Category Archives: 学級日誌

2月1日(金)学級日誌

 2月になって4班が学習者の受付当番のため、久しぶりに受付席に着いた。1月から台湾の学習者が増えた気はしていたが、席に座って、学習者と挨 拶したり出席表を見ると、ホントに台湾が多いことを実感。今日も新しい、台湾を含む学習者が来て4班も数名を引き受けたものの、何人かのボラン ティアから休みの連絡があり、急いで4班へ。ボランティア5人、学習者8人 そのため、新しい学習者を担当することに。R君(台湾)とKさん(台 湾)、最初は 僕が台湾に行った時の話などでウォーミングアップをしてから情報収集。ふたりは同じ日本語学校に在籍中で、Kさんの友だちが市岡に 来ているので、今日は友だちと一緒に来たとのこと。彼女は、台湾の大学で日本語を学び、さらに今も日本語学校で勉強している。日本の大学で経営学 を勉強したいそうです。神戸の景色や街並みが好きで神戸大学に行きたいと笑顔で話してました。R君は台湾の大学院で材料工学を学び、Army(彼 の表現のママ)にもいた、とのこと。偶然 新聞で、台湾の徴兵制廃止に関する記事を読んだことを思い出して、その話も少ししました。彼の将来につ いて質問すると、とりあえず日本の大学院に行きたいとのことで、有名国立大学の名前を数校あげました。さらに東北大学が材料工学に強いことも知っていました。日本に来てまだ 間がないのによく知ってるなと思いました。(前田注、KS鋼を発明した鉄鋼の世界的権威と言われた本多光太郎の伝統があります。ただ、最近の事 情は彼のほうが詳しいと思います)
今日は初日なので、雑談でしたが、来週からは彼等が望むような学習形態にしようと思います。Kさんは近々始めるウェイトレスの言葉使い心配してま した。
是非とも市岡での学習、続けて欲しいです。
(4班 前田さん)

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1月25日(金)学級日誌

 寒さが一段と厳しくなっているにも関わらず、区民センターの学習室は熱気でいっぱい。元気な声が飛び交っています。日本語検定のテキストでの勉強や、これから行く旅行先の相談をしたり、学校や職場の話をしたり、学習者により学習の手法は様々ですが、みな楽しそうに日本語で話しているのを見ると、ボランテイア冥利につきます。 今回3班では25日の学習後、毎年恒例の新年会を区民センター近くの居酒屋で行いました。学習者・ボランテイア合わせて22名、吉田理事長・大西副理事長も参加いただきました。居酒屋側の不手際があったものの、みんな楽しい時間を過ごすことができました。参加していただいたみなさんありがとうございました。 当班でも、3月や4月で帰国する学習者が多く、3月には送別会ラッシュになりそうです。さびしいですが、日本での楽しい印象や、レベルアップした日本語能力を持って帰ってもらえれば、うれしいことです。
(3班 Aさん)

2班は26日に場所を変えて新年会をしました。こちらも盛況でした。
(2班 Fさん)

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1月18日(金)学級日誌

 先週 2班に入ってくれた3人の台湾女子留学生、今日も来てくれるか?7時少し過ぎて2人来てくれ安堵した。1人は欠席と。今日も新学習者、韓国釜山出身の男子留学生、金さんを受け入れ台湾留学生を含め、それぞれ担当のボランティアが決まり、班としても益々充実してきた。
9月に来日した林枝慧さんが、1月20日に帰国するので、学習後,修了証授与式があり、ハニカミながら、お礼の言葉で「市岡日本語教室に来て、たくさんの友達もでき大変よかったです。」が心に響いた。その後、弁天町駅近くで、ささやかであるが「送別会」をした。4ケ月の間に北海道や四万十川など旅行した話や、帰国したら彼氏が待っていると、2人で仲良く写っているスマートフォン映像を嬉しそうに見せてくれた。近いうちに、台湾に旅行に行くので再会を約束した。
(2班 田渕さん)

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1月11日(金)学級日誌

皆さん、明けましておめでとうございます。

昨年に引き続き、今年も何故か年明けの学級日誌を書くことになりました。これも、何かのご縁なのか、はたまた私がめでたい人間だからなのかは知 りませんが、そんな事はさておいて…。
今日はいつも通り、港区民センターでの日本語教室でした。たまたま、ボランティアを待っていた中国の学習者さんと日常会話をしました。去年の9 月に来日したばかりで、あまり日本語で会話する機会がないのでこちらの教室に来たそうです。趣味がアニメ、マンガだったので、私が見損なったアニ メの最終回のあらすじを説明してもらいました。まだ、あまりスムーズではありませんでした が、辞書を引きながら、頑張って話してくれました。冬休 みには友達と飛行機で東京ディズニーランドとスカイツリーへ行って来たとか、うらやましい話です。
「往復飛行機なんて、豪勢な旅だね!」と言いますと、期間限定の格安チケットで約1万円だったそうで、最近の旅行事情には疎いので、ちょっと感 心してしまいました。お正月は住吉大社へ初詣に行ったそうです。「何をお願いした の?」と聞きますと、「恋人ができますように!」という事でし た。日本人の恋人が出来たら、どうしても思いを伝えたいと思うので、きっと日本語が上達す ると思います。早く、良い人が見つかるといいですね。
終わってから、1班の班会議をしました。この日本語教室をもっと良くするに はどうすれば良いか、今までのやり方をずるずると続けるのではなく、 新しい ボランティアや学習者の班毎の人数を 同じにして偏らない様にするとか、折角 真面目に来ても学習者がいないボランティアのフォローなど、皆から出された色々な改革案を少しずつでも実行 に移し て、学習者にはもっと魅力的な、ボラ ンティアにも居心地の良い教室にして行きたいねというような結論でした。
(1班 加世田さん)

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12月16日(金)

 今年最後の日本語教室は、オープンクラスの‘茶話会’でした。 テーマは‘お正月’ 日本のお正月や、各国のお正月ついて、お菓子を食べたり飲み物を飲んだりしながら楽しく話し合い、普段なかなか話す機会の無い学習者さんや、 ボランティアの人達と交流を深めると言うのが目的だったのですが、皆さんいかがでしたか? 私は、今年の4月からボランティアに参加し、イベント係をさせて頂いているのですが、今回のような‘茶話会’は初めてだそうで、賛否両論ある かと思いますが、私個人の意見としては、ゲームや七夕祭のような参加型のイベントも楽しいけれど、今回のような茶話会スタイルも、和気あいあ いと和やかな雰囲気が漂っていて、‘いいんじゃないかな’と思います。 まぁ、どんな形であれ、学習者の皆さんとボランティアの方達が、イベントを通じて‘絆’(今年の漢字ですね(^_^))を深めて行けたらいい ですね。 ボランティア1年生でまだまだ未熟ですが、来年も頑張りますので、皆さん宜しくお願いしますm(__)m
(3班 山本 恵さん)

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11月16日(金)学級日誌

 私は今年4月のスタートより、担当の生徒を受け持たせてもらっています。3月の末に見学に来ていきなり、一人の(その頃21歳)の女性と巡り逢いました。簡単に担当を持たせてもらっ たと言うよりも、巡り逢うべくして逢ってしまった彼女です。私は初めてだし、緊張しいだし・・・その心配を埋めるかのよう に彼女は私の心の中に自然に飛び込んで来てくれました。今日は市岡の感想をと言うことでしたが、授業が 始まると正直、生徒と私の二人の世界です。他のことは聞こえてこないほど。普通に感想で良いとのことでしたので生徒とのこ とを書いています。生徒は最初私のことをどう呼んで良いのか?悩んでいたように思います。先生にしては頼りないのでしょ う。ある時から「おかあさん」と呼んでくれるようになりました。私も子供がいないのでそう呼んでもらうことが嬉しいし、純 粋で真っ直ぐな彼女は日本語を少しでも上手になりたいと言う姿勢を私に見せ、私もそれに応えるべく色々な参考書を書店に見 に行ったりしました。「早くおかあさんに会いたい」「少しでもおかあさんと話したい」といつも言ってくれるし、私も気持ち は同じです。それに生徒は私に「おかあさん、私がタイに帰っても忘れないでください。」胸を打つ言葉でしたし、勿論、忘れ るわけがありません。最後にお別れがくるときに私自身の気持ちはどうなるのだろう?と思うぐらい本当に良い生徒と巡り逢えたと思っています。彼 女に巡り逢わなかったら今の楽しい気持ちの私は半減していたでしょう。でも、ここ市岡教室の門を叩かなかったらこの出逢い はなかったのです。市岡教室に感謝しています。 皆さんも色んな想いで来られてる方々でしょし、良い方がお集まりだと承知しています。市岡教室がいつまでも 日本と諸外国を繋ぐ架け橋となって居続けてください。
(2班 沼田さん)

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12月14日(金)学級日誌

市民学習センターでの開催となった今日、3~5班の教室で は学習者の欠席が目立ちました。先月から一、二週おきに会場が変わっているからややこしい、クリスマスシーズンの週末で外に誘惑が多い、寒 い、と様々な原因が考えられますが、出席したくても仕事やアルバイトが忙しくて来られないという人も少なからずいるようでした。私が担当して いる台湾出身の学習者さんもその一人です。一年間のワーキングホリデービザで滞在している彼女はアルバイトに応募しても「数ヵ月後には帰国し てしまうから」という理由で断られることが多く、ようやく採用になったベッドメーキングの仕事では必要な額の収入を得ることができないという 状況でしたが、この度めでたく希望にかなうアルバイト先が見つかったと連絡がありました。但し夜8時までの勤務なので、日本語教室にはもう行けない、と。とても人柄が良く、 学習にも意欲的だった彼女と今後教室で会えなくなるのは本当に残念ですが、職を得た知らせは私にとっても大変喜ばしいものですし、他で会う機 会もまだまだあります。教室後の課外活動(?)にはいつでも参加してねとメッセージを送信すると、早速勤務終了後に友人も連れて来てくれ、皆 で楽しい時間を過ごしました。今後もアルバイトが休みの日には学習やイベントにぜひ参加したいとのこと。これは担当である私一人だけでなく、5班や他の班の皆さんが日頃から彼女に声をかけ、温かく接してくださっていた からこそ出てきた言葉だと思います。このような心の交流ができる市岡日本語教室に改めて感謝した一日でした。

(5班 Aさん)

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12月9日(日)もちつき大会

 天保山商店会のもちつき大会に参加して来ました。前日から気温が下がり、大阪でも雪の降った地域があったそうです。寒風が吹く中を、学習者達が来てくれました!
長身の体に私のエプロンを着せられ、可愛らしい姿に変身した台湾の男性は、背中を丸めて、優しくていねいに餅を丸め、とてもきれいに仕上げていました。ネパールのカフレさんは、初めてとは思えないほど上手に餅をついていました。パワーもあるので、商店会の方も、来年からレギュラーで来て欲しいと思った程です。
参加してくれた皆さんに「餅つきはどうですか?」とたずねると、「初めてです。すごく面白い!」と言ってくれました。
靴に入れたカイロも餅つきが終わる頃には効果がなくなり、体の芯まで冷えてしまいましたが、皆の楽しそうな顔を見られたので気持ちは温まりました!
最近は商店会も厳しいそうで、商売変えをする方もいるそうです… そんな状況でも私達を暖かく迎えて頂き、商店会の方々には本当に有難く思っています。また来年も参加したいと思います。
(イベント係 大城さん)

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12月7日(金)学級日誌

 今日は台湾の林さんを担当しました。彼女はワーキングビザで一年間日本に滞在していましたが中々仕事が見つからずにいました。けれども、漸く、今日から二月間限定で運輸会社に勤務し歳暮商品の仕分作業を始めることになったそうです。8時間力仕事をしたせいか小柄な彼女はあちこちが筋肉疲労で凝っていて辛そうでしたから少し自信が有る私なりのマッサージのツボを教えながら身体の部位の名称を勉強して貰いました。マッサージで少し筋肉疲労は和らいだようでした。
(4班 Kさん)

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11月30日(金)学級日誌

11月も今日で終り。美しく街を彩った紅葉もはらはらとを散って足元をかすめてゆきます。夜風が冷たい今日も大勢の方が元気に出席されました。ただ日本語能力試験が近いせいか、学習者は何時もより少なく感じられました。教室への往復の時間も惜しんで勉強されていることでしょう。よい成果が挙げられることを祈ります。
今日は学習者と会報に載せる原稿をまとめていました。読み書きよりは聞く話すことを得意としている彼は、日本語で文章を書くのは初めてで、少し大変だったようです。働きながらこの教室だけで勉強してきた彼にとって無理からぬことです。でも、頑張って書いてくれました。彼の思いが素直に伝わる文章になっていると思います。
廊下には11月25日のハイキングの写真が貼り出されていました。美しい景色を見ながらのハイキング。続いての酒造会社の見学会。美味しいお酒を頂いて、幸せそうな顔、顔、顔!!
イベント係さん、ありがとうございました。また楽しいイベントを計画して下さいね。
(3班Mさん)

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