意してどうか楽しいクリスマスを! そしてお健やかに新しい年をお迎えください。
来年2016年1月8日には元気に「市岡」でお会いしましょう。
(1班 皇 暢子さん)

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