Category Archives: 学級日誌

台湾からの学習者 10月23日の学級日誌

10月23日(金)
とても秋らしい爽やかな日が続き日も短くなり、秋も深まってきました。今日は、いつもより少し早く家を出ました。教室に入るともう席に着いてる、今風のヘアースタイルの男の子がいました。今日は、彼を担当することになりました。台湾から来たSさんです。3ヶ月の語学留学だそうです。日本人と話をするのは、日本語学校の先生以外は、この教室だけなので、会話中心でとの事です。台湾では、プログラマーの仕事をしていて、日系企業に就職を希望してます。会話はどんどん進みスペインに出張していた時の事など、私はイタリアでスリに会いそうになった話など、あっという間に時間が過ぎました。彼は、日本に来るのは3度目で日本が大好きだそうです。私も日本が大好きなので本当に嬉しくなりました。
最近、担当しているKさん、久しぶりに来たTさんは、学習者がお休みの人達にお願いしました。今日の3班は、全員が、1対1でした。
(3班 水原さん)

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地域福祉推進功労者表彰

10月21日(水)
平成27年度大阪市社会福祉大会において、市岡国際教育協会が地域福祉推進功労者表彰を受けました。
2015_10_21

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若いボランティアが増えた 10月16日の学級日誌

10月16日
 秋風が心地いい季節になり、16日の日本語教室にもたくさんの人が集っていました。
 20周年の式典が済んで、落ちついてきつつありますが、12月の日本語能力試験が迫ってきている事もあり、一段と日本語学習に気合が入っている人が増えてきている気がします。
 新しく訪れる学習者の人もぱらぱらといるのですが、なかなか継続して通って来てくれる人が少ないように感じます。頻繁に新しい人の登録カードの記入をしているように思えます。折角、1度来てくれたのになかなか次の足が向かないのはどうしてでしょうね?と今更ながら考えたりしてみますが、その解答に辿り着けることはありません。
 ただ、ボランティアは若者の定着率が上がってきているように思えます。文字通り老若男女が同じ目的で集っているというのは素晴らしい光景だと思います。
 日本語を一生懸命学んでいる学習者の人たちもたくさん通って来てくれていて、彼らの向上心や成長に感化されるのも嬉しく思っています。日本語教室に通い始めた頃と比較して、日本語の上達だけでなく、どんどん頼もしくなっていく学習者の人たちから受けるパワーは気持ちよくて癖になりますね。
 これからもこのパワーを堪能しつつ、新しい試みもして行けるようにと思います。
(2班 神原ひとみさん)

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トリリンガルの学習者 10月9日の学級日誌

10月9日(金)
今日はオーク生涯学習センターでの日本語教室だった。私が担当している学習者さんとは1か月振りだ。彼女はこの1か月間、国に帰っていたので、どれくらい日本語を忘れているかなと心配したが、韓国の実家で過ごした話や友達と遊びに行った話など、むしろ前よりスムーズに話せていた。話したいことがあると会話する力がつくのが速いような気がする。彼女は好奇心旺盛で行動力もあるので、本当に上達が速い。
彼女が日本に来てちょうど1年経つ。初めて市岡に来たときは、ひらがな・カタカナも覚束なかったのに、この1年で日常会話は問題ないところまで上達した。
彼女の母国語は韓国語だが、小学生の時に中国に引っ越したので中国語も話せる。13年以上中国語を使っているのだから、第二の母国語といえるはずなのに、最近日本語とこんがらがって中国語を忘れそうになることがあるらしい。それくらい日本語が身についたってことだからそれはいいことだよ、と言うと、でも中国語も忘れたくないから中国人のクラスメートと中国語で話すようにしているという。3か国語を話せる彼女が羨ましい。
もう1年日本で勉強するそうなので、彼女の日本語が中国語を超えるくらいになるようにサポートしていきたいと思う。
(1班 岡田さん)

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20周年記念行事

10月4日(日)
市岡日本語教室の20周年記念行事が行われました。
1996年5月に発足した市岡日本語教室は今年20年目を迎えました。それを記念して式典等が行われました。
第2部では学習者による日本語スピーチ大会。皆さん達者な日本語で日ごろ感じていることなどを発表してくれました。
第3部では、隆勢会による日本民謡の披露や学習者に寄る民俗音楽・民族舞踊などの発表がありました。
一般の方や外部の方も含めて多くの人が参加してくださり、盛大な会となりました。
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研修で習ったことを実践して 10月2日の学習日誌

英語圏出身のレギュラーパートナーとの学習
日常は英語だけで暮らしている彼はついつい英語で話し、日本語がなかなか覚えられない様子。

シルバーウイークの旅行の話を聞きながら、簡単な日本語の文を書いてもらう。
簡単な文でも初めての単語が出てくる。
字をあまり書いていないと覚えていたはずのひらがなでさえ唸らないと出て来ないこともあるようだ。

終了30分前ほどが来たら一旦書いたもの伏せて今日話したことを思い出してもらう。
新しく覚えた言葉はあるか聞いてみる。
復習のはずがまた違う話に飛んでいたりもする。

ボランティア研修の萩野先生のお話を参考に進めているつもり。
話しをさせる、私がメモを取ってそれを元に文章を作ってみる。
そこから何か発見がないか探す。

もう少しこのような教え方を実践していこうと思っている。

(5班Yさん)

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聴解のトレーニング 9月25日の学級日誌

9月25日(金)
 仕事で京都に派遣されていたZ君が3週ぶりに出席。彼は、来年夏にN3の受験を目指しています。
 日頃は、単語や言い回しの言葉中心の学習ですが、誰しも苦労すると聞いていた聴解のトレーニングのため、スマホにMP3でメモった練習問題を廊下のソファーに座ってトライしてみる。想定通り、複数人の行ったり来たりの会話や、待ち合わせ時刻のやり取りになると苦戦。そうだろうな、技能研修生は、日常の仕事で日本人とあれこれ話す機会が少ないんだろうと納得。
 市岡での日本人と1時間半の会話は、生きた日本語に触れる好機になってるんだと改めて認識でした。 
(4班 原さん)

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N1目指す彼女にエールを 9月18日(金)の学級日誌

9月18日(金)
介護の仕事をされているベトナム出身のグェン ティ チャンさんと見学者を交えて学習。
彼女は日本語能力試験N1を目指して勉強しています。見学の方には悪いのですが、少しでも学習書のページを進めたいので、日常的な会話は各章の間にほんの少しだけ。文法の本と語彙の本を交互に進めています。最近はずっと語彙の勉強をしていますが、日本人でも普段の会話に使い分けが出来ているかなと思いつつ、説明する私自身も一苦労。きちんと予習復習して頑張っている彼女にエールを送ります。
(3班 松浦さん)

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教科書だけでは伝えられない事 9月11日の学級日誌

9月11日(金)
今年の4月からボランティアをはじめました。早いもので、もう半年が経とうとしています。
香港出身の学習者さんと梅田へ出かけました。その際に、「なぜ『つるつる』と言うの?『つる』だけでは駄目なの?」と訊かれました。学習者さんは擬態語(さらさら、つるつる、ボコボコ)などを学んでいる最中でした。普段自然と日本語を使っている私には考えたことも無いことでした。また、「さらさら」と「つるつる」の違いも尋ねられました。感覚的に覚えてきたものなので、いざ説明しようとすると少し難しく感じました。
化粧品店やカフェの広告には沢山の擬態語が使われています。特に私や、学習者さんのような二十代女性には「すべすべ」、「つやつや」などの単語は大切です!!
このボランティアの良さの一つは日常生活で使う「生」の言葉や文化を伝えられる事だと考えています。教科書では説明仕切れない、細かなニュアンスなどをこれからも伝えていきたいです。
(2班 藤川莉帆さん)

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9月4日の学級日誌

9月4日(金)
この数日間、急に雨が降ったりして不安定な天気が続いていますが、今日もたくさんの学習者さんが来てくてました。
私は、始めてこの教室に来た台湾人の陳さんを担当しました。彼女は日本語を勉強して一年も経たないのに会話がスムーズにでき、日本語能力試験N2をめざして頑張りたいとのことでした。私は陳さんの積極的な姿勢にとても感心しました。
 1班全体としては、10月4日(日)の20周年記念行事開催に向けて、班長さんをはじめ皆さん頑張っています。
(1班 高澤英子さん)

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